1,800円以上の注文で送料無料

あの夏が飽和する。 の商品レビュー

3.6

29件のお客様レビュー

  1. 5つ

    9

  2. 4つ

    8

  3. 3つ

    6

  4. 2つ

    4

  5. 1つ

    2

レビューを投稿

2025/11/09

現代社会で**「生きづらさ」や「孤独」**を感じているすべての人に読んでほしい物語です。 楽しいことばかりではない人生の中、どうにもならない辛さや怒り、寂しさに直面し、立ち止まってしまうことがあります。この本は、そんな息苦しい日常から一歩踏み出せずにいる読者の心に寄り添い、ちっぽ...

現代社会で**「生きづらさ」や「孤独」**を感じているすべての人に読んでほしい物語です。 楽しいことばかりではない人生の中、どうにもならない辛さや怒り、寂しさに直面し、立ち止まってしまうことがあります。この本は、そんな息苦しい日常から一歩踏み出せずにいる読者の心に寄り添い、ちっぽけな勇気を与えてくれることでしょう。 物語のテーマは重いですが、読後には不思議と前向きな気持ちになれる温かさがあります。決して「頑張れ!」と強要するわけではなく、そっと隣に寄り添い、「もう少しだけ、生きてみよう」と背中を優しく押してくれるような、希望のメッセージに満ちています。 特に、作中のある一節が心に強く響くことでしょう。 "大丈夫。私たちはまだ弱い。皆何かを抱えている。でも、たとえ狂気にまみれようがなんだろうが、私たちはどんなに失敗しても立ち直ることができるんだ。 私は負けたくない。 戦うんだ。" この力強い言葉に、あなたもも**「自分だけじゃない」**と救われることでしょう。 「何のために生きているのかわからない」と考えてしまったことがある方、日々の生活に疲れや寂しさ、虚しさを感じたことのある方におすすめしたい一冊です。

Posted byブクログ

2025/10/21

夏の温度感を感じる爽やかな側面があり読みやすい作品。 反面、生々しい心情描写が夏のジメジメした不快な暑さも連想させる。 面白かったけどあまり読み返したくないと感じさせるほどに、主人公に感情移入してしまった。

Posted byブクログ

2025/10/08

10代のころの心がパンパンに膨れ上がっていく過程を、それぞれのキャラを通じて極端ながらも現実的に描いている作品。 後半からは、感情移入してしまい、どうか彼、彼女らにとってのハッピーエンドで終わらせてくれないかと祈る気持ちでいっぱいになった。

Posted byブクログ

2025/10/02

曲を聴いたことある人は読んでほしいし、 曲を聴いたことない人は読んで聴いてほしい 生々しいけど後半になるにつれてはまる怒涛のピースに鳥肌が立ちます。 曲 「あの夏が飽和する/カンザキイオリ」 「人生はコメディ/カンザキイオリ」 「死ぬとき死ねばいい/カンザキイオリ」 「正体/カ...

曲を聴いたことある人は読んでほしいし、 曲を聴いたことない人は読んで聴いてほしい 生々しいけど後半になるにつれてはまる怒涛のピースに鳥肌が立ちます。 曲 「あの夏が飽和する/カンザキイオリ」 「人生はコメディ/カンザキイオリ」 「死ぬとき死ねばいい/カンザキイオリ」 「正体/カンザキイオリ」

Posted byブクログ

2025/09/11

話題になってた。どんな内容で話題になってたかも忘れた頃に手に取って、私には合わなかったなぁと思いながら時間をかけて読了。作者さんの事を読了後に知りあぁなるほどと腑に落ちました。私がターゲット層ではなかった。ただそれだけ。

Posted byブクログ

2025/08/28

大大好きな本です!! はじめは曲を聴いたことがあって本があるんだなーくらいで手に取ってみると読む手が止まりませんでした。時間など日にちなどが提示されていたのでとっても読みやすかったです。ページ数が多いのにさくっと読めて内容もとても深い。辛いシーンももちろんありますがそれでも読む手...

大大好きな本です!! はじめは曲を聴いたことがあって本があるんだなーくらいで手に取ってみると読む手が止まりませんでした。時間など日にちなどが提示されていたのでとっても読みやすかったです。ページ数が多いのにさくっと読めて内容もとても深い。辛いシーンももちろんありますがそれでも読む手が止めることはできませんでした。また読みたいなと思える作品でした。

Posted byブクログ

2025/08/04

はじめはカンザキイオリさんの曲をよく聞いててそれきっかけで本を出していることも知ってこの本を衝動買いしました! 最初は曲のストーリーを詳しく書いてる感じかな~って思ってたら曲のあとのことを書かれててびっくりしたけど、読み進めていくたびにどんどん引き込まれていってめちゃくちゃ良い...

はじめはカンザキイオリさんの曲をよく聞いててそれきっかけで本を出していることも知ってこの本を衝動買いしました! 最初は曲のストーリーを詳しく書いてる感じかな~って思ってたら曲のあとのことを書かれててびっくりしたけど、読み進めていくたびにどんどん引き込まれていってめちゃくちゃ良いです✨ ちょいセンシティブなところあるけどそこも物語を素敵にしてくれてて読んでる最中はこれが物語だって言うことを忘れるくらい良かったです!

Posted byブクログ

2025/04/20

前半が特に面白かった。後半ももちろん面白かったけど先が予想できちゃったからそこがちょっとなーて感じ。親愛なるあなたへよりこっちの方が100倍面白い。読む価値あり

Posted byブクログ

2025/04/16

本屋さんにたくさん並んでいて、最近新作も出たようで、評価も高め、だったんだけど…もう少し若かったら違ったか? 歳をとりすぎた?笑 だめでした笑  若者が青臭い&不器用なのは当たり前で、登場人物はみんなある意味ピュアで良い。寂しさを埋めるために不特定多数とねたり現代ぽくて...

本屋さんにたくさん並んでいて、最近新作も出たようで、評価も高め、だったんだけど…もう少し若かったら違ったか? 歳をとりすぎた?笑 だめでした笑  若者が青臭い&不器用なのは当たり前で、登場人物はみんなある意味ピュアで良い。寂しさを埋めるために不特定多数とねたり現代ぽくて。 友情あり、純愛あり、盛りだくさん… 登場人物がどうこうではなくて、物語のどこがキモなのかがいまいちわからんかった…のかな。 流花のことを思う千尋(流花のような美少女キャラは食傷気味だけど)、ある意味甘ったれの瑠花(すまん)…彼らの若者の群像劇かと思いきや、意外なところを突いて(武命)超グロな話になり、えっどういう展開?えっ?の連続でひと昔前の韓国ドラマのような… 作中、何か起こっても結局は簡単な会話だけで解決した(済んだ)ように感じたり。例えば二宮と、使われてた女子生徒とか…彼らに関しては出てきてその後の話が台詞を読むだけ、カンタンに一件落着した、ような?最悪な奴だと思ってたが実はいい奴、が多すぎて、詰め込みすぎてる?全体的に薄まってしまった? 最初からエンタメと思って読んでたらまた違ったのかな…タイトルから勝手に「儚く美しく哀しい若者たちの物語」みたいな文学的雰囲気を想像していたのかも。ごめんなさい。あぁーホント私ってなに様?

Posted byブクログ

2025/04/15

『あの夏が飽和する』を読んで 私はいつも、本はゆっくり読むものだという美学を大切にしてきた。ページをめくる時間の中に、余白を見つけたいと思っていた。だけど『あの夏が飽和する』は、その美学を軽々と越えてきた。気づけば3日で読み終わっていた。これは、私の中で初めての経験だった。 ...

『あの夏が飽和する』を読んで 私はいつも、本はゆっくり読むものだという美学を大切にしてきた。ページをめくる時間の中に、余白を見つけたいと思っていた。だけど『あの夏が飽和する』は、その美学を軽々と越えてきた。気づけば3日で読み終わっていた。これは、私の中で初めての経験だった。 この物語の魅力は、千尋や瑠花という2人の関係だけにとどまらない。登場するすべての人物が、それぞれに「抱えているもの」を持って生きている。 物語が進むにつれ、それぞれの心の傷や関係性が浮かび上がってきて、最後にすべての線がつながった瞬間、私は鳥肌がたった。 ここで、私自身の話をさせてほしい。 最近、友人が首を吊って自殺していたことを知った。去年のことだったらしい。けれど私は、その事実をつい最近、ネットで知った。 共通の知人も、家族との関わりもない私にとって、その子の死は、静かすぎるほど静かに私の元へ届いた。 私はその子に、何通もLINEを送っていた。「生きてる?」「大丈夫?」「仕事忙しい?」と。既読は、ずっとつかないままだった。 でも、その子は、私が人生で最も落ち込んでいた時に、明るく声をかけてくれた。「大丈夫、大丈夫」「幸せになれるよ」って、何度も励ましてくれた。 その優しさが、今も心に残っている。その言葉で私は生かされている。 そんな彼女が、同棲していた彼氏に振られて、家を出る当日に、自ら命を絶った。 あんなにも私を励ましてくれた彼女が、自分では自分を救えなかった。 私は思った。「私はこの子のこと、何も知らなかったんだ」と。どれだけ笑っていても、その笑顔の裏に沈むものには気づけなかった。 この気持ちは、千尋と流花にも重なる。私も、あの子に「生きていてほしかった」。 千尋と流花の旅は、「生きたい」という希望と、 「死にたい」という絶望がせめぎ合う道だった。 だから、千尋の言葉がすべてだ。 「どんなに強い人でも、周りがひどい環境だったら、どうしようもないことが起きてしまうことだってある。どんなに最悪の選択でも、それしか方法がないって思い込んでしまうこと、瑠花もあるだろう?」 どれだけ心が強い人でも、もし周りの環境がずっとつらくて、誰にも助けてもらえなかったら、だんだん気持ちは削られてしまう。 自分では“絶対に選ばない”と思っていたようなことでも、それしか道がないように思い込んでしまうことがある。これはきっと、「自殺」というテーマの核心でもある。 「生きたい」という気持ちがどれだけ強くても、どうにもならないその瞬間に「死ぬしかない」と思い込んでしまうことがある。 人は、理屈では動かない。 この物語は「生きるとは何か」という問いに、まっすぐ向き合っている。 そして、それに対して、「生きていていい」と語りかけてくれるような気がした。 だから私は、これから誰かの「笑顔の裏」にも目を向けられる人でありたいと思った。 励ます言葉だけではなく、その人がどんな場所で、どんな風に日々を過ごしているのかに、少しだけ想像力を持ちたいと思った。 「生きていてくれて、ありがとう」って、言葉にならなくても、そう思いながら人と向き合っていたい。 そして、自分自身がしんどくなった時も、「今の私は、そう思わされるくらい苦しいだけなんだ」と、立ち止まってみたい。 あの子に届かなかった想いも、千尋が選んだ未来も、きっと私の中に生きている。 生きるって、痛みも喜びも含めて、誰かと一緒に感じていくことなんだと、この物語が教えてくれた。 だから私は、これからも、生きていこうと思う。 ━━━━━━━━━━━━━━━ この本を読んで気づけたこと 寂しさと向き合うということ 寂しくなる前に、何かでその感情をごまかすのではなく、きちんと寂しさと向き合わなくてはいけない。 寂しさから逃げれば逃げるほど、次に立ち向かうときには、もっと大きな勇気が必要になる。 だからこそ、人はその空白を誰かで埋めてはいけない。 その寂しさで、誰かを一時的に利用したり、無意識に傷つけたりすることは、自分の心も、相手の心も、すり減らしてしまう。 自分の価値は、誰かに与えてもらうものではない。 自分で探し、自分で積み重ねていくものだ。 そして、自分の寂しさもまた、自分自身で抱きしめながら向き合っていくべきものだと思う。 人は孤独を知ることで、やさしくなれる。 誰かとつながる前に、自分とつながる勇気を持ちたい。

Posted byブクログ