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十一人の賊軍 の商品レビュー

3.8

17件のお客様レビュー

  1. 5つ

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2024/09/18

映画「十一人の賊軍」のノベライズ(原作ではない)です。 幕末を舞台にした時代劇です。あらすじは映画のサイトを参照頂くとして、映画ノベライズとあって派手な戦闘や軍勢同士の駆け引きみたいなものがあって、結構楽しめました。映画の小説はいつも観てから読むか、読んでから観るかを迷うんですが...

映画「十一人の賊軍」のノベライズ(原作ではない)です。 幕末を舞台にした時代劇です。あらすじは映画のサイトを参照頂くとして、映画ノベライズとあって派手な戦闘や軍勢同士の駆け引きみたいなものがあって、結構楽しめました。映画の小説はいつも観てから読むか、読んでから観るかを迷うんですが、主人公たちの置けれる立ち位置が結構複雑なので、これは先に読んだ方が楽しめるような気がします。

Posted byブクログ

2024/08/26

戊辰戦争の新発田藩を描いた作品。 日本を分けた戦いで言えば関ヶ原より遥かに規模が大きいにも関わらず今一注目度が低く構図が分かりにくい戊辰戦争で、あくまでフィクションながら新発田藩の立ち位置というのがよくわかるストーリーでした。 映画の脚本をもとに冲方さんがノベライズした作品で...

戊辰戦争の新発田藩を描いた作品。 日本を分けた戦いで言えば関ヶ原より遥かに規模が大きいにも関わらず今一注目度が低く構図が分かりにくい戊辰戦争で、あくまでフィクションながら新発田藩の立ち位置というのがよくわかるストーリーでした。 映画の脚本をもとに冲方さんがノベライズした作品ですが、リアリティがありまさに映画を見ているような感覚になりました。 11人(+α)が個性を出しつつ協力しながら戦う展開はありきたりながら物語としてはやっぱり王道で面白い。 昔映画であった「里見八犬伝」のようでした。

Posted byブクログ

2024/08/15
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

2024年11月1日同名映画公開を前に。 原案、脚本の小説版として書き下ろされた作品なので、このまま実写化されていると思うと、邦画でここまでの描写を描ききったならばとても評価したい。 幕末期の国盗り合戦はこ難しく、登場人物も多いため頭混乱するけど、中盤からサクサク読めた。 内匠も色部もざまみろ(笑)

Posted byブクログ

2024/07/21

テンポが良いので、ほぼ一気読みでした。 映画脚本の小説化ということは、冲方丁さんのオリジナルではないんですね。それでこの出来とは、驚きました。

Posted byブクログ

2024/07/21

後半は冲方節でさくさく読めた。 なんとなく映像用の戦闘シーンな感じはあったが、人物それぞれ味があったし、人情もあって読み応えがあった。 政を演るのは山田孝之なのかな?映画が楽しみ。

Posted byブクログ

2024/07/19

幕末の実際の歴史の真実は知らないけれど、ありそうな話だと思った。結局、上の方の都合でいろんなことが決められて、一般庶民は翻弄されるだけ、というのが常なんだろう。しかし、最後の場面は、少しスッとした。

Posted byブクログ

2024/07/15

「11人の賊軍」 映画館の予告ポスターに一目惚れ。 11月公開を待ちきれず小説を購入。 史実がもとになっている時代アクション•エンターテイメント…、なのかな? 私は歴史がほんとに苦手で戊辰戦争って…なんだっけ?のレベル。 この作品を楽しむには時代背景を少し知らなければと思い...

「11人の賊軍」 映画館の予告ポスターに一目惚れ。 11月公開を待ちきれず小説を購入。 史実がもとになっている時代アクション•エンターテイメント…、なのかな? 私は歴史がほんとに苦手で戊辰戦争って…なんだっけ?のレベル。 この作品を楽しむには時代背景を少し知らなければと思い、久しぶりに戊辰戦争の解説や登場人物の相関図を読書ノートに書きながら読み進めた。 1868年1月京都の鳥羽•伏見の戦いに始まり 1869年5月北海道五稜郭での戦いに終わった 王政復古を主導する新政府軍が勝利した戊辰戦争。 物語りは1868年5月、10人の牢人と旧幕府軍の新発田藩の1人の侍が、ある理由から、岩村清一郎率いる新政府軍を新潟の五頭山にて約3日間食い止めるお話。 主役は2人。 旧幕府軍、新発田藩の侍•鷲尾兵士郎と 侍殺しの罪で捕えられた駕籠かきの政。 佐幕派の兵士郎は新政府軍に恭順したい新発田藩の中でうとまれている存在。 駕籠かきの政は、頑健で体が大きく喧嘩負けなしの剛腕。 政は親を亡くし早くに独り立ちをし、人を愛する事を知らなかったが妻のおさだに出会い人生が一変。やっと人間らしい平和な生活を過ごしていたが、ある日侍殺しの罪で捕えられてしまう。 連れて行かれた牢獄の中で個性強すぎな9人の入牢人に出会い、ある人物の企みから共に戦うことに…。 10人の入牢人とたった1人の侍でどう3日間乗り切る?どう生き延びる?みな自分の命はおしいし生きて帰りたい。 捕えられてからも政が愛するおさだを思い、どう生き延びて帰るかを必死に考え行動する姿に心締め付けられる。 そして、またやってしまった、政がどうなってしまうのか我慢できずに最後のページをちろり…。あぁー!見るんじゃなかった! 大興奮の時代エンターテイメントに 政の純度100%の愛の物語に、最高のアクションが満載。 11月の公開が楽しみっ 時代背景の予習はばっちりです(^^)

Posted byブクログ