なんで死体がスタジオに!? の商品レビュー
抜群のテンポでほぼ一気読み。 テレビはほぼ見ないしゴシップにも全く興味はないけれど、人狼は好きだけど、実際にこの番組があっても絶対見ないけど、とにかく楽しく読めた。疾走感ある適度な深さ(軽さ?)、エンタメ小説はこれでいい。
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ノウイットオールがすごく面白かったのでどうかと読んでみました。最初はちょっと無理かなと思った設定だったけど、読み終わったら面白かったです。けど基本テレビの世界の(テレビだけじゃないかもしれない、芸能界の?)受け入れ難い部分は沢山あった。
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死体が発見されたスタジオで生放送ゴシップ人狼が行われる話。生放送のゴタゴタと死体の謎にゴシップ、それらがどう収拾されるのか一員になった気持ちでハラハラ見れる。幸良プロデューサーの不運に笑ったり手腕に慄く。複数人称やからこその面白さかな。
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スタジオ内本番オンエア中待ったなしの死体と犯人当てクイズ。暴露される芸能界ゴシップ、アクシデントへの対応でバタつくADとチーフプロデューサー、エンタメとして面白かった。「ゴシップ人狼」のゴシップネタは置いておくとしてクイズの仕組みは優れもの。
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テレビ制作の裏側や今の時代のテレビについて書かれていたり面白かった。テンポよく読めました。殺害トリックにもう少し捻りがあれば面白かったかな。推理小説というよりヒューマン小説に近いかも。
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仕込みだったはずの殺人事件が、本当に起きてしまった生放送。バラすと爆発か起きるという予告、たった数時間の事件なのに、常にハラハラさせられた。 小説の中に出てくるタレント名、番組名が実名でびっくり。 でもこれがビミョーにもじったものだと、イニシャルトークのように、そっちを解明するこ...
仕込みだったはずの殺人事件が、本当に起きてしまった生放送。バラすと爆発か起きるという予告、たった数時間の事件なのに、常にハラハラさせられた。 小説の中に出てくるタレント名、番組名が実名でびっくり。 でもこれがビミョーにもじったものだと、イニシャルトークのように、そっちを解明することに気を取られてストーリーを忘れがちになるが、その心配こ全くなし。 週刊誌のゴシップを読みながら、謎解きしているようなストーリーだった。
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テレビのバラエティ番組を見なくなって早数年。こんな番組があっても多分見ないだろうなと思いながら読む。まず芸能人のゴシップというのに興味が全くないし、ゴシップについてあーだこーだと言い合うのも何が楽しいのかと思う。 そんな大して興味のない『ゴシップ人狼2024秋』だったが、意外にも誰が人狼なのか犯人なのかが気になって面白かった。軽い語り口のせいで死体が生き返るんじゃないかと何なら思った。 読者には開始早々人狼が誰か明かされているが、死体に関しては本物の上、誰が殺したのか不明で不気味である。 しかし、意外な人物が名推理を行い、さらにはこれまた意外な人物が真相に辿り着くラストはうまく纏まっていた。犯人の動機についてもちゃんと納得。視聴者側へのメッセージについては、テレビに限らず日頃から注意しなきゃいけないところだな。 死体が出た時点で番組続行不可能なところを制作者魂で見事やり遂げてしまった幸良プロデューサーに脱帽。彼女のテレビへの執着は立派で応援したくなるのだけれどテレビ番組は面白くないので観ないんだわ。ごめんね。
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劇場型小説と言おうか。テンポよく話は進み、テレビ好きには嬉しい実際のテレビ番組名や、テレビ蘊蓄的なものが散りばめられている。 死体をあんなふうにずっと綺麗なまま放置できるかは疑問だけど、意外な名探偵や終わり方のまとまり感も良かった。
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人狼×テレビ番組。なかなか無理あるくない?っと途中から感じ始めたり…。でも、ポンコツから一転探偵として華々しく?活躍したり、生放送ならではの気まずさ等あったり…番組を見ているみたいで楽しかった。 実在のテレビ番組名も出てきてちょっと懐かしぃ〜となった。 別々の人の視点から物語が進むのはやっぱり、面白くて好きだなぁ
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