続シャーロック・ホームズ対伊藤博文 の商品レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
探偵業を引退したシャーロック・ホームズの元に伊藤博文の訃報が届くところから始まる物語。ホームズ宛に「惜別の会」への招待状が届くが、同時に謎の女性から「伊藤博文を殺したのは安重根ではない」というメッセージを受け取る。ワトソン君を伴いいざ日本へ。今回も実在した各国要人とホームズが絡み、あたかもホームズが実在していたかの様なリアリティがあり、楽しい読書時間だった。もういろんな事があり過ぎて、お腹いっぱいの大満足です♪
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前編ではライへンバッハの滝でモリアーティとの対決のあとの行方不明期間に実は日本にきており、そこで伊藤博文と再会する、というストーリー。続編の今作では、伊藤博文暗殺され、その謎をシャーロックが解くというストーリー。伊藤博文のかっこよさ、日本滞在時のシャーロックの性格の良さ、美化され...
前編ではライへンバッハの滝でモリアーティとの対決のあとの行方不明期間に実は日本にきており、そこで伊藤博文と再会する、というストーリー。続編の今作では、伊藤博文暗殺され、その謎をシャーロックが解くというストーリー。伊藤博文のかっこよさ、日本滞在時のシャーロックの性格の良さ、美化されてる感じはあるけど、むちゃくちゃ面白い。 木像を配った人に関して、シャーロックに渡しにイングランドまで行ったのは、現実的に無理やろ!そんな長い期間不在にはできないやろ!ひとりで行ったん!と納得いかんわあと思ったので、★ひとつ減らしてます。
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ホームズが、伊藤博文の死に謎を抱き、再び日本に来日するという続編。後半は、そうきたかという展開でしたが、世界観に引き込まれました。 前作からホームズや、作中のIFの人物たちも歳を重ねたなという印象。ワトソンの活躍も嬉しいけど、ふたりとも来日時に60手前。 山縣有朋やチャーチル...
ホームズが、伊藤博文の死に謎を抱き、再び日本に来日するという続編。後半は、そうきたかという展開でしたが、世界観に引き込まれました。 前作からホームズや、作中のIFの人物たちも歳を重ねたなという印象。ワトソンの活躍も嬉しいけど、ふたりとも来日時に60手前。 山縣有朋やチャーチル首相も登場するなと、当時のスーパースターたちが集結。ドイツも巻き込み、いつの間にか、日本の中で、世界を巻き込んだ大事件に発展。 老齢な域に差し掛かろうとする2人(3人)てすが、人生にはいつまでも成長があるという言葉が良いですね。
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松岡作品の ファンとしては やっと 続編出ました。 中身は 満足でした。 シャーロックホームズよりは ポワロの私としても 良かったです。 もう 続編を期待しますか。 松岡さんなら やってくれるでしょう。 今回のキーワードは 「復活」ですかね。
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おやおや。 まさか5年以上経って続きが出るとは。 有名な「空白の期間」に実は来日して 伊藤博文と親交を持っていたホームズ …という前作を踏まえての続き。 あれから月日は流れ 引退して養蜂に勤しむホームズのもとに 伊藤暗殺の訃報がもたらされた。 その惜別の会への招待状をもらった彼...
おやおや。 まさか5年以上経って続きが出るとは。 有名な「空白の期間」に実は来日して 伊藤博文と親交を持っていたホームズ …という前作を踏まえての続き。 あれから月日は流れ 引退して養蜂に勤しむホームズのもとに 伊藤暗殺の訃報がもたらされた。 その惜別の会への招待状をもらった彼に 「暗殺の真犯人は別にいる」とほのめかす 怪しい女が近づいて…。 妻帯者になったワトソン先生と 距離感を感じているホームズの気持ちが この旅でまた少し変わっていくのも良いね。 事件のほうは、明治初期の権謀術数渦巻く中 そこはエンタメ・ミステリっぽく あっ!と驚く仕掛けもあって この作者らしい フィクションとフィクションの掛け算でした。
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ホームズはまったく読んでないから、そこかしこのオマージュにはまったく気づく訳がなかったが、最後の解説にあった、虚実入り混じった多重構造がとても楽しめた
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ロンドンに戻って伊藤博文“惜別の会”の招待状を受け取ったホームズのもとに怪しい女が現れ、「伊藤博文を殺した真犯人の存在」をほのめかす文章が彫られた木製の仏像を渡して姿を消した―。(e-honより)
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Amazonの紹介より 全米ベストセラー待望の続編! シャーロック・ホームズは探偵業を引退し、ロンドンを離れて一人で養蜂を行っていた。久々に会ったワトソン博士と話をしていると、伊藤博文が満州で独立運動家の何者かに暗殺されたという報せが届く。 ロンドンに戻って伊藤博文”惜別の会”の...
Amazonの紹介より 全米ベストセラー待望の続編! シャーロック・ホームズは探偵業を引退し、ロンドンを離れて一人で養蜂を行っていた。久々に会ったワトソン博士と話をしていると、伊藤博文が満州で独立運動家の何者かに暗殺されたという報せが届く。 ロンドンに戻って伊藤博文”惜別の会”の招待状を受け取ったホームズのもとに怪しい女が現れ、「伊藤博文を殺した真犯人の存在」をほのめかす文章が彫られた仏像を渡して姿を消していった――。 全米ベストセラー待望の続編! 続編ということで、前作では大津事件をモチーフにホームズと伊藤博文の活躍が冴えわたったのですが、今回は伊藤博文の暗殺事件です。 題名では伊藤博文と登場しているので、対決にならないじゃんとツッコみを入れたくなったのですが、よくよく読み進めると、意外な展開になっていきます。 仏像に彫られた伊藤博文暗殺に関する怪しげな文章があったり、招待されたのに実は招かれざる客だったりとミステリーとしては興味をそそる展開ばかりでしたので、続きが気になるばかりでした。 ということはもしかして⁉といった期待を持ちつつ、主にホームズや伊藤の息子が活躍していきます。 特にホームズの大胆な行動は面白かったです。 いかんせん、ホームズは実在せず、伊藤博文は実在した人物です。どれが史実で、どれが脚色なのか?うまい具合に昔あった出来事と融合していくので、読んでいて不思議な空間でした。いかにも、ホームズが実在の人物で活躍していましたかのように描かれているので楽しめました。 前作と比べると、小さく収まったかのような躍動感や世界観だったので、個人的には前作の方が好きかなという印象でした。 それでも、他にも実在の人物や出来事を多く登場することで、リアル感がありましたし、フィクションですけれども、もしかしてこうだったのではないか?といった面白みもあって楽しめました。
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前作に引き続き面白かった!グイグイ読み進められる筆の強さを感じます。 近現代、1番キナ臭い辺りの時代なので色々大丈夫かしら、文句言われないかしら、と思うこともありつつこのシリーズは是非メディアミックス展開に期待したい所であります。伊藤博文がこんなに格好いい作品他にない。
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何が事実で何が創作かわからなくなる不思議な世界で面白かった。しかしハチャメチャさでいえば前作の方が面白かった。伊藤侯、スーパーイケオジである。
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