眠れぬ夜のご褒美 の商品レビュー
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(1日の終わり、いまの気分を喜怒哀楽から選び、それに合わせた料理が出てくる店にて)今日がどんな味わいの1日であっても、次の1日の味わいは、新しく変えられる。できることは、まだあるはずだと思えた。 正しくない食べ物は、たまに食べるからこそ、悪魔的においしいのだ。 (ちょっとした悪意から思いがけず罪に加担してしまった2人。いつもは食事管理しているけれど、その日はゴッテゴテの豚骨ラーメンをいっしょに食べて、罪悪感を半分こしていた。)
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標野さんの作品狙いで読みましたが、これを読んで八木沢さんにどハマり! 新進気鋭な作家さんたちの作品が書く心安らぐ物語、自分好みの書き手さんに会えるチャンスかもしれません。
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美味しいものが出てくる話には無条件に飛びついてしまうところがあります。それがもしもたいした話じゃないとしても、料理を想像しただけで心が満たされるからいいやって。 本作はたいした話じゃないとは言わないけれど、各話のタイトルだけでもう満足。どこか1軒行ってみたいところを挙げるとしたら丑三つ時の寺でしょうか。 ウチのダンナは化学調味料アレルギーですが、「正しくないラーメン」のほうが旨いという点には賛同すると思います。 面白いと思ったのは「ワケアッテ」。なるほど、「訳あり」じゃなくて「分け合って」か。そのほうがいいじゃないか。
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1日1章ずつ読んで、 あんまり記憶に残ってないけど どのお話も読みやすくて読了できた。 近藤さんの話が1番面白かった
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夜食をテーマにした短編小説。 どの作品も美味しそうな料理がでてくるけど、気になったのは喜怒哀楽から選ぶ小鉢(冬森灯)。今日の気分で選んでみたい。 深夜の背脂ラーメン(友井羊)や韓国のインスタントラーメン(近藤史恵)もそそられる。 冬森灯さんは「うしろむき夕食店」を前に読んでい...
夜食をテーマにした短編小説。 どの作品も美味しそうな料理がでてくるけど、気になったのは喜怒哀楽から選ぶ小鉢(冬森灯)。今日の気分で選んでみたい。 深夜の背脂ラーメン(友井羊)や韓国のインスタントラーメン(近藤史恵)もそそられる。 冬森灯さんは「うしろむき夕食店」を前に読んでいて、今回の短編も面白かったので違う作品も読んでみたい。 友井羊さんの短編はミステリー小説を読んでるみたいにドキドキしながら読んだ。たまにはミステリーも読んでみようかな。
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【収録作品】 標野凪「バター多めチーズ入りふわふわスクランブルエッグ」 冬森灯「ひめくり小鍋」 友井羊「深夜に二人で背脂ラーメンを」 八木沢里志「ペンション・ワケアッテの夜食」 大沼紀子「夜の言い分。」 近藤史恵「正しくないラーメン」 おいしいものが食べたくなるアンソロジー。 ...
【収録作品】 標野凪「バター多めチーズ入りふわふわスクランブルエッグ」 冬森灯「ひめくり小鍋」 友井羊「深夜に二人で背脂ラーメンを」 八木沢里志「ペンション・ワケアッテの夜食」 大沼紀子「夜の言い分。」 近藤史恵「正しくないラーメン」 おいしいものが食べたくなるアンソロジー。 「夜の言い分。」に共感。
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夜食のアンソロジー。アンソロジーだと、この作品無理だぁ〰️とすっ飛ばしてしまう時があるのだが、今回はどれも面白かった。八木沢里志さんの「ペンション・ワケアッテの夜食」は、名前の由来にクスり。そっちの意味もあったのね。夜中に読んでいたので、夜食がしたくてたまらなくなるのをなんとか我慢。明日、買い物メモに「天かす」を書かなきゃだわ。
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しめのさん目当てで読んだもの、が、しめのさんの作品が一番見づらいというかうーんだった 読みづらい文書だったが、進むにつれ、段々と読みやすい文章になったのが良かった 特にお気に入りなのは背脂ラーメン あんなんズルい そして軽いミステリー要素もあって、作品の中で一番面白かった! この人の本を読みたいと思った にしても、お腹が空く本でした 作者全員ご飯の描写は上手 何かを食べたくなりました
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このアンサンブルは良かったです。どうやって作品を選んできたのかな?と思って「初出」を見てみると「asta」? 「なんだろ?」と思って調べてみると小説がいっぱい。 「ふーん」こんな世界があったんだ。
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おいしいものが大好きな作家陣が、「夜食」に まつわる人間ドラマを描く。冬森灯「ひめくり小鍋」、 友井羊「深夜に二人で背脂ラーメンを」など 全6篇を収録。
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