転がる珠玉のように の商品レビュー
普段ほとんどエッセイは読まないのですが、ブレイディみかこさんの本は何故かスイスイ読めて、面白いので好きです。この本はたまに連載時にWebで読んだので、いくつか読んだことがある話がありました。改めて考えてみると重たい話が結構多いのですが、それを感じさせない、軽やかに読ませてくれるの...
普段ほとんどエッセイは読まないのですが、ブレイディみかこさんの本は何故かスイスイ読めて、面白いので好きです。この本はたまに連載時にWebで読んだので、いくつか読んだことがある話がありました。改めて考えてみると重たい話が結構多いのですが、それを感じさせない、軽やかに読ませてくれるのはさすがで、今回も楽しく読むことができました。あの息子くんがもう家を出る歳なのかと思うとしんみりしますね。お連合いさんも、早く健康を取り戻して穏やかに過ごせますように。
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移住先の英国での主にコロナ禍の頃の話。 そしてその後の低迷経済の話も。 なんて書いてあると、さも、どんよりとした重たい内容なのでは…?と思ってしまいます。まあ、それなりに明るくはない話題が多いです。 ですが。 彼女の人柄なのか筆致なのか、はたまた登場人物たちのおかげなのか。彼女...
移住先の英国での主にコロナ禍の頃の話。 そしてその後の低迷経済の話も。 なんて書いてあると、さも、どんよりとした重たい内容なのでは…?と思ってしまいます。まあ、それなりに明るくはない話題が多いです。 ですが。 彼女の人柄なのか筆致なのか、はたまた登場人物たちのおかげなのか。彼女の周りで起こる物語の続きを読みたくなります。 エッセイなんだけど掌編集のような。 熱々のおでん大根を、ふうふうしながら少しずつ口に運び、その、よーっくしゅんだ(染みた)味を噛み締めて、ごくんっと嚥下するような。ちょっと火傷したってへこたれずに、また次の一口を味わいたい。 そんな作品。 読んだら、飲み込むのにカウントダウンしちゃいそうになるかも。
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久しぶりにブレイディさんのエッセイ。 コロナ禍、夫さんの闘病や義家族の死のこと、ご自身のお父さんお母さんのこと、友人のことなど、人とのつながりについて。 色々あるけど、助け合って生きていく。 人々に対する優しいまなざしが印象に残った。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
2024年10冊目『転がる珠玉のように』ブレイディみかこ 読了。 やっぱりこの人の感性というものは素晴らしく素敵なものがある。 「サンクス」 それは彼が言うとおり、本当にきれいな光景だった。 とオーロラを見ながらわたしは言った。ぶしつけに断ったにも関わらず、それでも席を賛 わってくれた青年への感謝の言葉だった。だが同時にそれは、最後の最後まで、「行かない で」ではなく「さよなら!」と言ってくれた母への礼でもあった。わたしはこの光景をずっ と忘れないだろうと思った。「転がる珠玉」というのは人間のことではなく、むしろわたし たちの日常に転がっているこういうシーンの、一つ一つのことなのかもしれない。 あれももう1年以上も前の話になった。日常は転がり続け、止まらない。 息子は秋になったら家を出て、遠くの大学に行く。連合いは元気になったはずだったが、 新しい悪性腫瘍が見つかったのでまた治療が始まる。 始まったものには終わりがあり、何か が終われば始まるものがある。 わたしも「さよなら!」と言い続ける人でありたい。 こんな言葉で家族の話を締めるのはきれいごとかもしれない。だが、きれいごとがいつも嘘とは限らないのだ。 #読書記録202
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鬱になりかけとあったようにコラムも陰気さがあって前2作より楽しんで読むことができなかったが前のは児童図書で借りたので今回は大人向けなのかも知れない。AIの著者のプロフィールには笑い分からないなりにAIは考えたのだろう。そしてコロナ禍でのダンナの癌やコロナ感染など大変だったと思うが...
鬱になりかけとあったようにコラムも陰気さがあって前2作より楽しんで読むことができなかったが前のは児童図書で借りたので今回は大人向けなのかも知れない。AIの著者のプロフィールには笑い分からないなりにAIは考えたのだろう。そしてコロナ禍でのダンナの癌やコロナ感染など大変だったと思うがそう感じさせない文章だった。でもだから陰気と感じたのかも。 そう考えると私も毎日楽しく生きているんじゃなくて大変な時もあるんだよ。その生活の中で楽しい事を見つけて発信しているんだよって元気づけてくれているのかも知れない。 自己啓発本読んだ後だったから特にそう感じるのかも知れないが。
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タイトルに惹かれ手に取る。 ブレイディみかこ氏、今の自分にとって必要な作家。出会うべくして出会った。
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最近エッセイばっかり読んでるな〜…… 一編が短いから子育ての合間に読むのにちょうどいいんですよね 「今いいところだから!」ってなりにくい 帯の息子さんの言葉、「母ちゃんは、物事がうまくいってないときに俄然生き生きしてくるね」 わかる!私もそうだし、常にそうでありたい 「諦めたく...
最近エッセイばっかり読んでるな〜…… 一編が短いから子育ての合間に読むのにちょうどいいんですよね 「今いいところだから!」ってなりにくい 帯の息子さんの言葉、「母ちゃんは、物事がうまくいってないときに俄然生き生きしてくるね」 わかる!私もそうだし、常にそうでありたい 「諦めたくない!」とかそういう熱血タイプではないけれど、「まあ、そうだよね、諦めて足掻いてやるよ」ぐらいで生きていきたいな
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いやー忘れてたー もうあれよね この歳になってくると学校で習ったことなんてだいぶ忘れちゃうよね 法則とか定理とか もうしょうがない これはしょうがない 忘れてました 「好きな作家さんのエッセイはだいたい面白いの法則」って何学校で習ったんだよ!( ゚д゚ )クワッ!! あとだいた...
いやー忘れてたー もうあれよね この歳になってくると学校で習ったことなんてだいぶ忘れちゃうよね 法則とか定理とか もうしょうがない これはしょうがない 忘れてました 「好きな作家さんのエッセイはだいたい面白いの法則」って何学校で習ったんだよ!( ゚д゚ )クワッ!! あとだいたいかよ! うん、他のも読まなきゃと思った 「ちょっと変わった考えを持った人が、ちょっと変わった場所で、ちょっと変わった状況の中、ちょっと変わった人たちと繰り広げる、ちょっと変わった日常を、ちょっと変わった表現で綴るエッセイはだいたい面白いの定理」って長いわ!( ゚д゚ )クワッ!!あとまただいたいかよ! それにしても毎回きれいなオチをつけるってなかなかムズいと思うんだが、軽々とやってのけてる すげー みかこさんすげー あと息子さんの洞察力すげー
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いつものエッセイよりも暗い話が多かったような。 けど人生とはそういうものだよね、 生きていれば色んな事があるし悲しい話も増えるよね。 コロナ禍のイギリスの様子とかも知れたし読み応えもありましたが、やっぱり私息子さんの話が好きだなぁー
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図書館にて。 大好きなブレイディさんの本なのに、この本を知らなかった。本棚で見つけて、ほかの人に取られないよう慌てて手に取った。 コロナの時の出来事を描いた1冊で、コロナが収まったのかどうなのか、一応今はマスク生活からもワクチン接種からも脱出して、この本に書かれているころのこと...
図書館にて。 大好きなブレイディさんの本なのに、この本を知らなかった。本棚で見つけて、ほかの人に取られないよう慌てて手に取った。 コロナの時の出来事を描いた1冊で、コロナが収まったのかどうなのか、一応今はマスク生活からもワクチン接種からも脱出して、この本に書かれているころのことを少し懐かしく思う。 この本を読んで驚いたことがいくつもあった。 まず、イギリスも物価高で、日々の生活必需品も値上がり、生活費危機と訳されているcost of living crisisだそうだ。腹立たしい。イギリスで先に起きていたことが分かっていただろうに、なぜそうならないよう日本では対策が打てなかったのか…とイライラ驚いたのは本とあまり関係のない話。 ご主人の病気のことも知らなかった。息子さんはもう18歳になったのか、などと「ぼくはイエロー…」以来の時間を思ったりもした。 どの話題もブレイディさんらしい珠玉の作品だったけれど、やはりラストには泣かされた。 「わたしも「さよなら!」と言い続ける人でありたい」 と、さらりと書いているが「さよなら」は言う方がつらいのではないか。 言い続けるのは辛いな、でも大人とはそういうものなのかな。 シンプルな文章の向こう側の家族の時間、亡くなったお母さんと何があったのかはわからないけれど、私も自分の母親とのこと、娘とのこれからなどをじんわり思ったりした。 この本が出版されてから1年。 ブレイディさんはどうされているだろうか。 彼女は私を知らないけれど、同じ時間どこかでお互いの珠玉が転がり続けている毎日、こんな素敵な本を書いてくれてありがとう、月並みだけど幸あれ、私も頑張ろうと思う。
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