いちごりら の商品レビュー
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おそらく本書が書店の絵本コーナーに面展で置かれていたら、ほとんどの子どもが反応を示すのではないかと思われた、それくらいのインパクトが表紙にはあって、というよりは私のツボに完全にハマってしまった。 仮にしりとりの言葉遊びからの発想だとしても、よくある流れは「りんご」→「ごりら」であり、そこを一捻りして「いちご」から繋げたのもアイデア賞ものだと思うし、いちごとごりらがこんなに見事なフィット感を醸し出すなんて、今まで想像もしなかったというか、いちごを逆さまにすることで、ごりらの頭の形と違和感なく見せながら、ちょうど首にかかったいちごのヘタがまるで洋服の襟みたいになるけれども、ごりらは裸だというね。 更に表紙の絵を見ると、いちごりらを囲む額縁にはいちごが描かれていたりと、絵画のパロディのような雰囲気の中で柔らかい笑みをたたえる、いちごりらの悠然とした姿には面白い格好しているくせに慈愛すら感じられそうで、モナリザの微笑みかと突っ込みたくなる(向きは反対だけど)。 それにしても、表紙だけでこんなに笑いの要素が散りばめられていて見所満載なのに、これが本編に入ったら、いったいどうなるんだと私の期待は高まる一方で、おそるおそるページをめくってみると・・・。 見返しの絵柄と、扉絵のちょっと目つきの奇妙な女の子の服の柄が同じことに伏線的なものを感じつつ、早速最初の見開きを見ると、あっ、今度はごりらが男女二人で向かい合ってティータイムとしゃれ込みながら、しかも服を着ていて、これは明らかに笑わせようとしてるな、と身構えたら。 あれ、これって表紙の・・・。 でも、まだ始まったばかりだからと気を取り直して、次の見開きを見ると、今度はぶどうの好きなうさぎさんが登場して、てっきりいちごりらだけで押していくのかと思っていたけれど、これはこれでどんな姿になるのか読めない面白さがあって良いかも。いったいどうなるんだろ? うん、まあ・・・良いんじゃないかな。それと気が付いた点として、これには新種の動物という意味も含まれているのではないかと感じて、そうなる前は人のような二本足で立って服を着ていたのが、ある物をいっぱい食べることで、服も無くなり四本足になったことには、まるで自然の持つエネルギーが動物の本能を目覚めさせてくれたような、そんな深みもあるようで・・・って、こういうこと書くつもりは無かったのだけれど(^_^;) その後は食べ物の形で予想できたり、食べ物の形そのものに拘らないものであったり、ネーミングが面白かったりと、いちごりらのフィット感が完璧すぎたのか、どれも私のツボにハマらなくなってきたが、別につまらない訳ではなく、周りのずっこけ方も含めた、そのほのぼのとした雰囲気は、寧ろ、子ども向け絵本としては親しみやすいのだと感じ、ただ私が思っていたような、大人もクスッと笑えるシュールさの濃いものでは無かったというだけで。 いやいや、まだ女の子が残っていたではないか。ほら、やっぱり序盤の伏線はこの為にあったんだと、ここに来て、いちごりらを超えるオチを見せてくれるのでは!? ・・・。 ・・・・・。 まあ、可愛いらしいこと(笑) その時の女の子から放たれた言葉が、私にはまるで『◯◯◯の宝石箱や~』と聞こえてくるようであった。 と冗談はさておき、女の子のピュアな想像力の愛らしさが最も印象的な絵本でした。 本書は翠さんのレビューで知り、私は表紙だけで、もう充分楽しむことができました。ありがとうございます。
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図書館に入り、児童書コーナーに入ると、何か視線?オーラ?何か感じる? “はっ!これは翠さんの本棚で見つけた1冊!!”とやや興奮ぎみに手に取った。 表紙のいちごりらが、私にオーラを送ってた。 声に出して読んでて、楽しい。 子どもの反応は、イマイチ?(大きいからな。) ばななが すきな ななみちゃん いっぱい いっぱい たべたらね 「おなか こわすよー」と大声でさけんでた。
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子どもは大ウケ。 そういう楽しみ方が出来なくなっちゃって、つまらない大人になっちゃったなぁと母は思います。
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とにかくゴリラの絵のインパクトがすごい。 子どもたちはわりと気に入ったようだ。次のページに移る前に、〇〇〇かな?などと考えながら耳を傾けてくれたようだ。 メインの動物の周りにいる子たちの表情や動きが、とても面白く、可愛らしい。
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2024.9 市立図書館 読み聞かせ候補(ゆっくり1分半) リアルな絵柄。シュールだけど面白い。 小4娘もわりと好きと。
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9歳2ヶ月の娘 6歳2ヶ月の息子に読み聞かせ なんとも インパクト大!!!な絵本 フルーツ✕動物という組み合わせに ファンシーなタッチと リアルなタッチが 入り混じってるイラストが また なんとも。
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インパクト大。 とにかくインパクト勝負か。 真摯な瞳に魅了されます。 あくまでリアル、しかしファンタジー。 人間がバナナを食べ始めただけで悲鳴があがるそんな絵本。
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ひたすら気味が悪いです。 いちごすきなごりらさん、いっぱい食べたらね、いちごりらになっちゃった! という調子で、いろんな動物がいろんな果物と一緒になるのですが、 ホラーです。 シュールな絵本、という触れ込みですが、 動物のリアリティが、生きている動物ではなく、 剥製の動物としてのリアリティだと感じました。 目に光がありません。 身体改造感があって笑えませんでした。
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