モルグ館の客人 の商品レビュー
名探偵(?)レイチェル・サヴァナクのシリーズ第2弾。 モルグ館で行われるパーティにレイチェルが招待されるが、他の招待客は「殺人事件の容疑者だったが無罪放免になった人」だった、というストーリーだが、モルグ館でのパーティは物語終盤で、それまでは過去の殺人事件の状況説明。 前作と同様、...
名探偵(?)レイチェル・サヴァナクのシリーズ第2弾。 モルグ館で行われるパーティにレイチェルが招待されるが、他の招待客は「殺人事件の容疑者だったが無罪放免になった人」だった、というストーリーだが、モルグ館でのパーティは物語終盤で、それまでは過去の殺人事件の状況説明。 前作と同様、レイチェルの推理が一足飛びな印象。
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マーティン・エドワーズのレイチェル・サヴァナクシリーズ第二弾。前作の致命的なネタバレはないけど、やっぱり順番に読んだ方がいいかも。 理由は不明ながら命を狙われている男を助けようとするレイチェル。一方、絶対に有罪と思われた人物が、高名な軍人の証言により無罪となる判決を直で見たジェイコブ。一見関係のない二人の行動は、秘密のクラブが関係しそうで… うーーーーん、面白いのだけど、前作同様、微妙に肌に合わない気がする。。。 いわゆる黄金期風のスリラー作品。前作はこの前提も伏せられており、ミステリを期待して読んだら呆気にとられ、なんか違うという気分に。 今作も通称モルグ館に行くのは終盤で、中弛みも激しく。キャラは立ってるから、色々惜しい作品。
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レイチェル強すぎ。ライバル登場かと思ったのだが。 メイド一家とのバディ感がもっと出ると楽しいシリーズになるかな。
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鳥類博士のシドンズが犯人といわれてる 嫡出子じゃないから親の財産を相続できないと思ってたが誤解で非嫡出でも相続が可能になれるように遺書が改定されてた 死んだことにされてたがなんとか生きていてそのことは知られてなかった 社会では法廷画家のドゥードゥル(偽名) この話あらすじとストーリーが少し違う モートメイン館につくまでが長いけどね
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登場人物も沢山、内容も複雑に絡み合って、これで果たして解決するのかとドキドキしながら読んだが、杞憂に終わった。レイチェル・サヴァナクと言う女性が探偵ぶりを発揮するイギリスを舞台にしたミステリー。人物のキャラもしっかりしてて、特にレイチェルに使えるトルーマン家の3人と私も友達になり...
登場人物も沢山、内容も複雑に絡み合って、これで果たして解決するのかとドキドキしながら読んだが、杞憂に終わった。レイチェル・サヴァナクと言う女性が探偵ぶりを発揮するイギリスを舞台にしたミステリー。人物のキャラもしっかりしてて、特にレイチェルに使えるトルーマン家の3人と私も友達になりたい程。
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★5 法で裁かれなかった犯罪者たち、背後にうごめく俗悪な企みをレイチェルが裁く… #モルグ館の客人 ■きっと読みたくなるレビュー おもろいわー、また★5をつけちゃう。 個人的には前作より躍動感があって好きですね。その分ミステリアスでスリラー要素は少なくなったと思うけど、怪しげ...
★5 法で裁かれなかった犯罪者たち、背後にうごめく俗悪な企みをレイチェルが裁く… #モルグ館の客人 ■きっと読みたくなるレビュー おもろいわー、また★5をつけちゃう。 個人的には前作より躍動感があって好きですね。その分ミステリアスでスリラー要素は少なくなったと思うけど、怪しげなキャラが新たに出てきて、不穏な雰囲気は相変わらずです。 今回の物語は、犯罪の容疑をかけられ、からくも死刑を免れた人たちの背景をレイチェルが追っていく。一方、女性の犯罪学者レオノーラも同じ事件を調べており、とある関係性からレイチェルにも近づいていくという筋だて。館が舞台になるのは終盤で、もちろんそこからひと波乱あったりします。 ただタイトルに館の名前が入っていますが、密室殺人やクローズドサークルを期待してはいけません。安心してください、ちゃんと別の意図があります。 まず本シリーズの推しポイントは、Coolさですよね~。始まりがいきなりエピソードからですよ、プロローグではありません。第一章の第一文から惹きつけられるし、場面も葬儀列車で雰囲気がカッコイイのよ。レイチェルが吐き出すセリフがいちいち謎めているし、このキャラの引力には毎回ヤラれます。 例によって何が起こっているのかよくわからない。犯罪学者レオノーラも敵なのか味方なのかよくわからんし。ただ間違いなく背後にうごめいているものはあって、怪しい人が誰なのかも明確にわかる。この緊張感と戸惑いがたまらなく読み手をソワソワさせるんすよね。 あと大好きなのは主人公レイチェルと記者のジェイコブのコンビぶり。二人とも同じ正義感を持っているのに、価値観や犯罪へのアプローチがまったく違うんですよ。レイチェルは狡猾、扇動するのが上手。その一方レイチェルの生真面目で素直なんです。なんか姉弟のように微笑ましく見えてくるんすよね。ま、かなり歪な関係性ではあるんだけど。 終盤、一連の物語の謎が明かされるんですが、とても直視できない真相でして… 自分都合で考える人間たちに吐き気がしました。そして終わりには、すっかりレイチェルに魅了されてしまうのです。 ■ぜっさん推しポイント 仕事や人間関係など、世の中には様々な問題がある。我々は幸せで正しい人生を歩むために、日々どういう判断をしているのでしょうか。 時には誤った判断をしてしまい、他人に迷惑をかけることもあるかもしれません。でもそうならないために、世の中には法律やルールというものがある。 ただ法律と正義、価値観と秩序は違うもので、人それぞれに微妙な隙間があるんです。その隙間を多少なりとも正しく埋めるのが倫理観というやつなんですが… その難しさや不条理さをつぶさに描いたのが本作なんだと思いました。
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今回も、もつれにもつれた展開。退廃的な雰囲気も相まって読み応えあったのですが、前作のインパクト超えられず、、。普通の話になっちゃった感じです。ラスト、何でこんなこと考えつくかな、とレイチェルの洞察に舌を巻きました。あっぱれではあり、この時代性考えたらこういうことはあるのだと思いま...
今回も、もつれにもつれた展開。退廃的な雰囲気も相まって読み応えあったのですが、前作のインパクト超えられず、、。普通の話になっちゃった感じです。ラスト、何でこんなこと考えつくかな、とレイチェルの洞察に舌を巻きました。あっぱれではあり、この時代性考えたらこういうことはあるのだと思いますが、モヤっと感は残りますね。巻末に手掛かり探し、なんていう親切設計があり、伏線見落とし民に実に親切。これからも読んでいきますよ!
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2024年の19冊目は、マーティン・エドワーズの「モルグ館の客人」です。「処刑台広場の女」に続く、レイチェル・サヴァナクを主人公とするシリーズの2作目です。「処刑台広場の女」は、かなり気になっていたのですが、読んでいませんでした。書店で本書をパラパラと捲っていた所、アン・グリーヴスに謝辞が捧げられているのを見たら、読まない理由には行きません。 舞台は、1930年代のイギリスです。第一次と第二次との大戦間の期間で大恐慌以降という、不安定で不穏な時代設定が、物語と主人公にミステリアスさを加えていますし、物語の真相にも繋がっています。 正直に言うと、期待していた程は、面白くはなかったというのが正直な所です。 ☆4.3
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