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明智恭介の奔走 の商品レビュー

3.7

73件のお客様レビュー

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  2. 4つ

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2024/09/15

刑事事件だけがミステリーではない 日常に潜む「謎」に目を輝かせる大学生探偵の明智恭介 まだまだ稚拙な捜査を謎を解く執念が上回ったときに現れる真実 まるで宝探しのように走り回る謎解きゲームのよう 最終話は明智君のデビュー捜査のお話 明智君の成長も楽しめる

Posted byブクログ

2024/09/14
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

短編も日常ミステリも普段はあまり読まないのですが、『屍人荘の殺人』シリーズが好きなので読みました。できれば『兇人邸の殺人』の続きが読みたかったですが、今は亡き明智先輩との前日譚が読めてほっこりしました。 「泥酔肌着引き裂き事件」は、事件内容はしょうもない出来事なのに、まるで大事件のように謎をひとつひとつ解き明かすし、推理していく過程がおもしろかったです。 「宗教学試験問題漏洩事件」は、殺人事件のトリックにもよくありそうなものだったのに、日常系ミステリだからと、全然そのトリックに思い至らなかったです。 「とある日常の謎について」が、私的には一番よかったです。本屋のくだり部分がちょっと妙に感じましたがサラッと読み進めてしまい、これが重要な伏線になっていたんだと驚きました。最後にちょっとしたどんでん返しがあっておもしろかったです。 どの作品も、殺人事件のミステリのように、実は重要になるキーワードや伏線がしっかりとあったことが、解決編を読んでやっと気づけた。この文章(描写)をわざわざ入れる必要があったの?と少しでも違和感を感じるところは、大抵重要なヒントなんですね。

Posted byブクログ

2024/09/07

あの事件以前の明智さんを知ることができて嬉しい。 ぶっ飛んだ探偵っぷりが好き。 振り回される葉村くんはちょっとお気の毒だけどw バイト先の探偵社での姿も見られてよかった。 いい先輩に恵まれたね。 シリーズ1作目であんなことになったのが改めて悲しい。 帰ってきてくれる日は本当にこな...

あの事件以前の明智さんを知ることができて嬉しい。 ぶっ飛んだ探偵っぷりが好き。 振り回される葉村くんはちょっとお気の毒だけどw バイト先の探偵社での姿も見られてよかった。 いい先輩に恵まれたね。 シリーズ1作目であんなことになったのが改めて悲しい。 帰ってきてくれる日は本当にこないのかな、、、

Posted byブクログ

2024/09/03
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

屍人荘の殺人を読んだとき、最初は主人公は明智恭介と思い、明智恭介が早々に消えた時には犯人か、または思いっきり事件に関連しているのではと想像したのですがそんなこともなくフェードアウトしていったので、明智君の存在は何だったのだろうと。よもや続編にてちゃっかり生きていてという事もなく、???状態だったのですが、ここにきて屍人荘の殺人以前の物語として、普通の推理小説の主人公として登場。明智君のキャラ好きだったのでこれはこれで良い、是非とも続編希望。

Posted byブクログ

2024/09/02
  • ネタバレ

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待望の明智さんの事件簿。5編の短編集だけれど、どれも変化球だらけで、そのズレ具合がただの探偵モノではなく、明智らしさを醸し出している。一番面白かったのは「宗教学試験問題漏洩事件」かな。インパクトが強かったのは「泥酔肌着引き裂き事件」w これだけ大活躍?できる明智さんにはぜひとも復活してもらいたい。それができるのが明智さんではないかと思う。かの、ホームズだって復活してるしね。相変わらず遠田志帆さんのイラストは美しく、各話ごとの扉絵もついている贅沢仕様。

Posted byブクログ

2024/08/31
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

『屍人荘の殺人』以前の明智恭介が葉村譲と挑んだ事件・日常の謎、の以下の5編からなる短編集。 「最初でも最後でもない事件」 「とある日常の謎について」 「泥酔肌着引き裂き事件」 「宗教学試験問題漏洩事件」 「手紙ばら撒きハイツ事件」 冒頭の「最初でも〜」が一番好きな作品。明智さんの迷走する推理、犯人が分かったと思ったところで真犯人は別にいたことなど、捻りがあって面白かったです。 2番目の「とある日常の〜」も別の意味で捻りがありました。謎の解決をみた、と思ったら、明智さんが追いかけていた謎は別のものだったという一捻りがうまい。 3番目の「泥酔肌着〜」は何というか明智さん、葉村くん、お疲れ様でした、という感想です。 4番目の「宗教学試験問題〜」、思わぬところに解決の糸口が!日頃の地道な探偵活動?が役立ちましたね。 最後の「手紙ばら撒き〜」は時系列的には一番最初と思われます。明智さんが探偵になるための第一歩の事件。バイト先の職員の方々とも良好な関係を築くことができて良かった。 カバーそでに記載の本書の紹介の末尾に〈明智恭介〉シリーズ第一短編集とあるので、続編もありと考えて良いのでしょうか。続編、楽しみにしてます。

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2024/08/31
  • ネタバレ

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生きていた頃の明智さんの話が読めるなんて!! 発売されて、ソッコー読んだ! 特に最後の話が明智さんが失敗したり、先輩たちに守ってもらったりと初々しい感じが見られて良かった! 第1弾とあったから、続くことを信じて次も読みたい!

Posted byブクログ

2024/08/31

「屍人荘の殺人」の前日譚短編集。 決して名探偵じゃない。だからこそ泥臭くカッコ悪く難事件?に挑む明智恭介と呆れながらも楽しそうな葉村君の関係性が尊い! まさに「てぇてぇ」なのです。 個人的に「とある日常の謎について」が︎︎好き。 これぞ日常ミステリの真骨頂

Posted byブクログ

2024/08/30
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

明智さんのファンなので読みました!!! が、短編集苦手&日常の謎に興味ない民なので撃沈...。。。 たまに皮肉っぽいおもしろ文章が入るところは、前3作と同じで好きだった! 明智さん生き返って長編に出てきてくれないかなー??ダメ??笑 扉絵の葉村くんのビジュが分かってときめいた...お前かっこいいじゃんか....好き!!!!!

Posted byブクログ

2024/08/28
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明智は「屍人荘の殺人」の時からキャラが立っていて、あのまま犠牲者のままで終わらせとくのは勿体無いと思っていたので、活躍する姿がみれて良かったです。 自分は「とある日常の謎について」という話が一番好きでした!

Posted byブクログ