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令和のダラさん(4) の商品レビュー

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3件のお客様レビュー

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2024/08/07

十郎太は最後まで1人だったのだろうか。 それはそれで寂しい話。 しかしチンアナゴは何か完全に駄目だなもう…。

Posted byブクログ

2024/07/28
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

待望の(4)!! ほんと、(3)よりも面白くなっていて、ますます、この『令和のダラさん』が好きになった(4)だった。 しっかし、自分でも、どうして、ここまで、この『令和のダラさん』が自分の趣味にぶっ刺さっているのか、不思議なほど。 けど、面白い作品に感じる「好き」ってのは理屈じゃないから、直感に身を委ねるのが正解なんだろうな。 まぁ、あえて、それっぽい理由を付けるなら、私好みの姿形をした祟り女神が、ギリギリのラインを絶妙に弁えている姉弟たちに弄られ、それまでの「日常」をぶっ壊されているトコが良いんだろうな。 この(4)でも、主に薫の方が、ダラさんを大いに振り回している訳だが、ダラさんもダラさんで、日向と薫の、自分との距離の詰め方に難色こそ示しつつも、二人が生む喧しさを悪くない、と感じている。 このシリアスになりそうでならない感じで、とても好い。重すぎるのも良くないが、チャラすぎるのも、読んでいて、キャラに感情移入できなくなり、話も頭に入って来なくなるので、このバランス感覚が大事なんだな、と勉強になる。 以前にも書いたが、シリアスな部分を、話の最初に置いている過去編に任せているのが、上手いテクニックなんじゃないかな、と私は思っている。この過去パートには、笑いの要素が含まれておらず、だからこそ、コミカル感を強めにした本編の良さが、しっかりと活きている。こういう対比の使い方は、私も習得したいものだ。 この(4)で感じたのは、日向と薫の押しの強さっつーか、ネジが緩んだ感のある胆力は、母の千夜さん譲りだな、確実に、ってこと。千夜さんが屋跨斑を単なる荒々しい悪神と見ずに、自分達が節度を守っていれば、ちゃんと守ってくれる存在として接する姿を見てきたからこそ、日向と薫もダラさんに対して、近所のお姉さんみたいな感じで絡めるんだろうな。 この(4)で印象が強かった回は、まぁ、ぶっちゃけ、全部なんだけど、一つだけを挙げるなら、第三十三怪。詳しい内容は、未読の方のために伏せておくけど、今回も、谷跨斑さんは、やる事なす事が裏目に出てしまっており、不憫な感じになっておった・・・ある意味、この『令和のダラさん』の中で、「頑張れ」と言いたくなるキャラだな、谷跨斑さん。 全体的に大満足な(4)だったが、一つ、ちょっとだけ残念、と思ったのは、筆木先生の愛猫で、化け猫になる事を決めたアラレの出番がなかった事。なので、(5)では、第二十七怪で登場した村杜花子先生=マギレと同じく、出番があったら、実に嬉しい。 この台詞を引用に選んだのは、自分らしく生きていくには、これが大事なんだろうな、と感じたので。 自分に何が出来るのか、自分の長所は何か、と自分の頭で考えて、そこを活かす努力をしている者だけが、良い結果を出せるんだろう。 薫の場合は、あざといって言い方も出来るが、この面があるからこその薫ってキャラは、読み手の印象にしっかりと残れる。 実際、この『令和のダラさん』を読んでいなくて、この(4)の表紙を書店で見た人は、薫を女の子だ、と勘違いするだろうな。 この『令和のダラさん』がアニメ化する事は、作品の質的に、まず確定だと思うんだが、薫の声優、誰になるのか、楽しみだ。 「いや、お前、顔、出さなくて良かったのか?」 「行ってきたよ、朝9時からちやほやされに行ってきた」 (こいつ・・・自分の武器を、あまりにも理解しすぎている・・・)(byダラさん、薫)

Posted byブクログ

2024/06/27
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

今回の昔話パートは、ダラさんが屋跨斑として覚醒する前に眠りについていた頃、後に来る被害を最小限に抑えようと何年もかけて尽力する話。 痛そうなことになる描写はあるが、それで直接人死にが出るほどではない。 前巻までの展開に比べれば大人しい方と言える。 逆に、現代パートではダラさん以外の怪異に目をつけられて親子ともどもピンチになったり、ならなかったり。 古い商店街に住み着いた怪異から、成り行きで皆を守ろうとした谷跨斑の首は、ミミズ状態から辺りの瘴気とかを吸って一時的にパワーアップ。ところが決め手が「なんかデカい蛇が助けに来てくれてはる…」と言う信心とか信仰心だったので、当人は禍々しく…と行きたかったんだろうが、パワーアップ後の姿が妙に神々しいのが笑いを誘う。 他にも、ダラさんの童子への変化や、カレー初めて食べて電流走るほど感激するダラさんにほっこりする。 人類の叡智の結晶は伊達じゃないっ!?

Posted byブクログ