いつだって喫茶ドードーでひとやすみ。 の商品レビュー
いつもは短編数本のこのシリーズですが、今回は一続きの物語ですね 色んな悩みを持つ人が最後は解決するのは変わりませんけど、今回は悩みの部分が割と長め? なんとなくこのシリーズはここでおしまい的な表現が最後されていたのでこれが最終巻?
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
前2作とは構成が異なり、最後まで読んで全員の行く末が分かる構成。 この本のゆっくりした雰囲気を楽しむには前までの構成の方が良かった。 少し読む期間が空いても楽しめる、自分のペースで読むことを楽しめた方が良かった。 悩みの根っこの部分が何なのか、そのヒントを与えるようなお店の雰囲気とそろりさんと料理。 シリーズ通して自分の中の表せないけど、何か心にあるものに気づかせてくれて感謝。
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今までは章により、主人公が分かれていましたが、今回は色々な章に何人ものお話があり、以前より少しモヤモヤしながら、読み進める感じでした。章ごとにある程度、話が完結するタイプの方が好きだな、と感じました。
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行動に制限のあったあの頃のことを少し忘れかけている今日この頃。 おひとりさま専用の不思議なカフェ喫茶ドードーは、今も続いているようです。 店主そろりの風貌と身のこなし、本日のおすすめメニューは相変わらずで、その飾らない雰囲気に気分が和らぎます。 悩みを抱えた4人の女性たちがこの...
行動に制限のあったあの頃のことを少し忘れかけている今日この頃。 おひとりさま専用の不思議なカフェ喫茶ドードーは、今も続いているようです。 店主そろりの風貌と身のこなし、本日のおすすめメニューは相変わらずで、その飾らない雰囲気に気分が和らぎます。 悩みを抱えた4人の女性たちがこの喫茶ドードーを訪れ、つまづきながらも自分で答えを見つけ出していきます。 時代が急速に進む中で、一方向だけを見ていてはわからないことがある。 そして、全ての価値観に歩み寄るのは難しい。 疲れたときはひとやすみして、視点を変えてみるのもいいものです。 人生は、休んだり前進したりの繰り返しなんですよね。 70歳を過ぎた現役テキスタイルデザイナーの磯貝睦子さんと、店主そろりのやり取りがとても好きです。 落ち込んだ時に励ましてくれる、こんな素敵な空間が本当にあったらいいなと思います。
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シリーズ3作目。 1話に複数人の女性が登場。 社会に生きていくうえで感じる「生きづらさ」「葛藤」「多様性」。 時代の流れで変化や時間が早く、追いつけない部分もあるご時世。 それはリアルに生きてる自分も思うことも。 このシリーズ、最初はコロナ禍時代から始まっているのだけど、今回...
シリーズ3作目。 1話に複数人の女性が登場。 社会に生きていくうえで感じる「生きづらさ」「葛藤」「多様性」。 時代の流れで変化や時間が早く、追いつけない部分もあるご時世。 それはリアルに生きてる自分も思うことも。 このシリーズ、最初はコロナ禍時代から始まっているのだけど、今回はアフターコロナ。人の出入りも緩和されお店もSNSで広がってお客さんも来店する度合いも増えてる印象で、そろりさんもきっとお休みをしたいって思っていたのかな。 今回はなんとなく忙しなさも感じてしまった…。 読み終わったあと無理して追いつけなくてもいいじゃん? 自分のペースで行っても構わないんだから。 白黒つけずに、自分が感じた答えでも良いわけだし…。 そうっと背中に、そろりさんが声をかけてくれたような気がしました。
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前ニ作とは違って、一話中に悩みを抱えた女性が複数登場する。 そろりさんも自分の進む道に迷っていて、シリーズの区切りになる一冊。 悩みを解きほぐすメニューと、お店を優しく見守るドードーの語りが優しい雰囲気を醸し出している。
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64歳パートをしています。昨年の春に鬱病になり心療内科のお世話になりながらなんとかパートを続けています。喫茶ドードーがあったら心が癒されるだろうなと思いました。穏やかに日々を過ごしたいと思ってますが、心を乱されることが沢山あります。穏やかに過ごす為には心身ともに健康でいたいです。...
64歳パートをしています。昨年の春に鬱病になり心療内科のお世話になりながらなんとかパートを続けています。喫茶ドードーがあったら心が癒されるだろうなと思いました。穏やかに日々を過ごしたいと思ってますが、心を乱されることが沢山あります。穏やかに過ごす為には心身ともに健康でいたいです。私の喫茶ドードーは読書もその一つです。心を癒す喫茶ドードーを更に探します。
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前作2作品とは印象が少し違ったのだけど、喫茶ドードーシリーズは、時代と共に進んでいる作品だな、と改めて思いました。 登場する各キャラクターの職業についてかなり具体的に書かれていたり、喫茶ドードーのメニューにわくわくしたり、3作品目も楽しく読ませて頂きました!
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喫茶ドードーシリーズの最新刊。 今までは明確にコロナ禍でのお話が描かれていましたが、それが明けた世界。 つまりは、今の世界が描かれているように感じました。 コロナ禍ではそこまで浮き彫りにならなかった、 多様性という名の「窮屈」に惑わされる登場人物たち。 それぞれが悩みを抱えながら...
喫茶ドードーシリーズの最新刊。 今までは明確にコロナ禍でのお話が描かれていましたが、それが明けた世界。 つまりは、今の世界が描かれているように感じました。 コロナ禍ではそこまで浮き彫りにならなかった、 多様性という名の「窮屈」に惑わされる登場人物たち。 それぞれが悩みを抱えながら、 喫茶ドードーと関わる中で糸口を見つけていく…。 第5話からエピローグを読んでいて、うるうるが止まりませんでした。
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シリーズ3作目。 今回はいつもの1話に1人の短編ではなく、1話に複数の人物が登場。 そのせいで、前半はやや混乱してしまった。 (登場人物が多く、メインがころころ変わるとついていけないタイプのよう) そして、みんなお疲れでお悩みが強めな印象。 そんなお客さんたちに、喫茶ドードーは的...
シリーズ3作目。 今回はいつもの1話に1人の短編ではなく、1話に複数の人物が登場。 そのせいで、前半はやや混乱してしまった。 (登場人物が多く、メインがころころ変わるとついていけないタイプのよう) そして、みんなお疲れでお悩みが強めな印象。 そんなお客さんたちに、喫茶ドードーは的確なメニューでそっと寄り添ってくれるところはいつも通り。でも、お店での描写が少なめだったのが残念。 1、2作目の方が好きだったなぁ。
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