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名画の力 の商品レビュー

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3件のお客様レビュー

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2024/10/04

群像表現から見る人々の営み: 都市と飲食 労働と祭礼 戦争と災害 伝統の力: ウクライナの美術 カラヴァッジョの少年像 フェルメールとベラスケス テート美術館展 北宋書画精華 山水画と風景画のあいだ 巨匠たちの舞台: モネと連作 ピカソとその時代 マティスの海外世界 現代美術の奥...

群像表現から見る人々の営み: 都市と飲食 労働と祭礼 戦争と災害 伝統の力: ウクライナの美術 カラヴァッジョの少年像 フェルメールとベラスケス テート美術館展 北宋書画精華 山水画と風景画のあいだ 巨匠たちの舞台: モネと連作 ピカソとその時代 マティスの海外世界 現代美術の奥行き: アンディ・ウォルポールの評価 ゲルハルト・リヒターの新作 李禹煥ともの派 ホックニーの新作と画文集 聖と俗を結ぶ: 古代エジプトの葬祭 桜の絵 円空と蛇彫り 知られざる画家たち 美術における光: 光の透過・反射・屈折 美術館と公共性: 消えゆくヌード彫刻 美術と訴訟

Posted byブクログ

2024/07/29

カラヴァッジョに対して、尽きることのない探究心、興味が更に溢れ出る書籍です。 次作も、お待ち申し上げます。

Posted byブクログ

2024/08/15

美術史家・宮下規久朗氏の新刊。 絵の掲載は十分で、全てカラー、各章が完結で安定の読み心地だった。 近年開催された美術展にフォーカスし、代表作を解説されていたのが目新しい。 自分が訪れたものも多く、美術展の印象の振り返りにもなった。 「イスラエル博物館所蔵 印象派・光の系譜」展...

美術史家・宮下規久朗氏の新刊。 絵の掲載は十分で、全てカラー、各章が完結で安定の読み心地だった。 近年開催された美術展にフォーカスし、代表作を解説されていたのが目新しい。 自分が訪れたものも多く、美術展の印象の振り返りにもなった。 「イスラエル博物館所蔵 印象派・光の系譜」展で展示された、レッサー・ユリィ『夜のポツダム広場』は実際に会場で見たが、確かに印象深いものだった。 1920年代の戦間期のドイツで、敗戦と経済混乱からの復興、そしてその後に起こる新たな歴史の予感を、にじんだベルリンの夜景を通して描いている。 宮下先生といえばカラヴァッジョは定番だが、今回はアメリカのカラヴァッジョという視点が新鮮だった。 『リュート弾き』を通して見た、アメリカのMETとロシアのエルミタージュ美術館の比較は興味深く読んだ。 内容は既出のものと重複もあったが、宮下先生の本はいつ読んでも、解説自体が芸術だと感じる。

Posted byブクログ