お金の減らし方 新版 の商品レビュー
お金を稼ぐのは欲しいものを手に入れるため。やりたいことをやるため。 学生の時はそう思っていたのに、最近はいつの間にか「生活のため」が第一に来ていた。 図書館でおもしろいエッセイ本ないかな〜とうろついていたら、以前読んだお金の減らし方の新版が目に付いた。新版とは…?となったが、ど...
お金を稼ぐのは欲しいものを手に入れるため。やりたいことをやるため。 学生の時はそう思っていたのに、最近はいつの間にか「生活のため」が第一に来ていた。 図書館でおもしろいエッセイ本ないかな〜とうろついていたら、以前読んだお金の減らし方の新版が目に付いた。新版とは…?となったが、どうやらまえがき、あとがきが追加され、装丁も変わったらしい。 内容はほぼ変わらず、とのことだったが、読んだのが大分前になるので読み返す気持ちで手に取った。 お金の減らし方を考えることは、これからどう生きていきたいか、自分の人生を考えること あなたのお金で買うものは、あなたの未来である なんだかすごいキャッチコピーのような、端的に表現されていて流石だと思った。 私とはまるで見ている世界が違うので、森博嗣さんのエッセイは度々読み返したい。きっと、毎回おもしろい発見があるはず。 読み終えた。 まえがきにある通り、内容はほぼ変わらない。というか、読み比べたわけではないのでどこが変わったのか分からない。 章ごとの挿絵と、装丁と、まえがきとあとがきが追加されたな、くらいの変化しか気が付かない。 それほど森博嗣さんは時勢に左右されない、どの時代でも通用する理屈を持っているのだろう。 周りに流されまくる私としてはその姿勢が大変羨ましい。
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2025年1月6日 審査落ち ・読んだ箇所→はじめに・目次・解説 ・審査落ちの理由→はじめにを読んだ時点で、なんというか「適当なこと言ってるなー」みたいな感覚を覚えた。読み進めていくうちに筆者が小説家だということを知り(書き手の情報は知らずに読んだ)、確かにらしいな、と思った。エ...
2025年1月6日 審査落ち ・読んだ箇所→はじめに・目次・解説 ・審査落ちの理由→はじめにを読んだ時点で、なんというか「適当なこと言ってるなー」みたいな感覚を覚えた。読み進めていくうちに筆者が小説家だということを知り(書き手の情報は知らずに読んだ)、確かにらしいな、と思った。エンタメとして読むならアリかもしれないけど、お金の使い方を学ぶのには適していないと判断し、その時点で読むのを中止した。
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お金は持っているだけでは意味がなく、使って(=減らして)こそ価値がある。そのための上手なお金の減らし方。 とはいえ、常人がこれを真似できるとは思えないし、その境地まで達することもできなそう。最後の古市さんの解説が、そういう読者の気持ちを代弁してくれている気がする。
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研究が楽しくなって大学の教官になるも、助教になって忙しくなり趣味のために小遣い稼ぎで小説を書いて売れてFIREされた方による、価値観や生活についてのエッセイ 「お金は、自分の欲しいものに使う。必要なものよりも、欲しい物を優先しなさい」と、「欲しがりません、勝つまでは」に毒された...
研究が楽しくなって大学の教官になるも、助教になって忙しくなり趣味のために小遣い稼ぎで小説を書いて売れてFIREされた方による、価値観や生活についてのエッセイ 「お金は、自分の欲しいものに使う。必要なものよりも、欲しい物を優先しなさい」と、「欲しがりません、勝つまでは」に毒された脳には一見真似し辛い内容に感じるが、自分こそが本当に価値を感じるものを確認し、そのために生きるというような、至極真っ当な倫理観。 建築学?専門なだけあってわかり易くしっかりした文章。模型が趣味とのことであるが、世の中の捉え方の解像度が高いのはそのためかしら。
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お金の使い方というものを今まで真剣に学んだことがなかった。この本は、お金とどう付き合っていくかヒントになるようなことが散りばめられている。自分のほしいものは何か、考えてみるきっかけになった。
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天邪鬼な著者らしく、お金の増やし方を編集から要望されてお金の減らし方について書いたとのこと。 お金の減らし方とは、価値に対してお金を払うこと。自分にとって価値あるものに使うことであり、他人の価値観に委ねるものではない。 自分が欲しいもの、望むものを明確にしてそれにお金を使い、そう...
天邪鬼な著者らしく、お金の増やし方を編集から要望されてお金の減らし方について書いたとのこと。 お金の減らし方とは、価値に対してお金を払うこと。自分にとって価値あるものに使うことであり、他人の価値観に委ねるものではない。 自分が欲しいもの、望むものを明確にしてそれにお金を使い、そうでないものに使う必要はない。お金はそれをするためのものであり、お金自体は価値を持っているわけではなく価値あるものと交換するチケット。いくら出しても良いかを示す物差しである。
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どうすればお金が減らせるか?という本ではなく、お金の使い道についての本です。笑 この本には、今自分がお金を使って手に入れようとしているモノ(コト)が「必要なもの」なのか「欲しいもの」なのか、自分の価値基準がどういうものなのかを考えるためのヒントがありました。
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【きっかけ】 本屋で見かけて。「お金の増やし方」を熱心に訴える広告、投資しろと迫るインスタのおすすめとか…自分が責められているように思えて辛い!!! そんな中、森先生の『お金の減らし方』という秀逸なタイトルを見つけて「これなら読める!」と思って買った。大天才の先生なら絶対にただの...
【きっかけ】 本屋で見かけて。「お金の増やし方」を熱心に訴える広告、投資しろと迫るインスタのおすすめとか…自分が責められているように思えて辛い!!! そんな中、森先生の『お金の減らし方』という秀逸なタイトルを見つけて「これなら読める!」と思って買った。大天才の先生なら絶対にただの文字通りの「減らし方」だけではなく、先生の人生観を教えてくれると思ったからだ。 【あらすじ】 どうして私たちはお金を増やそうとするのか。投資が公的に推奨されるなか、本書では敢えて「お金の減らし方」を紹介する。小説家である著者は、印税収入が二十億円を超えても生活は何も変わらなかったという。キーワードは「欲しいもの」。本書はお金というレンズを通して、あなたの人生に深く問いかける。「あなたはいったい何が欲しいのですか?」というふうに。(裏表紙より) 【心に残ったところ】 ◉"写真を撮らなくても、美味しいものは、美味しく食べることができる。その美味しさを人にわかってもらう必要はない。自分が美味しいと感じることが、美味しさのすべてではないか。楽しさも、まったく同じ。自分が楽しいと感じることが、非常に重要なのだ。人に見てもらわないと楽しめないような感覚になっているとしたら、それは、僕からみれば異常である。" ◉"また、楽しく仕事がしたい、といった欲求を持っている人が多いようだが、多くの場合、楽しい分、仕事の効率は下がる。楽しいという欲求を満たす分だけ稼ぎが少なくなるのが理屈だからだ。…(略)…面倒なもの、人がやりたがらないらもの、格好の悪いもの、嫌な思いをしなければならないもの、そういうものだからこそ、対価として利益が出る。この仕事の大原則といえる交換を忘れてはいけない。" 【感想】 金言が多すぎてメモをびっしりとった…やはり、「お金の減らし方」から見えてくるのは「自分が大切にしていること」、自分自身を見つめ直すことだった。楽しい仕事では稼げない!!!ハッとした。粛々と働くのみである。
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今の自分は過去の自分と地続き。 未来の自分が過去の自分の尻拭いをするためだけに生きる人生になってしまうのって、それってものすごい恐怖やなと思って、心底危機感を覚えた。 でも、毎日ぐったりして嫌になることもいっぱいあって、そんな日々を乗り越えていくためには、今ここに生きている自...
今の自分は過去の自分と地続き。 未来の自分が過去の自分の尻拭いをするためだけに生きる人生になってしまうのって、それってものすごい恐怖やなと思って、心底危機感を覚えた。 でも、毎日ぐったりして嫌になることもいっぱいあって、そんな日々を乗り越えていくためには、今ここに生きている自分を労って慰めてあげることも必要なときがある。 大切なことは、バランスの取り方、やりくりの仕方なんやろうな。 生きるって地味やし平凡に見えてめちゃくちゃ難しい。
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お金は自分が欲しいものに使う 欲しいものが、必要なものと限らない 最新のスマホが欲しいは、本当に欲しいものだろうか? スマホは常に、毎年、最新の機種が販売される。 スマホがないと生きていけない訳ではないけど、やはり欲しい。それは欲しいものか SNSの様に、他者に褒められたい、見て...
お金は自分が欲しいものに使う 欲しいものが、必要なものと限らない 最新のスマホが欲しいは、本当に欲しいものだろうか? スマホは常に、毎年、最新の機種が販売される。 スマホがないと生きていけない訳ではないけど、やはり欲しい。それは欲しいものか SNSの様に、他者に褒められたい、見てもらいたいというのは、他者に依存しない生き方って難しいと感じる。 自分にしかてきないもの、自分のためにだけ使うお金は巡り巡って、自分に戻ってきていると思うのは気のせいでしょうかね。 有意義なお金の減らし方は、なかなか難しい
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