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潰える 最恐の書き下ろしアンソロジー の商品レビュー

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6件のお客様レビュー

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2024/09/04

澤村伊智『ココノエ南新町店の真実』が一番好きだった。 あのどんどん不穏になっていく文章もすごかったし、オチも良かった。 あとは、原浩『828の1』と一穂ミチ『にえたかどうだか』も面白かった。 小野不由美『風来たりて』は営繕かるかやの人たちが出ているので、そちらのファンはさらに楽...

澤村伊智『ココノエ南新町店の真実』が一番好きだった。 あのどんどん不穏になっていく文章もすごかったし、オチも良かった。 あとは、原浩『828の1』と一穂ミチ『にえたかどうだか』も面白かった。 小野不由美『風来たりて』は営繕かるかやの人たちが出ているので、そちらのファンはさらに楽しめるかもしれない。

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2024/08/31

小野先生のかるかや新作を読みたくて購入 大好きなかるかやを読めて満足! 他の作品だと一穂ミチ先生が初読でしたが、好みの作品でした。 シリーズものにも向いてそうだけどでないかな???

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2024/08/29

最恐ではなかろう… 全体的に古臭い印象。基本をおさえてるってことなのかもしれないけど、やっつけ感がある。普段あんまりホラーを読まない人向けなのかな? でも「魂の飛翔」はリングシリーズを読んでないとなんのこっちゃだろうし。 ということは、逆に執筆陣のファン向けなのかも。私も澤村伊智...

最恐ではなかろう… 全体的に古臭い印象。基本をおさえてるってことなのかもしれないけど、やっつけ感がある。普段あんまりホラーを読まない人向けなのかな? でも「魂の飛翔」はリングシリーズを読んでないとなんのこっちゃだろうし。 ということは、逆に執筆陣のファン向けなのかも。私も澤村伊智氏目当てで買って、それはまあまあ楽しめたので… でも、アンソロジーにシリーズものを含めるのはやめて欲しい。宣伝臭がして興醒めだと思います。

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2024/08/28

おもしろかった…。ほんとに。さすが豪華執筆陣 「堕ちる」と「潰える」の2冊同時刊行だったのだけど、好きな作家澤村伊智、一穂ミチ、小野不由美が揃っててデビュー作がおもしろかった原浩もいたから迷わずに「潰える」を購入 いやー、どれもおもしろかった。ほんと。原浩の怪異の正体がわかってか...

おもしろかった…。ほんとに。さすが豪華執筆陣 「堕ちる」と「潰える」の2冊同時刊行だったのだけど、好きな作家澤村伊智、一穂ミチ、小野不由美が揃っててデビュー作がおもしろかった原浩もいたから迷わずに「潰える」を購入 いやー、どれもおもしろかった。ほんと。原浩の怪異の正体がわかってからの怒涛の展開も、澤村伊智の視界がぐるりと反転した瞬間から迫ってくる恐怖もおもしろかった ってかやっぱり小野不由美は十二国記よりもホラーじゃない???ホラーのほうがおもしろくない!?私は小野不由美作品はファンタジーよりもホラーが好き。営繕かるかやシリーズだったの嬉しかった。あのシリーズ大好き どれもおもしろかったけど、本職がホラーではないという事実を大幅に覆してきた一穂ミチがベストかも BL文芸出身だけあって恐怖に蝕まれていく人間の心理描写も恐怖を肉体的な感覚で受け取っているのも(BLは性行為の描写も多いので)どれも鮮烈で怖くておもしろかった。ラストのおさまりもよい。一穂ミチ、これをきっかけに長編ホラー描いてくれないかな…まじのガッツリホラーを…お願い…

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2024/08/27

2024/8/27 読了 作家さんによって好みがあるなー。 澤村さんは何回か読んでて、作品によって好みが分かれるけど、今回のは地味な怖さが良かった! 原浩さん、一穂ミチさん、小野不由美さんは先が気になって、、少しずつ読んでいく作戦は失敗した。 積読もじわじわ減ってきてるし、本代が...

2024/8/27 読了 作家さんによって好みがあるなー。 澤村さんは何回か読んでて、作品によって好みが分かれるけど、今回のは地味な怖さが良かった! 原浩さん、一穂ミチさん、小野不由美さんは先が気になって、、少しずつ読んでいく作戦は失敗した。 積読もじわじわ減ってきてるし、本代が嵩む、、

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2024/08/27
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

小野不由美さん、澤村伊智さん、一穂ミチさんの小説が特に面白かった。 澤村伊智さんの、地元に愛されるスーパーが実はかつて「幽霊スーパー」と呼ばれていたと明かされる過程や、小野不由美先生の引っ越してきた新興住宅地が実はかつてのキリシタンの処刑場だった、という設定だけでそわそわと興味を惹かれるところはさすが。 小野不由美さんの小説は営繕かるかやの位置づけだったんですね。 ほんとに怖いし人は死ぬしとっ散らかってどうしようか、というときに尾端が現れた安心感ときたら。笑  澤村伊智さんは実はあまり読んだことがなくて、唐突に出てくる霊能力者にはて?となりましたが、過去作の予言の島を読んでみたらたびたび霊能力者が出てくる作風なのですね。これもつながってるのかな。 一穂ミチさんの小説は展開は読めていても(だいたいホラー小説で最初に出てきた怪しい人は味方で、優しくしてくれる人は真の敵)、社宅のトラブルで引っ越し→母ひとり娘ひとりで新しいマンションに馴染めない、という母親側の心理描写が小説として面白くて引き込まれた。ツミデミックとかの短編好きな方ならハマるかと。20分間できれいに映像化できて世にも奇妙な物語になりそうな感じの1作。 総じて面白い読書体験でした。

Posted byブクログ