なんで死体がスタジオに!? の商品レビュー

森バジル(著者)

2024/11/12

何故か元気がでる！殺人事件おこってるのに不謹慎だけど、エンタメに振り切ってて面白かった。幸良P好きです。
前作が良かったので今作も読んでみて良かった。次作も期待してます！！

2024/11/11

『ノウイットオール あなただけが知っている』が面白かったので新作も読んでみた。面白い！！森バジルすごい。構成、展開が独特でワクワクする。次作も楽しみ。

2024/11/03

ミステリー書評
読書レベル　初級〜中級
ボリューム　251頁
ストーリー　★★★★★★！
読みやすさ　★★★★★
トリック　　★★★
伏線・展開　★★★
理解度　　　★★★
読後の余韻　★★★★★★！

一言書評：面白い！何気なく手に取って読み始めましたが、気づけば最後まで一気読み！

とにかく伝えたい事は、読後の余韻！これはほんとに最高でした。誤解をおそれずに言うなれば、途中までハチャメチャ過ぎて大丈夫なのかこれ、、、とハラハラさせられっぱなし。でも、着地が凄い！綺麗過ぎる！

TV局のお偉いさん方々は何もしないの？とか、このキャラ変は許容しちゃう？とか、この事件の後の視聴者の反応は？TV局はどうなったの？とか、、、いろいろ置き去り感はありましたが、それ以上に犯人当ても含めてメチャ楽しめました！

2024/10/31

芸能人がゴシップを語り、その中から嘘つきを見つける「ゴシップ人狼」という番組。今回「ゴシップ人狼」を生放送することになったのだが、放送20分前にプロデューサーが出演者の死体をスタジオで発見。犯人からは放映を止めるとスタジオを爆発すると警告が。無事に「ゴシップ人狼」を放映できるのか、そして犯人は誰なのか・・・
といったあらすじ。

今までにない斬新な設定が面白かったです。
犯人も予想とは違って、驚かされました。
振り返ると伏線は沢山散りばめられていました。再読したらもっと沢山の伏線が見つかりそう。

私の知らないテレビ業界のことを色々と知ることができたので勉強になりました。
噂はあくまで噂。鵜呑みにするのはよくないですね。

2024/10/30

生放送のTV収録と同時進行で進む設定と展開は面白いが、個人的にはラストで失速。かなり初期段階で不自然な視聴者の正体も危ぶまれ…。登場人物多いのに、内面描写が3人を軸に動くところも広がり深まりでずにもったいない。犯人含め全員にスポット当てたら面白いのに。恩田さんのドミノ的物語を少しだけ期待してしまったので肩透かし。

2024/10/29

ふー、読了。
展開の速さや、内容としてもすぐ読めるエンタメ系ミステリーですかね。読みやすかったし、意外な展開もあり面白かったです！

「その瞬間なんとかしないといけない」という生放送のテレビならではの緊張感のなか、死体を見つけちゃった統括プロデューサーと、演者2人という計3名の視点から番組と事件が進む。死体はどうなる？番組はどうなる？1発屋芸人の運命はいかに？
なかなかスリリング。

ミステリーもこういうところにまで入り込んできたな…というミステリー史？の新しい局面を見たような気持ちがしました。作りが凝っている。
ヒントはあとから考えると各所にあり、フェアでしたね！見逃してた伏線もありそう。

ラストシーンもよかったけれど、欲を言えばもう少し「その後」が知りたかったかな。「この番組」がどう評価されたのかとかは気になりました。
あとは小うるさい？編成局長山田がほんとうの空気になったのについても、気になると言えばそう。騙されてどっか行って、その後どうなったんだろう…。殺された？？事件の予感。

続編はないタイプの探偵かと思うので次作はまた違う舞台になるのかもしれませんが、是非読みたいです。

2024/10/27

始め会話文形式が多くて、なんかライトノベルっぽいと思ってハズレか？と感じたが読んでくと段々と面白くなりました。
推しの子やキュロスの女とかこの作品は、共通して芸能界及びテレビ業界の「裏」や「闇」を書いてネタバレの大人の事情を書いてるけど、推しの子が一番有名だけどどこからスタートした流行りなんだろうか、気になる。作品は因果応報自分に返ってくる、誠実に。

作者は確実にフロー型のテレビが好きだなと感じる。LIVEで見る層は確実に減ったけどニュースに関しては記者もいるしテレビはこの先も強いと思う私は思う。

2024/10/22

話がスピーディーに展開するので読みやすかった。
裏切られ感がとても良く、そうかー！そうだよね、なるほどと思いながらあっという間に読んでしまった。
最初はなんか軽いなぁと思ってたけど、読み進めるとちゃんとミステリーでよい。
ラストもちゃんとしていて良かった。
すべて納得。

2024/10/21

正直そこまで期待してなかった。だからこそ言える。この作品はマジで面白いと。
読書疲れてるモードのわたしはライトな読み口かなと思って今回の小説をとに取った訳だけど、いつの間にか一気読み。見えそうで見えない真実。こんなにワクワクするミステリーなかなか出会えないって。ミステリーが好きな人もそうじゃない人も読んで欲しい。少なくとも私は森バジルを今後追っていきたいし、ノウィットオールも読みたい。

2024/10/20

「バラエティ・ミステリ」という宣伝文句通り、筆者のバラエティ番組愛を大いに感じたし、最後まで飽きさせない展開だったのだけど、番組内で行う企画の雛型が人狼そのままだったのは少し残念。そこは全く類を見ないような企画を小説で表現してほしかった。