城崎にて 四篇 の商品レビュー
おもしろかった…!!森見登美彦先生は勿論、他三人の方は初めて読んだのだけれど、関西人らしいテンポの早い文章で、ユーモアたっぷりでおもわずくすりとなってしまった。綺麗な世界を描いているわけじゃないのに、文章になんだか品があって好きだなと思う。城崎に行きたくなるような一冊でした。
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森見さん目当てで図書館で借りてみた。 荒唐無稽な話でそれなりに面白く、城崎温泉を堪能できた気がするけど、それ以上でもそれ以下でもないかな。 ちょっと期待が大きかったから残念だったかも。
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面白くてあっという間に読み切ってしまいました。 これを読んだら城崎温泉に行きたくなる本です。カニもたらふく食べたくなります。 ISDNコードのない本なので、どういう出版形態なのかと不思議に思っていたのですが、“ZINE”というのだそうですね。同人誌というのか、こういう大手出版社...
面白くてあっという間に読み切ってしまいました。 これを読んだら城崎温泉に行きたくなる本です。カニもたらふく食べたくなります。 ISDNコードのない本なので、どういう出版形態なのかと不思議に思っていたのですが、“ZINE”というのだそうですね。同人誌というのか、こういう大手出版社に手を通さない本という形態がこれまた面白かったです。
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奈良在住の作家四人(森見さん以外は若手)が「城崎にて」という題名で書いた短編集。注文の多い料理店のパロディ、学生サークルの次期代表を決める話、チープ過ぎる動物園もどきでパンダのアルバイト話、コックリさんで登場した志賀直哉の亡霊の話などなど。
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森見さん目当てで手に取った作品。城崎を舞台にほっこりと優しくほっこりと笑える作品群。タヌキやキツネに化かされたようなファンタジー物もあっていろいろと楽しかった。森見さんの作品はもちろん満足だったけれど、草香さんの作品が特にも温かい終わりで好き。どの作品も面白く楽しかった。
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奈良県ゆかりの作家さん四名が城崎温泉に訪れたときの思い出に編まれた短編集。 それぞれ個性的で楽しめた。 装幀?頑丈に出来ているし、いい紙使われてるわ。
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奈良県の4人の作家による短編集 注文の多い料理店のパロディ、ゆで卵のミステリー、パンダの着ぐるみ、志賀直哉のコックリさん。それぞれが城崎を舞台にはちゃけている。
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おじさんも入っているけど、「まぁ、若手奈良組」のコミカルもの 先日読んだ万城目さんは「や~っパリ、合わない」読後だった。 もう、だめか‥と思って本棚で見つけた「文豪ものテイストの」の一冊。 やっぱ、苦手のモリミ―が入っている。。。。。 でもくせを味わうのも一計かと読んだら、あ~...
おじさんも入っているけど、「まぁ、若手奈良組」のコミカルもの 先日読んだ万城目さんは「や~っパリ、合わない」読後だった。 もう、だめか‥と思って本棚で見つけた「文豪ものテイストの」の一冊。 やっぱ、苦手のモリミ―が入っている。。。。。 でもくせを味わうのも一計かと読んだら、あ~ら、面白いやん♪ ここまで砕けていると、寝転んでげらげらの時間が熱い時に一番。 奈良=城崎と化しての人生ドラマ的結末もあり、ちゃんと着地も。 合わないはずの、モリミ―が一番面白かった。有馬乙彦、不惑四十郎、青丹丸さとしはいいとしてもニセ志賀直哉の神林叛骨は笑わせる・・・宮武外骨をおもいだしちゃった(一冊も読んだことないけど) なんたって、こっくりさんにやられて、みな大鍋の中とはね。
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城崎温泉に行った際に読もうと思って積読状態になっていた本書。先日やっと、読書旅行と称して城崎温泉に行ったのでそこで読了。その土地について書かれた本をその土地で読むのは没入度が違うと実感。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
こう書かれた後に森見登美彦さんを筆頭に、奈良県在住のお若い作家4人による城崎温泉を題材にした短編が並んでいます。 実は手に取るまで、作家の城崎温泉旅行記だと思っていましたが、全く違いました。 4人の作品をAmazonでうまく紹介されておられる子天狗さん紹介によればこんな感じです。 「大学生が編集し、大学生協によって出版費用が出される学生誌の編集長の座をかけて、城崎にて3人が競うのですが、主人公には秘めた思いがあって…」円居挽 「吹雪の中、城崎に行く路程で道に迷い、山奥でにっちもさっちもいかなくなったところ、目の前に旅館が表れて…」あをにまる 「大学卒業後、全くうだつがあがらず、無職で気まずい思いをしていた男性が、親族一同から借りた借金を踏み倒した鼻つまみ者の叔父から紹介された仕事をすることになったのだが…」草香去来 「(どことなくこの短編集の作家に似た)3人の作家と編集者が、城崎でカニをたらふく食った後、出来心で子供じみた遊びをしたら…」森見登美彦 もちろん、城崎温泉がテーマですが、隠れテーマとしてはやはり志賀直哉の存在がありました。 どの作品も面白く、とにかく短いのであっという間に読めました。私のようにどこにも行く予定のない夏を過ごされる方に、ぜひ楽しんでいただきたい作品です。
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