響け!ユーフォニアム 北宇治高校吹奏楽部のみんなの話 の商品レビュー
何気なく書店をぶらぶらしていたら、ユーフォシリーズの新刊が出ていたので思わず買ってしまいました。 日常譚ですが、シリーズが完結してしまったので、その後が少し垣間見えたのはうれしかったです。 久美子の真由の関係とか、久美子と秀一の関係とか、久美子と麗奈の関係とか、時期幹部のこと...
何気なく書店をぶらぶらしていたら、ユーフォシリーズの新刊が出ていたので思わず買ってしまいました。 日常譚ですが、シリーズが完結してしまったので、その後が少し垣間見えたのはうれしかったです。 久美子の真由の関係とか、久美子と秀一の関係とか、久美子と麗奈の関係とか、時期幹部のこととか、一つ上の先輩のこととか。 旅行のくだりだけでも、短編でアニメ化してくれないかな。 それにしても奏ちゃんはどんどん印象が変わって、どんどん好感度が上がっています。個人的には。
Posted by
「響け!ユーフォニアム」の新刊が出た。「最終楽章」で終わったと思っていただけにうれしい知らせだった。アニメの余熱が残る中、さっそく読み終えた。内容は、久美子たちが三年生の時代で、全国コンクールの前から、終わった後の引継ぎまで。奏と真由、久美子と真由、久美子と秀一、奏と久美子の話な...
「響け!ユーフォニアム」の新刊が出た。「最終楽章」で終わったと思っていただけにうれしい知らせだった。アニメの余熱が残る中、さっそく読み終えた。内容は、久美子たちが三年生の時代で、全国コンクールの前から、終わった後の引継ぎまで。奏と真由、久美子と真由、久美子と秀一、奏と久美子の話などがつづられる。なんだか自分の高校時代が懐かしくなった。
Posted by
主に後日談。沖縄の話だけ少し長くて、あとは短いがいい感じ。アニメの3見てて、原作読んでからかなり空いてたので、ソリストの件で「あれ?」っていう違和感があったんだけど、やっぱ改悪(?)だったのね。原作の方が好きだな
Posted by
決意の最終楽章で描かれなかった、久美子たちの様々な短編集。本編の全国大会が終わってからのエピソードがたくさん。沖縄演奏会もハッピーエンド。真由や奏の人となりもまた少しわかった。本編ももう一回読もうかな。
Posted by
『響け!ユーフォニアム』本編の後日談といったお話でした。 原作は読んでいないのですが、アニメの方を観ていました。アニメの方は残念ながら終わってしまいましたが、本作で再び久美子たちの活躍を観ることができるのはユーフォニアムのファンとしてはとても嬉しいですね。 前述のとおり、本作...
『響け!ユーフォニアム』本編の後日談といったお話でした。 原作は読んでいないのですが、アニメの方を観ていました。アニメの方は残念ながら終わってしまいましたが、本作で再び久美子たちの活躍を観ることができるのはユーフォニアムのファンとしてはとても嬉しいですね。 前述のとおり、本作は久美子たちが引退した後の後日談的な内容になります。なので、全編通して和気藹々とした雰囲気で話が進むため、楽しく読むことができました。
Posted by
捉え所のなかった真由の内側が垣間見えて、やっと人となりが解った気がします。 転勤族故の処世術と、一生ものの友達が欲しいってのには納得でした。奏すらもうならせる真由が凄いです。 久美子と秀一もやっとちゃんとしたカップルになったみたいでニンマリです。姉の秀一リスペクトが的確で、流石...
捉え所のなかった真由の内側が垣間見えて、やっと人となりが解った気がします。 転勤族故の処世術と、一生ものの友達が欲しいってのには納得でした。奏すらもうならせる真由が凄いです。 久美子と秀一もやっとちゃんとしたカップルになったみたいでニンマリです。姉の秀一リスペクトが的確で、流石幼馴染ですね。 部内のトラブルわ何でも背負い込む久美子に奏が「頼って欲しい」って言うのも成長を感じました。 これでラストだと思うと寂しいです…
Posted by
アニメも見終わって、満を持して読破。 久美子たちの3年生最後のコンクールのその後が描かれたお話と、久美子以外のキャラクター視点からの過去話だったりエピソードだったり… 黒江真由の、どこか底を見せないような、それでいて不気味すら思える性格、ハッピーエンドが好きすぎるって言葉がしっ...
アニメも見終わって、満を持して読破。 久美子たちの3年生最後のコンクールのその後が描かれたお話と、久美子以外のキャラクター視点からの過去話だったりエピソードだったり… 黒江真由の、どこか底を見せないような、それでいて不気味すら思える性格、ハッピーエンドが好きすぎるって言葉がしっくりくるような言動に対しての疑問点、それがこの本の真由過去エピソードを読んで納得。そらああゆう言動になるんだなって。可哀想な子よ…_( _´ω`)_ だからこそ、コンクール後で久美子だったり奏だったりとの距離感が変わっていくのが、こっちとしても嬉しい気持ちにさせてもらえた。 あとは、高校卒業までにもこんな大変なんやなって← もう受験勉強やし、吹いたりせぇへんのやと思ってたのにまさかの合奏…吹部って、、大変すぎる、、ハードスケジュールだよ… 新幹部発表も面白かった、個人的には納得の采配。むしろ久美子部長の時の方が(いろんな意味で)不安やったから、まだ安心というか… この子達での新たな吹奏楽部ってのも、見てみたいなって思ったりしてるんじゃんฅ(*´꒳`*ฅ)ꪆ
Posted by
アニメ版シーズン3の最終話を観終わってからしばらく経つが、今でもあの感動は忘れられない。本書は最終話のその後の話も入っていて、北宇治高校の吹奏楽部の話が読めるのが単純に嬉しかった。 アニメ版では消化しきれなかった黒江真由のどこか影のあった性格について、そりゃあそんな過去があった...
アニメ版シーズン3の最終話を観終わってからしばらく経つが、今でもあの感動は忘れられない。本書は最終話のその後の話も入っていて、北宇治高校の吹奏楽部の話が読めるのが単純に嬉しかった。 アニメ版では消化しきれなかった黒江真由のどこか影のあった性格について、そりゃあそんな過去があったらそうなるわと納得し、彼女が現在久美子たちと楽しく過ごせていることに安堵した。久美子と真由が向き合って真剣にお互いを見つめ合うシーン、凄く良かったな。思わず笑ってしまう。私も嫌いな人とやってみようかな。目を合わせてくれないかもしれないけど。笑 真由にカッコつけたい、真由の前では下手な演奏はできないと思っていて、それがどこか真由との間に壁を作ってしまっていたと久美子が気づくシーンも好きだ。 夏紀、優子、みぞれ、希美の4人のドライブの話もかなり好き。ああ、楽しそうだな。私は3人以上で行動するのが苦手だったからこういう経験はないが、この4人は互いに互いの性格を知り尽くしていて上手くやっている。読んでいてこちらまで楽しくなってくる話だった。 後輩たちもしっかり育っているし、北宇治高校吹奏楽部はこれからもずっと続いていくのだろう。見事なラスト。順番が逆になってしまうが、最初からこのシリーズを読んでみようかな。
Posted by
全巻読んだと思ったら、続編が出たので嬉しかった。北宇治高校のコンクール後のことが色々分かりました。誰が部長副部長になるのかな、という疑問もハッキリして、また、真由の真意がよく分かって、理解が深まりました。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
2024年7月11日 第1刷 発行 版、読了。 誤字脱字もなく、そして文体も非常になめらかでアッという間に一気読みしました! 現時点での『響け!ユーフォニアム』シリーズの最新作にして、シリーズのエピローグ的エピソードが、ふんだんに描かれた内容でした! つい最近までTVアニメシリーズの完結編ともなるシリーズ3が完結したこともあって(当然フルコンプ視聴しました!)、ソリストを担うのが原作と異なる衝撃結末とも相まって。このシリーズ3視聴時期は「全部(気持ちを)持っていかれたあああああああ!!」となって、ロスになるどころか、何度も契約しているサブスク有料配信動画サービスで「久美子二年生編」にあたる作品からシリーズ3を何度もループして、ここ最近でようやく落ち着いていた……ところにコノ一冊! ヤバイ。 もうそれしか読んでいて思いつかず。そして中編にあたる「未来への約束」と続く「閉幕・パストラーレ」には、落ち着いていた作品熱が再び爆発しつつも「これで本当に『久美子編』は終わりだなあ……」と寂しさに包まれた一冊でした(悲 しかし! はじまりがあれば終わりもあるのがこの世の常! むしろこのシリーズに触れる機会があった自分の人生に「よくやった! そしてよく出会えた!」と褒めてやりたいシリーズでした(もちろん自分の人生はこれからも元気に続く……はず!)。 本作では完結したはずの、これまでのシリーズでは描かれなかった、いくつかの幕間的なショート・エピソードが続き、「あれ久美子パイセンの出番とは……?」と感じるほど、サブキャラたちがクローズアップされて……からの! 「未来への約束」エピソードは胸熱でした。良かったなあ……(しみじみ) アニメ作品では描かれることのなかった、久美子たちが卒業したあとで、誰が新部長以下、幹部を担うのかが明かされています☆ 衝撃でした。そして応援したくなること間違いなしな内容でした! でも、もし、この本作がアニメ映像作品化されたら、大歓喜な反面、間違いなく号泣必至だろうなあ……とは思います。シリーズ3でも泣きまくってたしなあ。 いずれにしても。ユーフォシリーズが大好きで、かつ原作小説も大好きであるなら「迷わず読め!」と感じた一冊でした。ああ、でも、コレでホントに久美子編が完結したなあ……とも寂しさを感じた一冊でもありました。
Posted by