吸血鬼に猫パンチ！ の商品レビュー

赤川次郎(著者),ひだかなみ(イラスト)

2024/09/26

「夕日に立つ吸血鬼」
消え去る学校の本当の理由。
いくら時間がないとはいえ、明らかに普通じゃない状態に直面しているのに取り壊そうとしていたのは事前に聞いていたのではないか。
どうにか生き延びていたとはいえ、あんなところに独りにされたら気が狂いそうだっただろう。

「吸血鬼と逃げた悪魔」
時代を超えてやってきた者。
これだけ沢山の事件に関与しているのに自分の手を汚さなかったのは、元よりあるずる賢さと現代の知識を掛け合わせたからだろうな。
一人はどこかへ消えていったが、どの時代に行ったとしてもうまく立ちまわりそうで怖いよな。

「吸血鬼に猫パンチ！」
連れられてきた先で襲われ。
若い女の子相手にと嫉妬心が燃え上がるのは仕方ないとはいえ、命の危険があったのを助けたのだから少しぐらい寛大になれないのか。
人目のないところではなく普通の公園に呼ばれた時点で不審に思い、逃げ帰るべきだっただろ。

2024/07/26

猫パンチをされる吸血鬼ってクロロックかと思ったら、そうきたか。
ブラックってば、最高だわ。
お会いしたい！
逃げた悪魔の話、あいつ、ほんっとに最低。
天罰が下ることを願う。
子供の頃から好きなこのシリーズ、今でも新作が読めて嬉しい。赤川先生、ありがとう。