土と脂 の商品レビュー
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短文の書籍紹介に、近年着目している菌根菌というキーワードが見えた気がしたので読んでみることにした。 結果からすると菌根菌を特筆した内容ではなく、期待した知識を増やしてくれるものではなかった。 オーガニックというキーワードに読み手は若干ナイーブなところがあり、読書中にそれが敏感に反応して辟易させられたが、本書の立場は概ねニュートラルといって差し支えなかろうと思われる。オーガニック農法と、オーガニック農法でないことを示すために命名された"慣行農法"とを、環境再生型(リジェネラティブ)農法という天秤に乗せてはかろうという趣旨の内容に読める。ややオーガニック寄りではあるように見えるにせよ。 34ppmと41ppmを比較する表現として「28%高い」と書いたり、「50パーセント増加」と書いた次の行で「五分の一以上増え」と書くなど、学術というよりはジャーナリズムまたは人文的な臭跡があり、フラットな心持ちを維持するのが困難であったにせよ。
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うすうす感じてはいたけれど、たくさんの科学的根拠と実例を挙げられると、ああやっぱりという落胆の気持ちと、具体的にどういう選択をすれば、これから世界が良い方向に向かうのかがわかる。少しだけ希望が持てる。
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「土の文明史」「土と内臓」を読んですっかりデイビッド・モンゴメリーのファンになってしまったので、邦訳の中では一番新しい「土と脂」を読んでみた。 原著のタイトルは「あなたの食べ物は何を食べて育ったのか」であり、植物は土、動物は植物や飼料を、そして人間は動物・植物を食べるという食の連...
「土の文明史」「土と内臓」を読んですっかりデイビッド・モンゴメリーのファンになってしまったので、邦訳の中では一番新しい「土と脂」を読んでみた。 原著のタイトルは「あなたの食べ物は何を食べて育ったのか」であり、植物は土、動物は植物や飼料を、そして人間は動物・植物を食べるという食の連鎖に注目することがが公衆衛生において強い意義を持っていることを本書は提示している。 「野菜は健康にいい」「脂の多い食べ物は健康に悪い」と考えていたり、栄養学の勉強をかじって、「ピーマンにはこれぐらいの栄養が含まれている!」という理解の仕方をしている人は、本書でその見識を改めることになるだろう。 どんな肉も魚も野菜も、その育ち方(何を食べて育ったか)によって栄養の組成は変わり、脂肪だけをとっても様々な脂肪分の構成比が大きく変化する。 慣行農業で作られた食品の栄養素がどのように偏ったり、減ったりしているかを様々な研究や事例から指し示し、慢性疾患が増加する現代の病理を土と食のつながりから解明していく本書は、過去の著作と同じく世界の認識を一転させてくれる。
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●食べ物の栄誉を豊かにするためには、野菜が育つ土、家畜が食べる牧草が育つ土、その土壌改善が重要だと説く。
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