放課後推理大全 の商品レビュー
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アンソロジーという形式上、著者陣にはあまり馴染みがなく、正直なところ大きな期待はしていませんでした。実際、ほとんどが既存シリーズの一編ということもあり、背景知識が乏しい分、物語の全体像を把握するのにやや苦労した部分もありました。ただ一方で、どの作品も独自の世界観がしっかりと構築されており、各話のテンポも良く、最後まで心地よく読み進めることができました。 中でも印象に残ったのは、城平京の「岩永琴子は高校生だった」と友井羊の「カトルカールが見つからない」。いずれも初読の作家でしたが、それぞれに強い個性と魅力を感じ、これを機に親本にも手を伸ばしてみたくなりました。 アンソロジーは、作者やシリーズへの良質な入り口として、改めて優れた形式だと実感しました。
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著名な小説家のミステリー短編を学生物限定で集めた短編集。元々シリーズものとして扱っている話を集めたのか、読者が既に登場人物を知っている事を前提にしているような内容もあり、ちょっと読みづらいというか、そっちを先に読んでおくべきかみたいな雑念を抱えながら読んだので消化不良。
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本書の宣伝にも使われている米澤穂信氏の「ない本」は短い紙幅の中でも秀逸に感じられた。砂糖の入っていないチョコレートを食べた時のようなほろ苦い読後感。 最後を飾るのはグイン・サーガで有名な栗本薫氏の短編ミステリー。学園紛争華やかなりし頃の時代の空気が漂う。そうした時代故に、あるい...
本書の宣伝にも使われている米澤穂信氏の「ない本」は短い紙幅の中でも秀逸に感じられた。砂糖の入っていないチョコレートを食べた時のようなほろ苦い読後感。 最後を飾るのはグイン・サーガで有名な栗本薫氏の短編ミステリー。学園紛争華やかなりし頃の時代の空気が漂う。そうした時代故に、あるいはそうした時代でも人間の本質は変わらないが故に起きた事件という感じがした。
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書き下ろしのアンソロジーかと思ったら既存作品の詰め合わせだったのがちょっと残念だった でもやっぱり学園ミステリーもの大好きだなと思った
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◆ない本(米澤穂信) 図書室にある大量の本の中から、自殺した生徒が最後に読んでいた本を探し出す話。ロジカルかつ明快に本を探し出す展開が面白かった。 紙の本ってそんな分類ができるだっていう勉強にもなった。 最後の種明かしは、文章から理解しにくかったけど、実際に手元で実演しながら納...
◆ない本(米澤穂信) 図書室にある大量の本の中から、自殺した生徒が最後に読んでいた本を探し出す話。ロジカルかつ明快に本を探し出す展開が面白かった。 紙の本ってそんな分類ができるだっていう勉強にもなった。 最後の種明かしは、文章から理解しにくかったけど、実際に手元で実演しながら納得!
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【収録作品】 「岩永琴子は高校生だった」 城平京 「カトルカールが見つからない」 友井羊 「アスモデウスの視線」 初野晴 「ない本」 米澤穂信 「瑠璃荘事件」 有栖川有栖 「永遠の円環」 金城一紀 「伊集院大介の青春」 栗本薫 どれもこれも懐かしすぎる。 ラストが特に…… もう...
【収録作品】 「岩永琴子は高校生だった」 城平京 「カトルカールが見つからない」 友井羊 「アスモデウスの視線」 初野晴 「ない本」 米澤穂信 「瑠璃荘事件」 有栖川有栖 「永遠の円環」 金城一紀 「伊集院大介の青春」 栗本薫 どれもこれも懐かしすぎる。 ラストが特に…… もう知らない人もいるのかな。覚えていてほしい名探偵。
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友井羊、初野晴、米澤穂信は実際に該当作品またはシリーズを読んでいたので、一編だけを切り取るとまた違う印象になるなぁと感心した。 城平京は既読以外の作品も読みたかったので、ちょうど良かったし、学生アリスも一作目が読めて良かった。 さて、最後は古めの作品みたいだからサラッと…と思...
友井羊、初野晴、米澤穂信は実際に該当作品またはシリーズを読んでいたので、一編だけを切り取るとまた違う印象になるなぁと感心した。 城平京は既読以外の作品も読みたかったので、ちょうど良かったし、学生アリスも一作目が読めて良かった。 さて、最後は古めの作品みたいだからサラッと…と思ったら、ひっくり返るくらい面白かった。 トリックや動機は新鮮味がないのに、なぜだかものすごくいい。 確かめるべく、本編も読まなくては。
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新旧の学園ミステリ。覚えてたかどうかは別にして金城さん以外は既読だったけど、どれも面白かった。虚構推理はこの部分だけだと肝心なとこが抜けてるのでもったいない気もする。
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学生生活の中で起こるミステリーを解き明かしていく短編集。 少し物足りない感じがしなくもないし、読む手が度々止まって進まなくなってしまいますが、そこは学園ミステリーだから仕方なしかも。 岩永琴子の話はシリーズ化してるのなら読んでみたい。
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感想 勉強してる。部活してる。友達と話してる。だから無視してしまう。だけどそこにはいつでも非日常が横たわっている。彼らは爪を研いでいる。
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