君に好きを、何度でも の商品レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
買ったのをすっかり忘れていた漫画を掘り出してきた。 中学の時引っ越した。そのとき、仲良しの蓮に好きだと伝えておけばよかった。 大和は3年後に戻ってきた。蓮と同じ高校に転入して今度こそ!! 2学期からの転校をちょっとでも早く!!と一足先に向かう。学校で蓮がいた! 「俺、蓮が好きだ」 いきなり告白。だが蓮は「ありがとう」といって去っていく。 あれ?俺、振られたの? そして翌日から蓮は学校に来なかった。自主退学したという。どうして? 引っ越してからも蓮に会いたくて、家をでて夜行バスにのって訪ねて来たりしていた。でも会えなかった。 ずっとずっと会いたかったのに!! 千早先輩に蓮のバイト先を教えてもらって突撃した。蓮は戸惑って「お前みたいなやつ大嫌い」という。 このままでは終わらせない! 大和は蓮と同じお店でバイトを始めた。 蓮はとても痩せていて、ごはんもあまり食べていない様子。 再会していたときから右腕を骨折しているけど、それはどうして? 蓮の家庭は大和と一緒にいたころから崩壊しかけていた。 有名企業で働いていた父が働かなくなり、母が必死で家計と家事をやっていた。 父は「がんばったって、なんにもならない」と無気力。 母はかつての父を知っているので父をどうにかしようとせずに、父をずっと信じている。蓮が何を言っても母はきかない。 こんな田舎、早く出て自立したい。 そんなとき、大和と「一緒にいつか都会に出よう」と夢を語った。 そのすぐあと、大和は都会に引っ越した。自分をおいて。 その翌日、母は過労もあって交通事故にあい、帰らぬ人となった。 母は生前「私がいなくなったら蓮がお父さんを支えてあげて」といっていた。父を支えたいとは思わない。でも母のその言葉にしばられてしまう。 高校を辞めたのは、バイトを増やすため。家計を担うのは自分しかいない。もう学校に行ってる暇もない。 腕を怪我していたのは、この生活に疲れて部屋から発作的に飛び降りたから。ただし、2階だったため腕を骨折しただけだった。 蓮は大和に心をひらいて、たまには家に泊まりに来るようになった。 蓮は通信の高校に通うことに。 約束していた夏祭りの日、大雨で中止となった。それがトリガーで蓮はまたいなくなる。 また飛び降りる?と不安になった大和は蓮を探しにいく。橋の上にいた蓮を引き留めた。 「あと1年半、成人したらこの田舎をでよう」と約束する。 大雨で延期になった夏祭りが行われて、約束通り二人で出かける。 ようやく蓮は大和に「好きだ」と伝えた。 ってな感じのお話です。 さわやかな絵ですが、ストーリーはちょっと重め。 でもこのぐらいの重めの話は好き。 最後に都会で大学生になった二人が一緒に住んでいる話もあります。 よかったよかった~、で終わるのがちょうどいいです
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【お前みたいな奴が一番大っ嫌いなんだよ(蓮)】 エロス度★★★ おやおや・・・幼馴染み・親友の再会ラブが叫びたくなるくらい切なさ・胸きゅんを味わえるのがステキですね。 大和の一途で初恋の蓮への恋を諦めない執着や大和の告白を拒絶する蓮の臆病で拗らせた恋心がとても刺さりました。...
【お前みたいな奴が一番大っ嫌いなんだよ(蓮)】 エロス度★★★ おやおや・・・幼馴染み・親友の再会ラブが叫びたくなるくらい切なさ・胸きゅんを味わえるのがステキですね。 大和の一途で初恋の蓮への恋を諦めない執着や大和の告白を拒絶する蓮の臆病で拗らせた恋心がとても刺さりました。 最初は蓮に〝大っ嫌い〟とめちゃくちゃ拒絶されるけれど、諦めずに蓮に関わっていく大和の鬼メンタルが凄い。次第に蓮の態度も軟化していきますが、10代の少年が背負うには重いモノを内に抱えた蓮が切なく、大和の真っ直ぐな想い・約束が蓮の心を救うのがよかった。 同録の醒めない悪夢からの救済も尊い。
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