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ボタニストの殺人(下) の商品レビュー

4.5

57件のお客様レビュー

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2025/01/08

下巻のほうがさらに面白い。 スピード感も増すし、事件は深刻なのにやり取りが痛快だからか、ずっと明るい。 しかし、ドリスと好い仲になってしまうとは〜そういうのなしで、フリンやティリーとキャッキャしてるのが気に入ってたのに…

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2025/01/06

上巻を読み終わってから間が空いたので内容を覚えていない部分もあり楽しめるか心配だったけれど、読み始めると他の作品同様、グイグイ引き込まれた。ドイルを釈放に持ち込む推理に脱帽。彼女との展開も次作に期待したい。

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2025/01/05
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ドイルとくっつのか~~。 前も思ったけど、ポーの周りが女性ばかりで、ラノベみたいだなと感じるようになってきた。その方がウケるのかな。 女性も活躍するぜ!もやりつつ、ポーをアシストするいわば引き立て感も感じてなんだかな。 ポーには孤高でいて欲しかった。てかヴィクトリアとも良い感じだった気がしたけど、読者人気でドイルになったのかな? フリンの姉を見殺しにしたのポーはどう思ってるんだろう。あと元親友。元気かな。また出てきて欲しい。 シリーズがクロスするらしいが、恐怖を失った男のベンが出てくるのかな?ぶつかりそう。意気投合しても面白いが。

Posted byブクログ

2024/12/29
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

切り札は犯人が持っているようにずっと見えていた。 けれど、犯人が被害者を選別するときに彼らの自尊心に注目したように、犯人の足を救ったのもまた、自尊心だった。 有名になりたい、尊敬されたい、もっと、ずっと。 ポーには友人と呼べる人が4人しかいないというのに、そのうちのひとりとの関係性が変わってしまって、この先どうなるのだろう。にやにや。 と、悪趣味なことを考えるくらいには、このシリーズの登場人物たちが好きだ。 みんなそれぞれに魅力的だし、とにかくいろんな意味で強い女性を私は好きだから。 スピーディーなストーリー展開。 最後まで気を抜けないどんでん返しの応酬。 周到にちりばめられた、大小の手がかり。 どれも絶品。 ただ、ドイルの父親を殺害したとき、犯人はどうやってその場所があることを知り、そこに入り込むことができたのか。 偶然だとしたら陳腐だし、計算の上だとしたら神の視点すぎる。 そもそも雪が降るのは計算外じゃろ? そこだけちょっと引っかかったけど、あとはとても面白かった。 そして立て続けに読んだ二作品の解説が書評家の酒井貞道氏。なかなかレア。

Posted byブクログ

2024/12/29

上巻ではなかなか進展が見られなかったポー達の捜査が、小さな綻びから一気に真相へと向かって走り出した。ボタニストに掛かりきりになってしまい拘留中のドイルが心配でやきもきさせられるが、やっと二つの事件が繋がる!ってこんなもの、ポーにしか解き明かせないのでは…?今作は今までのものに比べ...

上巻ではなかなか進展が見られなかったポー達の捜査が、小さな綻びから一気に真相へと向かって走り出した。ボタニストに掛かりきりになってしまい拘留中のドイルが心配でやきもきさせられるが、やっと二つの事件が繋がる!ってこんなもの、ポーにしか解き明かせないのでは…?今作は今までのものに比べてエンタメ感が強め。このシリーズで幸福感を味わえると思わなかったが良かった。フリンにドイルとピンチが訪れているので、そのうちティリーも?…なんて考えてしまう。下巻は面白過ぎて一気読みだった!

Posted byブクログ

2024/12/24

シリーズ第5作。 雪で孤絶した屋敷からの逃走と衆人環視の中の毒殺という2つの不可能犯罪に挑む。 登場人物たちはすっかり馴染んでワチャワチャしている。 直感、病理学、データ/ITの超人たちにかかれば不可能はない。 作中のユーモアというか悪ふざけは作者の嗜好か。

Posted byブクログ

2024/12/19

シリーズ5作目。 期待値上がってるのに、期待を裏切らない面白さ。 「すべてのものは毒であり、毒のないものは存在しない」 今回は、毒殺犯のボタニストとの戦い。エステルも事件に巻き込まれ、2つの事件が交錯していくあたり、今回もハイスピードな展開に、ワクワクだった。 それにしてもティリ...

シリーズ5作目。 期待値上がってるのに、期待を裏切らない面白さ。 「すべてのものは毒であり、毒のないものは存在しない」 今回は、毒殺犯のボタニストとの戦い。エステルも事件に巻き込まれ、2つの事件が交錯していくあたり、今回もハイスピードな展開に、ワクワクだった。 それにしてもティリーもエステルも有能すぎ。可愛いエドガーもね。 次の刊行も決まってるみたいだし、ますます目が離せない!

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2024/12/18

感想は上巻に。 今回も表紙の絵がいい。 カヴァーデザイン・イラスト/柳智之 2024.8.25発行

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2024/12/18
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下巻。 オチが良かったなーこういう感じ、好き。 ヒヤリとする終わり方でね。 薬の常用っていうフリが効いてる。 ベックを罠にかける展開とか、隠し倉庫?の件とか、エンターテイメント満載な一冊で楽しい。 ドラマになるて事だったよね、確か。 早く映像も観たいなぁ。 ついにポーとエステルがー!って、ちょっとテンションあがった。 個人的にはティリーの方が好きなんだけど、彼女にはポーの友人の立ち位置をしっかりとキープしといて欲しいです。

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2024/12/15

ボタニストの新たな標的候補は二人。ネットの投票でどちらかが殺されるという。犯人の正体には見当がつくものの、依然として不可思議な毒殺の手口、そして密室殺人の謎に悩まされる捜査陣。ますます引き込まれる下巻です。 もちろんどちらの謎も解き明かされることになります。密室の謎はある意味拍子...

ボタニストの新たな標的候補は二人。ネットの投票でどちらかが殺されるという。犯人の正体には見当がつくものの、依然として不可思議な毒殺の手口、そして密室殺人の謎に悩まされる捜査陣。ますます引き込まれる下巻です。 もちろんどちらの謎も解き明かされることになります。密室の謎はある意味拍子抜けかもしれないのですが。犯人の異常さは一層印象が強いものとなりました。そして毒殺の手口……いやいや、これは凄いけれど、一般レベルの知識で解くの無理だわ。というよりきちんと理解できたかどうかもやや謎。でも凄いトリックなのはわかるかも。 とにかく全編わくわくする展開で楽しいこのシリーズ。ポーとエステルの関係もいい感じだし、ティリーも最高だし。事件解決後のほんわかムードに浸っていたら、最後の最後でああいうことになるのもまたさすが、です。

Posted byブクログ