中野京子と読み解く クリムトと黄昏のハプスブルク の商品レビュー
グスタフ・クリムトを主軸にして、オーストリア帝国フランツ・ヨーゼフ皇帝の人柄や家族関係を絡めて、わかりやすく書かれています。 中野京子さんのクリムト絵画の解説はもちろん魅力的で、絵画が作られた経緯やモデル、エゴン・シーレとの関係など読みやすくなってました。
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超新星爆発。星は寿命を終える直前に最もエキサイティングなイベントを起こす。第一次大戦後に消滅したハプスブルク家。19世紀末のウィーンは、黄昏時の美しさに輝いていた。…次々と後継者を亡くし在位が68年に及んだフランツ・ヨーゼフ。嫁ぐはずの姉に付いてきて自らが皇后になっってしまったエ...
超新星爆発。星は寿命を終える直前に最もエキサイティングなイベントを起こす。第一次大戦後に消滅したハプスブルク家。19世紀末のウィーンは、黄昏時の美しさに輝いていた。…次々と後継者を亡くし在位が68年に及んだフランツ・ヨーゼフ。嫁ぐはずの姉に付いてきて自らが皇后になっってしまったエリザベート。ウィーン大学の天井画で物議を醸したクリムト。過激な表現で24日間拘留されたシーレ。カフェのコーヒーは包囲したトルコの置き土産。華やかさは運命の儚さを彩るためにあるのか。…カラーの単行本。絵が見開きでも十分見やすい。
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[図書館] 読了:2024/6/29 子だくさんの貧困家庭の長男、社交界は不得手、というのが意外だった。モデルとして集めた女性など、社会的立場の低い女性に対する道具扱いから、上流階級出身かと思っていた。
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【絢爛な中に漂う死の気配。歴史と名画がスリリングに交錯する!】大王朝の消滅前、ウィーンは黄昏時の美しさに輝いていた。クリムト、シーレ、ヴィンターハルターら42点の名画で怒濤の時代を読む。
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