転がる珠玉のように の商品レビュー
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ブレイディみかこさんのエッセイ。 コロナ時期でのプライベートな内容が多かった。 お母さんとの別れのシーン「さよなら」は泣ける。 息子くん、18才になるのか!感慨深い。 『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』ではじめてブレイディさんの本に出会い、息子くんのことも知ったけど、そこから何年もたってないと思っていたのに。よそ様の子ども成長は早いなぁ。 連合いさん、お大事に。 日本の介護業界についての内容もあって、ちょっと嬉しかった。
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普通の人々について書いてあるのが、好きでした。日本もイギリスも、イメージしながら読むことができました。切なくなる話もあり、涙がでました。
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ブレイディみかこ氏の著作は好きだ。(そんなに数を読んだことはないけど) 『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』①②、『ワイルドサイドをほっつき歩け──ハマータウンのおっさんたち』、『その世とこの世』(谷川俊太郎共著)。 全て良かった。だからこそ気付く。私はエッセイが苦手な...
ブレイディみかこ氏の著作は好きだ。(そんなに数を読んだことはないけど) 『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』①②、『ワイルドサイドをほっつき歩け──ハマータウンのおっさんたち』、『その世とこの世』(谷川俊太郎共著)。 全て良かった。だからこそ気付く。私はエッセイが苦手なのかもしれないと。
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表紙やタイトルから何となく明るい内容をイメージしたけど、コロナ禍のお話がメインなので著者の他のエッセイと比べると少し閉塞感はあるものの読んでいて気分が暗くなることは無く、ブレイディみかこさんのそういった文章の雰囲気が私は好きなのかなと思った。 日本とかイギリスとか住んでいる場所関...
表紙やタイトルから何となく明るい内容をイメージしたけど、コロナ禍のお話がメインなので著者の他のエッセイと比べると少し閉塞感はあるものの読んでいて気分が暗くなることは無く、ブレイディみかこさんのそういった文章の雰囲気が私は好きなのかなと思った。 日本とかイギリスとか住んでいる場所関係なく泥くさく生きている人達が好きだ。私もそうだから。 gemのような人やエピソードを大切に生きていきたい。
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イギリス在住の著者がコロナ禍の日常とコロナ終息後の生活を描いている 連れ合いのガンが見つかり治療 コロナも併発して生死を彷徨った事 回復して日常に戻ったけど 最後に再発の文があった その間に福岡の母親の死 中でも楽しかったのは スカイプによる息子とじいちゃんの 爺ちゃんバンクシ...
イギリス在住の著者がコロナ禍の日常とコロナ終息後の生活を描いている 連れ合いのガンが見つかり治療 コロナも併発して生死を彷徨った事 回復して日常に戻ったけど 最後に再発の文があった その間に福岡の母親の死 中でも楽しかったのは スカイプによる息子とじいちゃんの 爺ちゃんバンクシーの話 漆喰を用いて作るレリーフ 左官職人がこてで仕上げていくもの まだ出来る職人さんがいるんだ 近くの園児達がミッキーやミニーを 見にくるとのこと 爺ちゃんグレイト
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いつものような痛快な書きぶりではなく、なんとなく暗いムードが漂っているのは、コロナ下の時の話だし、家族の死や病気について描かれているからかな。
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コロナ禍 in UK. 2021年4月~2024年3月の雑誌連載のエッセイを纏めた一冊。 公園はパンデミック関係なくちょっと危険だったり、移民が多いだけあって自分の国に帰っちゃう人が多かったり、日本とは少し違っているコロナ禍や、ご主人の闘病、息子さんの成長などブレイディさんの日常が綴られている。 「一人でもあなたの行為を受けて助かる人がいれば、それは善です」(P155)はしっかり心に留めておこう。 ブレイディさん、2021年から光村図書のベスト・エッセイに連続で選出されているだけあってどのエッセイも読みやすい上に読ませるなぁ、面白かったです。
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心にじーんとしみる話がたくさん。 ドラマやニュースからではない英国の日常を垣間見た気分。 私の日常と別世界のようだと思ったり、意外と変わらないなと思ったり。 イギリスではなく英国という表現が素敵だ。
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80代父の変テコ趣味に、トラック運転手の夫の重病も発覚……人生の難関をガッツと笑いで乗り越える!英国在住作家のド根性エッセイ
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久しぶりのブレイディみかこさんの日常エッセイ。時期は2021年から2024年初頭、コロナ2年目から3年目にかけての時期。みかこさんの夫はガンになるも治療中、お母さんは亡くなる。そして息子さんは日本でいうところの高校生になっている。「ぼくはイエローでホワイトでちょっとブルー2」の最...
久しぶりのブレイディみかこさんの日常エッセイ。時期は2021年から2024年初頭、コロナ2年目から3年目にかけての時期。みかこさんの夫はガンになるも治療中、お母さんは亡くなる。そして息子さんは日本でいうところの高校生になっている。「ぼくはイエローでホワイトでちょっとブルー2」の最後で確かもう息子中心では書かないだろう、といっていたように思うのだが、何度かちょこっと姿が見え隠れするだけだ。最後にはこの秋には遠い所の大学にいくと言っている。まだ8月だから来月入学、といったところか。自身の変化と家族の変化、年齢の進行で人生は進む。身辺や社会への眼差しは相変わらず鋭いが、やさしさも増しているように感じる。 「婦人公論」2021.4.13~2024.3月号、 「婦人公論JP」2022.2.11~2024.1.12 連載 2024.6.25初版 図書館
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