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嘘か真言か の商品レビュー

3.3

18件のお客様レビュー

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2024/11/13

裁判官モノだから堅苦しいかなと覚悟して読んだけれど、適所で適当な説明がされていて意外とスラスラ読めた。 裁判官の判決は、人の人生を大きく左右するから、紀伊さんのように最適な判断が出来る裁判官ばかりであれば良いなぁと思った。

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2024/11/11

裁判官を中心に据えて、久しぶりにどストレートな法律ものだった 部長の好々爺ぶりを表すエピソードがもう少しあると、より好み

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2024/11/11

いずれもタイムリーな事件を素材に。ただ種明かしがクドクド長すぎるのと専門的すぎて理解が追いつかない部分も。情が感じられた後半は良かった。「裁判は嘘を見抜くための手続き」「裁判では少なくない人間が一世一代の嘘を貫き通そうとする。罪を軽くするため。誰かを守るため。恥を晒さないため」弁...

いずれもタイムリーな事件を素材に。ただ種明かしがクドクド長すぎるのと専門的すぎて理解が追いつかない部分も。情が感じられた後半は良かった。「裁判は嘘を見抜くための手続き」「裁判では少なくない人間が一世一代の嘘を貫き通そうとする。罪を軽くするため。誰かを守るため。恥を晒さないため」弁護士だからこその記述多々あり楽しめた。

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2024/11/02

テンポよく読めた 1つのテーマを中心に関わった方の 心情、背景が書かれているが このくらいのやり取りが自分には合っていて よかった

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2024/11/01

任官3年目の新人判事補と「嘘を見抜ける」と噂の先輩裁判官。先輩裁判官の裁判を傍聴しながら成長していく5話短編。大規模な特殊詐欺グループが少しづつ関係しながら、不法滞在や無戸籍問題、生成AIを使った著作権法違反など現代ならではの犯罪を扱っていく。どれもコンパクトにまとまって面白かっ...

任官3年目の新人判事補と「嘘を見抜ける」と噂の先輩裁判官。先輩裁判官の裁判を傍聴しながら成長していく5話短編。大規模な特殊詐欺グループが少しづつ関係しながら、不法滞在や無戸籍問題、生成AIを使った著作権法違反など現代ならではの犯罪を扱っていく。どれもコンパクトにまとまって面白かった。リーガル小説は好きだし、裁判官目線で展開していくのも、また趣があってよかった。

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2024/10/25

連作短篇5篇 法廷もの。任官3年目の新米裁判官の成長物語。キカイと言われている紀伊真言葉裁判官の論理的思考、裁判の進め方がクール。

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2024/10/19
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

裁判官側からの視点で淡々と進むイメージでした。連作短編で詐欺集団が繋がっていますが、結局大元を壊滅できたとかではないようで。 シリーズ化されそうな気もします。やっと新米(3年目)裁判官が事件に関われそうですし。

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2024/10/16

噓を見破れると言われる裁判官と、本当に噓を見破れるのかを検証する新米判事補 特殊詐欺を軸に短編が繰り広げられます。 わかりやすく読みやすいですが、五十嵐さんの長編そろそろ読みたいなぁー

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2024/10/16

法律用語が難しかったが、話自体はテンポよく進んでいくので読みやすかった。 短編集なのだが、最初の特殊詐欺事件がどの話にも関係しているのが面白かった。 任官3年目で希望が叶って刑事部に異動した主人公の由衣。一癖も二癖もある先輩紀伊と部長の阿古と関わりの中で判事補として成長していく。...

法律用語が難しかったが、話自体はテンポよく進んでいくので読みやすかった。 短編集なのだが、最初の特殊詐欺事件がどの話にも関係しているのが面白かった。 任官3年目で希望が叶って刑事部に異動した主人公の由衣。一癖も二癖もある先輩紀伊と部長の阿古と関わりの中で判事補として成長していく。 最後ようやく紀伊に認められた由衣。今後の成長も見てみたいので続編に期待。

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2024/10/13

五十嵐さんのリーガルミステリーシリーズの中でも、本作は割とライトかつ安楽椅子探偵っぽさがある作品だったかなと思います。 本作の構成としては、連作短編で主人公は判事の補佐をする判事補。その判事補がキレ物の先輩判事とともに、いろいろな裁判を担当するというお話。 これまでの五十嵐さ...

五十嵐さんのリーガルミステリーシリーズの中でも、本作は割とライトかつ安楽椅子探偵っぽさがある作品だったかなと思います。 本作の構成としては、連作短編で主人公は判事の補佐をする判事補。その判事補がキレ物の先輩判事とともに、いろいろな裁判を担当するというお話。 これまでの五十嵐さんといえば、学園リーガルミステリーの印象が強かっただけに本作の判事という主人公設定は、リーガルミステリーど真ん中の設定だったのかなと思います。しかし五十嵐さんのリーガル系は割とライトな作風なので、そこまで堅苦しい感じはないのですが、個人的には少し物足りなかったかなという印象でした。

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