パーティーが終わって、中年が始まる の商品レビュー
年を重ねて失った感覚、得た感覚。同世代なのでわかる〜と共感しながらページをめくった。 phaさんのことはメディアで取り上げられるのをたまにお見かけした程度しか存じ上げないけれど、シンジくんが大人になって完結したシンエヴァのような心地がした。
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phaさんの新境地。phaさんの著作で、今まで読んだなかで一番良かった。中年になると、自分の欠点や思考パターンもわかり尽くしていて、孤独で、同じことの繰り返しに倦んで、でもそれが人生なんだとわかる‥というphaさんの心境、同年代の自分は家族がいるけど全く同じだった。家族があろうと...
phaさんの新境地。phaさんの著作で、今まで読んだなかで一番良かった。中年になると、自分の欠点や思考パターンもわかり尽くしていて、孤独で、同じことの繰り返しに倦んで、でもそれが人生なんだとわかる‥というphaさんの心境、同年代の自分は家族がいるけど全く同じだった。家族があろうとなかろうと、中年が直面する個人的課題は同じなんだなと思った。扱っている主題は暗くて切ないけど、読後感はなぜかさわやか。
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●なぜ気になったか phaさんの本は5,6冊読み、その考え方には共感することも多かった。タイトルから察するに人生への向き合い方が変化したのであろう。どう変化したのかを知りたい ●読了感想 語られていることは理解できるが、人の目を気にしなければ中年になろうが続ければいいのでは。結...
●なぜ気になったか phaさんの本は5,6冊読み、その考え方には共感することも多かった。タイトルから察するに人生への向き合い方が変化したのであろう。どう変化したのかを知りたい ●読了感想 語られていることは理解できるが、人の目を気にしなければ中年になろうが続ければいいのでは。結局「自分は他人の目や世間の圧力など気にしない」と言いながら気にしているってことで、それはさすがにダサいと感じた #パーティーが終わって、中年が始まる #pha 24/6/5出版 https://amzn.to/45ddGho
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歳を重ねることによって考え方は変わり得る。変えることと変えないこと。自分がやはり大事にすること、その辺を考えさせられる。また読もう。
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著者と年齢が近いので共感する部分は多々あったが、過去の本には、その中でも新しい発想や考え方が書かれていた。今回は特になかった。ただ、共感してしまった。ファンとしては何か残念な印象が残ってしまった。 文書以外でも本のタイトル、デザイン、帯も。商業的な印象。これは著者というよりも、出...
著者と年齢が近いので共感する部分は多々あったが、過去の本には、その中でも新しい発想や考え方が書かれていた。今回は特になかった。ただ、共感してしまった。ファンとしては何か残念な印象が残ってしまった。 文書以外でも本のタイトル、デザイン、帯も。商業的な印象。これは著者というよりも、出版社の意図だろうが、、、。
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20代30代の頃の自分の可能性を信じていた頃と、40代の諦観というか、自分はこんなもんだなってのがわかってしまって、でもそれを受け入れて生きてく感じがとてもエモい。41歳の自分が漠然と感じていたことが言語化されていて共感できた。
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感想 1人で生きていくには。例え本当は孤独でも。孤独感を覚えないようにする。社会との繋がりは絶ってはいけない。あまりにも弱いものだとしても。
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蟹ブックスで購入。サイン入り、シールも付いてきた。嬉しい。 冒頭、道を歩いていたら若い人から悪気なく「おじさん」と呼ばれた挿話が悲しくも可笑しい。20代、30代の頃は楽しめていたものが40代になって楽しくなくなる感覚は同世代なので同意しかない。自分も、読書しても、映画見ても、音...
蟹ブックスで購入。サイン入り、シールも付いてきた。嬉しい。 冒頭、道を歩いていたら若い人から悪気なく「おじさん」と呼ばれた挿話が悲しくも可笑しい。20代、30代の頃は楽しめていたものが40代になって楽しくなくなる感覚は同世代なので同意しかない。自分も、読書しても、映画見ても、音楽聴いても、旅行に行っても、若い頃なら感じられただろう強い感動はもう得られない。視聴や体験によって人生が劇的に変わるだろうと期待することもない。 phaさんの、お金がなくても何人かで集まって安いファミレスでだべっていれば楽しい、そういう生活スタイルはデフレ社会だったから可能だった。将来的にインフレ化が予想される昨今、もうそういう暮らしを送るのは難しくなりつつある、あるいは時代遅れになりつつある。世の中から経済的な余裕が失われ、それに伴い心の余裕もなくなってきている。自分の生き方が時代に合わなくなってきたと自覚し、そのせいなのか以前より仕事の依頼が減った、とあるのに寂しさを覚えた。 心身の衰退、時代とのズレ、長年連れ添った猫たちの死。phaさんの文章はこれまでどおり明朗で淡々としているのに、そこはかとない悲哀のトーンが終始漂っているようで、それはこれまで読んできた著作にはなかったもので、読んでいて少し切なくなった。もうダメだとかだるいとは昔から言っていたけれど、その言葉、その感覚が以前よりも切実になっているようにも感じられた。 ひとりものとして自分もどうやって人生の後半を生きていこう、と考えてしまう。 一人で生きるには人生は長すぎるのだろうか。
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