チェンソーマン(18) の商品レビュー
『チェンソーマン』第18巻は、単純なバトルの盛り上がりを見せる巻ではない。登場人物たちがそれぞれの立場の中で“救出”と“混沌”という二つの方向性に挟まれて動く構造になっている。 この巻では、デンジが公安に囚われてしまい、最大警備の囚人収容施設でバラバラにされて保管されるという極...
『チェンソーマン』第18巻は、単純なバトルの盛り上がりを見せる巻ではない。登場人物たちがそれぞれの立場の中で“救出”と“混沌”という二つの方向性に挟まれて動く構造になっている。 この巻では、デンジが公安に囚われてしまい、最大警備の囚人収容施設でバラバラにされて保管されるという極限状態が描かれる。瀕死の状態で置かれたデンジの周囲には、かつてのような単純な戦いの目的ではなく、「どうやって取り戻すか」という物語的な問いが設定される。 同時に、アサやキガが中心となって、デンジ救出のために公安内部に侵入する行動が巻の別の軸になる。その過程で二人の関係性や戦術的な判断が物語の推進力として機能し、単なる救出ミッションでは終わらない緊張感が生まれている。加えてサムライソードといったキャラクターが協力することで、公安側との力関係が単純な敵味方に還元されない複雑さも示される。 また巻全体の雰囲気としては、暴徒化した市民や教会の動きが背景としてあり、世界全体が混沌としている描写が断片的に挿入される。デンジとナユタが追い詰められ、アサたちが救出に向かうという流れは、「個人の救出」と「世界の不安定な均衡」という二つのテーマが同時に走る構造になっている。 読了後に印象に残るのは、デンジが今や単独で戦う存在ではなく、他者との関係性や救出の必要性という文脈の中で存在している点だ。彼自身が主体性を一時的に失っている一方で、アサやキガといった周囲のキャラクターがそれぞれの方法で動き、状況を動かしていく。これによって、第18巻は単なる「主人公復活」や「派手なバトル」の巻ではなく、人物の配置や関係性の再構成を描いた章として成立している。 この巻の価値は、アクションの衝撃ではなく、極限状態にある主人公を中心に、助ける側と助けられる側の関係が物語の重心として再定義される点にある。それが物語全体の景色を広げる役割を果たしている。
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いろいろぶっ飛んででシュール。 勢いのある絵とか、 コマ割りとか表情とかだけ見ると、 すっごいドラマチックな展開に見えるけど、 セリフを読んでると、 「わざとやってるだろう」って、 喜劇っぷりが最高に楽しい。
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2024/09/01 1 2024/12/11 2 2025/05/20 3 2025/08/23 4
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144冊目『チェンソーマン 18』(藤本タツキ 著、2024年8月、集英社) ナユタの危機や悪魔収容センター襲撃など、盛り上がりそうな要素が揃っているにも拘らず、それが面白さに寄与していない。表面的にはテンションが高いが、その内には全然熱がこもっておらず、著者の迷いが手に取る様に...
144冊目『チェンソーマン 18』(藤本タツキ 著、2024年8月、集英社) ナユタの危機や悪魔収容センター襲撃など、盛り上がりそうな要素が揃っているにも拘らず、それが面白さに寄与していない。表面的にはテンションが高いが、その内には全然熱がこもっておらず、著者の迷いが手に取る様に伝わってくる。もうそろそろ潮時じゃないですかね…。 〈えっ! 私 寿司嫌い だから 寿司以外で!〉
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ナユタとデンジが離れ離れになっちゃって、出会うことはできるのかな… そして、デンジがバラバラにされちゃって、なのにまたくっつけて、綺麗にくっつくって…悪魔だから? なんか、展開が破天荒すぎて全然理解できない
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そう言えば、アサってデンジがチェンソーマンだと知らなかったんだ。えらいバレ方だな。 キガの能力が微妙。 ナユタが心配。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
『チェンソーマン』第2部第7巻。台詞回しやコマ運びなど技巧的なところはやはり面白い。やっと色々なことが動き出したけれど、まだまだ各陣営の思惑はちぐはぐな感じ(最後までそのままで行くのかもしれないけれど)。今後の展開を楽しみにしたい。
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チェンソーマン奪還の話。 毎巻、かつての面白さが戻ってくるのか否かを楽しみにしているのだが… いつもあと少しのところで期待を裏切られる。
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