暗殺 の商品レビュー
《問題提起》としては理解するが…。
2024年8月読了。
故人を尊敬していた一人としては、読み進めるのがツラかった…。又、どこまでが事実でどこからがフィクションなのかハッキリさせていないので、『陰謀論』的な展開も「本当かよ…?!」と思う部分が散見されて読んでいて『隔靴掻痒の感』は否めなかった。
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2024年8月読了。
故人を尊敬していた一人としては、読み進めるのがツラかった…。又、どこまでが事実でどこからがフィクションなのかハッキリさせていないので、『陰謀論』的な展開も「本当かよ…?!」と思う部分が散見されて読んでいて『隔靴掻痒の感』は否めなかった。
但し、著者のインタビューで「本作はあくまで『問題提起』であり、今後この陰謀を追及する人たちが増えてくれれば嬉しい」と語っていた通り、『あの事件を忘れるな』と云う意味では、その役割を果たしていると思う。
ただ、『黒幕の存在』や後半からの展開等については、首を傾げる点も多く、小説全体で見るといささか『龍頭蛇尾』としか言えず残念。
元々あの教会は、朝鮮戦争後に『反共』の為に作られた「西側諸国のネットワーク」的な意味合いで使われていた組織だったと云う経緯を考えると、熱心な信者でも無かった故人が「そんなに恨まれる筋合いは薄いのでは」と云うのは、些か納得の行かなかった点だ。
ただ逆に、○□新聞が、故人の事を『目の敵』にしていた理由は良く理解できた。復讐出来て良かったね、歪んだ信条の会社だから、結果的には嬉しかった?葬式の邪魔をして、その後派閥は立ち消えに成って、「復習完了」で今はホクホクなんだろうね。ケッ!
遠い将来『全ての真実が暴かれる日が来る』事を強く祈っている。合掌。
左衛門佐
最初のページにタイトル。次を捲ると読み手側に一行だけ釘を刺しているかのような文言。あの事件を思い出しつつ、読み進めました。こういう角度からあの事件を考察し小説に落とし込んでいるのか、と思うと現実と架空の狭間にいるような感覚になりました。
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井川氏の紹介で気になったので読みました。歴史や政治の知識がないと面白みが半減しますね。文章は優しいので一気読み出来ました。
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複雑すぎるからこそ、真実が知りたくなる 安倍さん人として好きだったな〜恋しくなった ただ、配偶者の方のお気持ちを思うといたたまれない
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図書館で予約待ち ようやく順番回ってきて一気読み フィクション?なの あまりにも最近起きた事件題材だし リアル過ぎて 上からの圧力って働いてた時感じたのを思い出した 下山事件の本も読みたくなった
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フィクションと書かれてるけどどこまでが事実なの? 元総理が暗殺されてから いろんな負の情報が出てきてガッカリしたけど この本こそ死者への冒涜やん。 この本の被害者も加害者も政治家も警察も宗教団体もみんな悪人。 なにを信じればいいのか。 でもあれから何年も経つのにまだ裁判は始ま...
フィクションと書かれてるけどどこまでが事実なの? 元総理が暗殺されてから いろんな負の情報が出てきてガッカリしたけど この本こそ死者への冒涜やん。 この本の被害者も加害者も政治家も警察も宗教団体もみんな悪人。 なにを信じればいいのか。 でもあれから何年も経つのにまだ裁判は始まってないな。 なんでやろか?
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のめり込んで一気読みでした。 あの事件の一報を目にした時、明らかに不自然さを感じていました。月日の経過とともに記憶の隅に追いやられていましたが、その不自然さにモヤモヤしていた感情を拭い去ってもらったような感覚です。 小説とのことですが、ノンフィクションの部分も多数あり、真実は...
のめり込んで一気読みでした。 あの事件の一報を目にした時、明らかに不自然さを感じていました。月日の経過とともに記憶の隅に追いやられていましたが、その不自然さにモヤモヤしていた感情を拭い去ってもらったような感覚です。 小説とのことですが、ノンフィクションの部分も多数あり、真実は報道されないこともある、メディアを鵜呑みにするのではなく、自分で調べて判断することの大切さを再確認しました。 ハーフ・ノンフィクション小説とでも表現したらいいでしょうか。この類の作品は大好物です♡ 他にものめり込める作品に出会っていきたいです✨
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はじめに、故人のご冥福をお祈り致します。 フィクションとしているが、事実を仮称に置き換えている箇所も多く、仮想と事実の境界線がわからなくなる。 記憶に新しい事件を題材にしているからか、何とも表現し難い気分になった。
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知人から強制貸出(笑) フィクションだけどそんなあからさまに言って大丈夫なの?となる。赤報隊調べちゃった。 終盤は古典的なオチ。真実に近付くとそうなるよね。
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奈良県で元総理大臣が選挙応援の遊説中に銃撃され死亡した。まだ記憶に新しい事件だ。 すぐに現場で取り押さえらた40代の男性、元総理とある宗教団体とのつながり、その時の警備の不備、など次第に明らかにされていく。 話は実際に起きた事実と作者によるフィクションが織り交ぜられ、読者は一瞬混...
奈良県で元総理大臣が選挙応援の遊説中に銃撃され死亡した。まだ記憶に新しい事件だ。 すぐに現場で取り押さえらた40代の男性、元総理とある宗教団体とのつながり、その時の警備の不備、など次第に明らかにされていく。 話は実際に起きた事実と作者によるフィクションが織り交ぜられ、読者は一瞬混同してしまう。 焦点は犯人についてで、犯人は現場ですぐに確保されたではないか、ということだが、いろいろな不審点に着目した雑誌編集者が真相を追っていく。 宗教団体、右翼団体、または政治家、果ては35年前に起きた朝日新聞阪神支局銃撃事件にまで話は遡り、その関連を紐解く。 ストーリー的には読ませるものだとは思うが、銃についてや、特殊な弾についてその説明がちょっとくどくて話がそれるような気がした、作者はその方面に詳しいのか・・・
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