猫と紳士のティールーム(4) の商品レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
今回も最高に美味しい紅茶を飲ませていただきました。やはり、「イケオジ」×「イケネコ」×「美味しい」の組み合わせが生む“尊い”は最高ですね。 これだけ良い作品だと、実写ドラマ化して欲しい、と思っちゃうのは、漫画読みのサガでしょうか。 瀧さんの色気とシャイっぷりを演技で再現できる俳優さんって言うと、私は、それこそ、阿部寛さんぐらいしか思いつかないんですよね。しかし、瀧さんは阿部さんに演じて貰うとして、この『猫と紳士のティールーム』の看板猫であるキームーンくんが難しいですよね。 まぁ、その辺りの問題の解決は、ドラマを作るプロにお願いするのが一番ですか。 私が出来る事は、少しでも早く、ドラマ化してもらえるよう、漫画の感想をしっかりと書く事です。 この(4)でも、瀧さんの良い人っぷりを感じ取れるストーリーばかりでした。 接客業に向いてないんじゃ、と思うくらい、お客さん相手に緊張しちゃう瀧さんですけど、その時のお客さんに最高の時間を過ごしてもらうために、気合を振り絞って、至高の一杯を提供してくれています。 瀧さんのようなマスターが、自分の為に淹れてくれた美味しい紅茶を飲める場所と時間は、最高、と表現すべきでしょう。こういう憩いの場を持てる大人になりたいですよね。 モリコロス先生は、紅茶とお菓子を美味しく描くセンスもズバ抜けていますけど、そこと同じくらい、人間の感情の動き、それも華麗なタッチで描いてくれています。美味しい紅茶を飲んで幸せそうにしている人の表情を描かせたら、今、モリコロス先生が、漫画家の中でトップなのでは? また、恋する男女の顔、これも美麗なんですよね。 この(4)に収録されている話は、どれも心に響くものばかりでしたが、特に印象的だったのは、第17話「カメリアのアフタヌーンティーセット」ですね。アフタヌーンティーセットがお洒落ってのもありますが、何より、大切なお客様の人生を台無しにしかけたブラック企業に対して見せた、瀧さんの怒りは珍しさも相まって、グッと来ました。イケオジは、怒ってもカッコいいですね。 この台詞を引用に選んだのは、破壊力が凄いな、と思ったので。 瀧さんほどのイケオジに、こんなことを言われたら、一歩を踏み出したくなっちゃいますって。 「よろしければ、ほんの少し、冒険いたしませんか?」(by瀧静) もう一つ、瀧さんのこの台詞はグッと来ました。 普段、人と目を合わせられないほどシャイなのに、この時は、しっかりと目を合わせていた瀧さん。 瀧さんほどのイケメンに、ちゃんと目を合わせて貰って、真っ直ぐに、これを言って貰えたら、自分で自分を信じてあげたくなるし、自分を好きになろう、と思わせてもらえますよね。 「あなたは思慮深くて、真面目で、優しい方です。これは、あなたの取り柄だと・・・私は思います」(by瀧静)
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Contents 第15話 ウヴァとティラミス 第16話 アールグレーとチョコレートロールケーキ 第17話 カメリアのアフタヌーンティーセット 第18話 ジンジャーミルクティーと スティッキートフィープディング 第19話 アッサムのセカンドフラッシュとフルーツサンド
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アフタヌーンティー!一昨年、河童橋でティースタンドを買って、何度か使ったが、こんなに少ない点数で良かったのか。目一杯のっけないと思い、一段に3,4種の物を乗せて食べきれず困っていた。目から鱗。準備も大変だしね。 バラのコンフィチュールも試したことあり。匂いがきつくて苦手。手作...
アフタヌーンティー!一昨年、河童橋でティースタンドを買って、何度か使ったが、こんなに少ない点数で良かったのか。目一杯のっけないと思い、一段に3,4種の物を乗せて食べきれず困っていた。目から鱗。準備も大変だしね。 バラのコンフィチュールも試したことあり。匂いがきつくて苦手。手作りスコーンなら、コンフィチュールも手作りで、ザク切りにした果物に砂糖をかけてレンチンしたものが一番。って、食いしん坊な私向けのこの漫画。 4巻まで一気読み。次巻が発売されるのはいつだろう。よし、表紙をとって、もう一周するか。
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読むたびに紅茶とお菓子が欲しくてたまらなくなる。 アフタヌーンティーのマナーとか、行く機会がないけど勉強になります。 それにしても顔の濃い一族だな。
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