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「好き」を言語化する技術 の商品レビュー

3.9

89件のお客様レビュー

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2024/10/24

メモ→ https://x.com/nobushiromasaki/status/1849369426002657304?s=46&t=z75bb9jRqQkzTbvnO6hSdw

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2024/10/24

前著の『なぜ働いていると〜』が論文のような密度の内容に反して軽快な語り口が気持ちよく、新刊ということで手に取りました。タイトルは前著と同じくいかにもハウツー本なのだけれど、それだけではなくて、いつか好きでなくなった時のために、ライブ感のある「好き!!」の思いを言葉に閉じ込める、と...

前著の『なぜ働いていると〜』が論文のような密度の内容に反して軽快な語り口が気持ちよく、新刊ということで手に取りました。タイトルは前著と同じくいかにもハウツー本なのだけれど、それだけではなくて、いつか好きでなくなった時のために、ライブ感のある「好き!!」の思いを言葉に閉じ込める、という一文は推しだけでなく育児(や、かつて恋人だった夫との暮らし)にも通じて目からウロコでした。最近夫とばかり話をしており「コレってアレだよね」みたいな指示語トークが常態化していたので、言語を取り戻すためにブクログを始めるきっかけにもなりました

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2024/10/23

この本はブログやSNS、論文や日記など文章力を上げるのに役立つ本としてオススメだ。 書評家が書いた本だけあって文章がわかりやすく馴染みやすかった。特に、好きという思いを言葉という真空パックに閉じ込めるという表現が気に入った。 自分もこれからは自分の言葉で伝えていきたいと思った。

Posted byブクログ

2024/10/23

・自分の言葉を守るために自衛をすること ・メモを取る大切さ ・感想の細分化 ・ターゲットと伝えたいことの明確化

Posted byブクログ

2024/10/23

自分の言葉を守り抜くために、敢えて他人の言葉に触れない。というのも、自分の感想なりなんなりを形にするまでは。 それから大事なのは細分化である。なにも初めから高尚なことを言えとは誰も言っておらず、丁寧に丁寧に細かく記述していくのがミソである。

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2024/10/22

自分の表現、感想を大切にすること 便利な言葉や他人の感想を鵜呑みにして自分の感想と思わないこと 自分がなぜいいと思ったのか、深掘りしてみること

Posted byブクログ

2024/10/20

私にも推しがいるけど、上手に発信している人や、それをきっかけに繋がってる人たちを見て羨ましいと思ってた。絵も文章もうまくない私が発信する意味って…という思いに「発信することで推しを主体的に楽しむことができる、能動的に人生を楽しんでいるんだということができる」と背中を押してもらえた...

私にも推しがいるけど、上手に発信している人や、それをきっかけに繋がってる人たちを見て羨ましいと思ってた。絵も文章もうまくない私が発信する意味って…という思いに「発信することで推しを主体的に楽しむことができる、能動的に人生を楽しんでいるんだということができる」と背中を押してもらえた。

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2024/10/20

子どもの頃から、頭の中で自分と会話する事が多くて、常に自分と相談したり、議論しながら生きてきた。 割と1人行動が得意なのは、他人と喋らなくても自分と会話することで満たされるからかもしれない。 だから自分は話し下手だし、いわゆるコミュ障なんだから、他人といる時は聞き役にまわるのが...

子どもの頃から、頭の中で自分と会話する事が多くて、常に自分と相談したり、議論しながら生きてきた。 割と1人行動が得意なのは、他人と喋らなくても自分と会話することで満たされるからかもしれない。 だから自分は話し下手だし、いわゆるコミュ障なんだから、他人といる時は聞き役にまわるのが向いてるって思っていた。 だけど年を重ねるごとに自分の考えが増えてきたからか、やっぱり人とたくさん喋れるようになりたいと思うようになってきた。 自分が思ってることをもっとちゃんと伝えたい。 きちんと「私」をわかってもらいたい。 そんな気持ちが大きくなるにつれて、「伝えたい私ってなんだ?」という疑問も出てきた。 今まで散々自分と会話してきたはずなのに、いざ誰かに伝えようとしても、言葉にできる「自分」が無いことに気付いた。 私は私をわかりたい。 自分は何を好きなのか、なぜ好きなのか、何を大切にしているのか。 この本は、自分の言葉を作ることの大切さについて教えてくれる。 推しについて語ろうとしても「やばい!」「最高!」しか出てこないのは語彙力や観察力が無いんじゃなくて、自分の言葉を作る練習が足りてないだけだよって励ましてくれる。 そして自分の言葉で語る怖さを受け止めた上で、大丈夫だから伝えてみなって背中を押してくれる。 自分の言葉で「好き」を語れると、自分の「好き」を信頼できるようになる。 自分の「好き」が信頼できると、自分の価値観を信頼することにつながって、自分についての解像度も上がる。 人は「好き」なもので作られているという考え方が素敵だし、自分もそうでありたいと思う。 自分の「好き」に向き合うために。 自分を形作る成分にもっと敏感になるために。 これからも読んだ本の感想を残していきたいなと思った。 そして、早口オタク口調で自分の好きな物について好きなだけ語れる自分でありたいと思う。 好きな物について語り合える人と一緒にだらだら溶かす時間ほど愛おしい時間はないのだから。

Posted byブクログ

2024/10/18
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

推しに限らず自分の好きな物を言語化する際に必要な、前提として知っておくべきことや技術、お手本となる文章も入っている1冊。 自分が語りたいものに限らず、あらゆる言語化にも使える技術や感想を書く前提として知っておくべき考え方が満載。 本書はどの内容も良かったが、個人的に良かった点は2つ。まずは「上手い文章を書くには語彙力がなきゃ始まらないだろう」と思っていた自分にとって、それよりも「自分だけの感想」を書くのが大事という部分が刺さった。 もう1つは「他人の感想を見ない」ということ。 自分は推しのライブ直後にすぐSNSを開いてレポや他の人の感想を見る癖があったり、ブクログに感想を投稿する際にも、書き始める前に他の人の感想を見て「自分の解釈が間違っていないか」「間違ったことを書いたら恥ずかしいから他の人と同じ解釈の所だけ書こう」などと確認してしまう癖があったので、この一文に衝撃を受けた。今書いているこれもそうだが、感想を書く際は気をつけようと思う。

Posted byブクログ

2024/10/18

本屋で偶然目にし、タイトルに惹かれて購入。 自分でも、本の感想が毎回同じような言葉になってしまうと感じでいたので、何かヒントを…という気持ちもあった。 まさにタイトルの通り、自分の「推し」の素晴らしさをどう言葉で表現するかということが書かれている。話しかけられているような文体が読...

本屋で偶然目にし、タイトルに惹かれて購入。 自分でも、本の感想が毎回同じような言葉になってしまうと感じでいたので、何かヒントを…という気持ちもあった。 まさにタイトルの通り、自分の「推し」の素晴らしさをどう言葉で表現するかということが書かれている。話しかけられているような文体が読みやすく、サクサクと読み進めることができた。また、具体的にどう書いたらいいのか、の説明もあり、参考にできそうな部分がたくさんあった。 SNSなどで他人の意見が簡単に目にできる時代だからこそ、他人の言葉と自分の言葉を切り離すように心掛けなくてはと感じた。 そして良い文章(感想)は一朝一夕には作れないのだと改めて思った。

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