絵で見て楽しい!はじめての和の音楽 の商品レビュー
「和の音楽」ってどんなものだろうと思ったことから手にした本。 日本の国歌である「君が代」は、平安時代につくられた「古今和歌集」のなかから選ばれて、雅楽の壱越調が採用されてつくられた「和の音楽」である。 縄文〜奈良時代の和琴、琵琶の誕生から始まる。 平安時代の貴族の愛した音楽で...
「和の音楽」ってどんなものだろうと思ったことから手にした本。 日本の国歌である「君が代」は、平安時代につくられた「古今和歌集」のなかから選ばれて、雅楽の壱越調が採用されてつくられた「和の音楽」である。 縄文〜奈良時代の和琴、琵琶の誕生から始まる。 平安時代の貴族の愛した音楽で雅楽が誕生、発展し横笛、篳篥、笙、太鼓、鉦鼓、羯鼓、笏拍子など。 鎌倉〜安土・桃山時代は、能の誕生。猿楽の流行。 狂言など。和の楽器ではなく法螺貝。 江戸時代は、三味線に箏の流行。尺八。 明治時代に津軽三味線、大正琴。 その後、民謡が地方の伝統文化として広まる。 有名なのは「ソーラン節」「相馬盆唄」「八木節」「よさこい」「エイサー」など。 小学校の運動会の出しものにもなっている。 沖縄で有名なのは、「三線」。 アイヌではウポポ。ムックリやトンコリもある。 時代ごとに和の楽器がわかり、こんなにもあったのか?と驚くほど。 日本人なのに…知らなかったものも多かった。 わかりやすく書かれいて、ふりがなつきなので小学生中学年から楽しみながら学べると思う。
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