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『百年の孤独』を代わりに読む の商品レビュー

3.3

14件のお客様レビュー

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  2. 4つ

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2024/12/12

「百年の孤独」を読んだ後だったので なんだか楽しく読めた 「百年の孤独」 がなんだか愛おしく思えてきた もう一度読んでみたい いや、何度でも読んでみたくなった

Posted byブクログ

2024/12/05

文庫版「百年の孤独」とセットで買ったものの、やっぱり最初は自分ひとりの力で読みたいと思い、「百年の孤独」読了後にこちらを読みはじめた。 「代わりに読む」とは何なのか、書きながら著者は考えていく。 同時に「百年の孤独」のシーンについてツッコミを入れつつ、そういえば……という感じで...

文庫版「百年の孤独」とセットで買ったものの、やっぱり最初は自分ひとりの力で読みたいと思い、「百年の孤独」読了後にこちらを読みはじめた。 「代わりに読む」とは何なのか、書きながら著者は考えていく。 同時に「百年の孤独」のシーンについてツッコミを入れつつ、そういえば……という感じで昔見たドラマや映画などの話にそれて、ときにはそれらのエピソードと「百年の孤独」の物語が併走していく。 著者と年齢的には近いけど、ドラマや映画などを熱心に観てこなかった私は、その部分についてはよくわからなかった。 わかる人ならもっと楽しめると思う。 「百年の孤独」を読了後にこちらを読んだせいもあり、代わりに読んでもらった!とは思えなかったけど、一緒に読み進めている感覚はあった。 それはそれで面白かったし、評論や解説本の一方通行な受け取り方とは違って、「友だちと同じ本を読みながらゆるく雑談してる」みたいな、双方向な感覚があった(実際にはもちろん一方通行だけど、あくまでも感覚的に)。 真面目な評論や解説本、謎解き本もいいけど、この本のように気楽に読めて楽しめる併走本が古典などの読みにくい作品の隣にあったら、もっと読書のハードルが下がると思う。

Posted byブクログ

2024/11/29

「百年の孤独」と同時進行で読みました。 代わりに読んでもらったのかどうかはさておき、ガイドブック的な役割であるのは確かかもです。「百年の孤独」に挫折しかかっている方がいるなら、こちらの方をおすすめしたい。 途中の脱線も、必要なものとして受け入れられるくらいの脱線でした。

Posted byブクログ

2024/09/15

『百年の孤独』を読む自信がなく手に取ったが、こちらもまあまあ分厚い本で怯みながらなんとか読み切ることができた。やっぱり途中から、誰が誰で、誰の子供なのかがわかりにくくて難しかった。なんとなくのストーリーはわかった気がする。 文章を読むときに一番印象に残るのは、筋書きよりも説明でき...

『百年の孤独』を読む自信がなく手に取ったが、こちらもまあまあ分厚い本で怯みながらなんとか読み切ることができた。やっぱり途中から、誰が誰で、誰の子供なのかがわかりにくくて難しかった。なんとなくのストーリーはわかった気がする。 文章を読むときに一番印象に残るのは、筋書きよりも説明できない手触りみたいなものだと思う。筆者の脱線もそれを伝えるためなんだろうと思ったが、やっぱりその手触りをどう受け取るかは人によって違うだろう。 正直ますます原著を読める気がしなくなったが、大まかにストーリーがわかっているほうが手触りに集中できそうな気もする。いつか読めるといいな。

Posted byブクログ

2024/09/12
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

『百年の孤独』の読書会に参加表明したけれど、あの本を再読するには骨が折れると思って、代わりにこちらを読むことにした。 百年の孤独のメインエピソードがちゃんと書かれているので読書会のための復習になったけど、改めて『百年の孤独』って変な作品だと再認識させられた(いい意味で)。本篇の既読者にとっては、代わりに読んでもらえたと思う人も多いんじゃないかと。 著者も、よくあの本のエピソードから似通ったようなストーリーを思いつくなと感心するばかり。脱線しまくりだけど、読書ひとつでこんなに世界が広がるなんて凄い。 少女に何が起こったかの話がめちゃくちゃ気になって、Wikiで確認してしまった。脱線楽しい。 ★…4.5

Posted byブクログ

2024/08/17

話題の『百年の孤独』。 書店で手に取ってみたけど無理だな、と思った。 けど、どんな内容なのか気になるから検索してたらこの「代わりに読む」に出会った。 脱線が面白くてクスクス。でもこの脱線のネタは世代によって通じないんじゃ?でも面白さは伝わるか、とも思ったり。 登場人物の名前が同じ...

話題の『百年の孤独』。 書店で手に取ってみたけど無理だな、と思った。 けど、どんな内容なのか気になるから検索してたらこの「代わりに読む」に出会った。 脱線が面白くてクスクス。でもこの脱線のネタは世代によって通じないんじゃ?でも面白さは伝わるか、とも思ったり。 登場人物の名前が同じのばっかりでやっぱり無理。 代わりに読んでくれてありがとう。読破した気分になれた(笑)。

Posted byブクログ

2024/08/15

Twitterかなにかで知って以来、読みたいものだと思っていたが、お茶の水丸善で発見。 度々挟まれる、百年の孤独とは関係のないドラマや映画の写真が、どこかユーモラスで、笑いが込み上げ、購入決定。 真面目な文章でありながら、どこかユーモラスなニュアンスが漂う文筆家がおりますが、 と...

Twitterかなにかで知って以来、読みたいものだと思っていたが、お茶の水丸善で発見。 度々挟まれる、百年の孤独とは関係のないドラマや映画の写真が、どこかユーモラスで、笑いが込み上げ、購入決定。 真面目な文章でありながら、どこかユーモラスなニュアンスが漂う文筆家がおりますが、 とんさんからもそれん感じる。 ただ、全編通して読んでみると、 いやいや、筆者は結構シリアスである。 百年の孤独もなかなかにシリアスである。 単行本ではるか昔に買って読んでいた百年の孤独だが、 まったくもって新鮮な気持ちで伴走をしていただいた気持ちになり、壮大なこの百年記が、かつて読んだ時には神話のようなファンタジーだと感じていたものが、 (ファンタジーが苦手) 実にリアルな通低音が終始響いていた事に気づくのであった。 本編とは別に、好きで始めた事が大きく広がっていく、その動きに感銘を受けた。 私もかつて、某インディーズグループのファンクラブを勝手に立ち上げ、中野ブロードウェイのタコシェでファンクラブの会報を置かしていただいたことを思い出した。 まだまだ動けよ、自分。 という勇気も生まれた。 とんさん、ありがとう。

Posted byブクログ

2024/08/12

『百年の孤独』を読むことが途中辛すぎて、読み切る助けになればと同時に読み始めた。 内容に対するツッコミは同意できて楽しかったが、著者とジェネレーションギャップがあり、著者の狙いの脱線の部分のネタがあまり分からず、『百年の孤独』だけの話をしてほしい…と思ってしまった。 代わりに読む...

『百年の孤独』を読むことが途中辛すぎて、読み切る助けになればと同時に読み始めた。 内容に対するツッコミは同意できて楽しかったが、著者とジェネレーションギャップがあり、著者の狙いの脱線の部分のネタがあまり分からず、『百年の孤独』だけの話をしてほしい…と思ってしまった。 代わりに読むという試みは斬新でよかったので、もう少しわかる脱線ネタであれば楽しんで読めた気がする。

Posted byブクログ

2024/08/10

『百年の孤独』の余韻を味わいたくて読んでみたが駄目、自分には合わなかった…180ページでストップ。 将棋の封じ手の話、双子の同級生の家の玄関が網戸だった話など、脱線話のエピソードにひとつも共感できず。本当にそんな風に考えるかなあ、盛ってるなあ、つまんないとしか思えなくなり読むのが...

『百年の孤独』の余韻を味わいたくて読んでみたが駄目、自分には合わなかった…180ページでストップ。 将棋の封じ手の話、双子の同級生の家の玄関が網戸だった話など、脱線話のエピソードにひとつも共感できず。本当にそんな風に考えるかなあ、盛ってるなあ、つまんないとしか思えなくなり読むのが辛くなった。「代わりに読む」というコンセプト自体は好きだけに残念。自分の感性に合わなかっただけかと思う。

Posted byブクログ

2024/08/09

すごく面白い試みだと思う。「百年の孤独」読むにあたって、この本を携えて、一章ずつ交互に読んだ。 各章の最後に、 「先が気になる人はぜひ本屋さんへ走ってください」と書かれているのも好感が持てた。 で、結果から言うと、「百年の孤独」が面白くなりすぎて、この本は途中から必要無くなった...

すごく面白い試みだと思う。「百年の孤独」読むにあたって、この本を携えて、一章ずつ交互に読んだ。 各章の最後に、 「先が気になる人はぜひ本屋さんへ走ってください」と書かれているのも好感が持てた。 で、結果から言うと、「百年の孤独」が面白くなりすぎて、この本は途中から必要無くなった笑 友田さんの世界観は、ガルシア・マルケスとはスケールが違いすぎて、同時には読めなくなってしまった。 せっかくの試みなのに、腐してしまうようで申し訳ないのだが。日本のサブカルチャーの連想ゲームとマジックリアリズムの同時並行は無理でありました…。しかも、友田さんの嗜好は男性的なサブカルの世界なので、(最初の方はそうでもなかったので、女性かと思っていた)私の嗜好とは少しずれていたかも。

Posted byブクログ