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レーエンデの歩き方『レーエンデ国物語』公式ガイドブック の商品レビュー

4.1

22件のお客様レビュー

  1. 5つ

    6

  2. 4つ

    6

  3. 3つ

    5

  4. 2つ

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2025/01/21

恐らく当シリーズの読者以外には何の価値もない。 読者にとってはシリーズ4巻までのストーリーや地誌、風俗、民俗など、いろいろなことが整理できる、読み甲斐のある冊子。 最終巻を読む前に再読したい。

Posted byブクログ

2024/12/26

【きっかけ】 本屋大賞ノミネート作品だった『レーエンデ国物語』シリーズ、ついに4巻まで読み終わったのでついに楽しみだった設定資料集に手を出すことに。 【感想】 『レーエンデ国物語』シリーズの大ファンとしては、パラパラとページをめくっただけでどどーんと大きなキャラクターや表紙のイ...

【きっかけ】 本屋大賞ノミネート作品だった『レーエンデ国物語』シリーズ、ついに4巻まで読み終わったのでついに楽しみだった設定資料集に手を出すことに。 【感想】 『レーエンデ国物語』シリーズの大ファンとしては、パラパラとページをめくっただけでどどーんと大きなキャラクターや表紙のイラストが見えただけでも身体中がぶわっと熱を持つぐらい興奮した。 こういう作品に出合えたことに感謝…。 何よりも目を見張ったのは、多崎さん直々に描かれた地図! 物語を書く人ってこれぐらい密に世界設定を図に具現させるのだなと改めて知った。 逆に、これぐらい見取り図が描けないといけないのかもしれない…。 頭の中だけで物語って書けないのだなあ、と。 インタビューが載っていたのもとてもよかった!!! レーエンデ国のモデルはスイスなんだそう。 永世中立国か…世界史に疎い私は、もっと勉強すべきだなと思ったし、これだけ帝国と宗教がはびこる革命の物語が面白いと感じるのなら、私が今いる世界の歴史自体とても面白いのでは?と思ったりした。 5巻を読む時に手元に置いておきたい一冊だった(図書館で借りた本だけど…) 【心に残ったところ】 ◉“もともと革命の話を書いてみたいと思っていたんです。それこそ、祖父の代にやったことが孫の代で結実するような、長いスパンで革命に至るまでの話を作りたいと思ったのが始まりです。” ◉“全体の流れとしては、エールデが生まれて、すべてが始まるところまでが第一部。第二部では、第一部で「守るべきもの」として描いたレーエンデの森を焼け野原にする。そこから芽が出るのが第三部で、それが育って実を結び始めるのが第四部。そして革命を描く第五部に続くという明確なイメージがありました。” ◉やっぱり革命の話なので、一度は焼け野原にしないといけない。どん底から立ち上がる話にしないといけないので、それは最初から決めていました。 【あらすじ】 “革命の話をしよう”という一文から始まる、大河ファンタジー小説『レーエンデ国物語』。 本書は、この物語の作品世界の細部にわたし掘り下げ、多くのカラービジュアルと共に解説していく公式ガイドブック。

Posted byブクログ

2024/11/09

1〜4巻のおさらいプラス の情報がまとめられていて、読むとこれまでの情景が頭に浮かぶ。 絵なんて無かったはずなのに、こんなに浮かんでくるというのは、それだけ細かく描写されていたからだと思った。 レーエンデのモデルはスイスで、法皇庁はイタリア。シュライヴァはドイツだそう。なるほど...

1〜4巻のおさらいプラス の情報がまとめられていて、読むとこれまでの情景が頭に浮かぶ。 絵なんて無かったはずなのに、こんなに浮かんでくるというのは、それだけ細かく描写されていたからだと思った。 レーエンデのモデルはスイスで、法皇庁はイタリア。シュライヴァはドイツだそう。なるほど。

Posted byブクログ

2024/10/19
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

レーエンデの解説本だったので。 もともと写真やイラストが多いと文字を読む気がなくなるし、 物語の細かい部分を追及するタイプでもないので、 ちょっと目が滑った。 まだ最終巻がでていないというのに 微に入り細にわたり解説されているのは、 ゲームに攻略本がセットで売られる時代だからなのか。 第四章創造で紹介されていた著者手書きの地図や建物の絵や、 インタビューが面白かった。 物語がありきでキャラクターを設定していくとか、 そのキャラクター設定に苦労してぎりぎりで書き替えたとか、 行き詰ったら散歩に出て喫茶店で書いてまた散歩するとか。 どんぐりは、 自分で拾ってこそ楽しいのだと思うのだけれど。

Posted byブクログ

2024/10/03

まさにガイドブック。そして、最終巻への期待がますます高まる。これからこのシリーズに入る方は、このガイドを先読みしないように見ながら読むと話がよく分かるかな。私はよく位置関係が分からなくなるので、こう云うのいいわ

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2024/10/02

これを読んでいると、いやが上にも最終巻への期待が高まりまくる。これまでの物語を上手く追体験できるよう、絶妙に構成されていて、ガイドブックとしての役割も十二分に果たされている。それにしても、一番記憶が新しいはずの第4巻が、一番忘れかけていたのが驚き。とはいえ、そんなに時間をあけずに...

これを読んでいると、いやが上にも最終巻への期待が高まりまくる。これまでの物語を上手く追体験できるよう、絶妙に構成されていて、ガイドブックとしての役割も十二分に果たされている。それにしても、一番記憶が新しいはずの第4巻が、一番忘れかけていたのが驚き。とはいえ、そんなに時間をあけずに通読したから、まあ仕方ないか。となると、1-3に比べ、4が若干インパクトが弱かった、ってことなのかも。あくまで個人の感想ですが。

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2024/09/15

本作表紙では小さくてよく見えなかった、よー清水さんの幻想的な絵がしっかりと見えて大満足。特に3作めの狼の後ろに描かれている景色と、4作めの背景には鳥肌でした。イメージボードも本作に載せてほしいくらい、想像が補完されて良い。キャラビジュアルも美しくて大好きなので、全キャラほしい。本...

本作表紙では小さくてよく見えなかった、よー清水さんの幻想的な絵がしっかりと見えて大満足。特に3作めの狼の後ろに描かれている景色と、4作めの背景には鳥肌でした。イメージボードも本作に載せてほしいくらい、想像が補完されて良い。キャラビジュアルも美しくて大好きなので、全キャラほしい。本作のおまけについてたキャラのカード絵も、B5版サイズで拝見でき僥倖。いつか映像作品の中で『レーエンデに自由を』も聴いてみたい。孳々さんのキャラデザで美しいアニメになってほしい。願望。はやく続きが読みたい…。

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2024/09/09

レーエンデ国物語の4巻までの内容がかかれた公式ガイドブック。ネタバレ嫌いで4巻まで読んでいない人は読んではいけない本。 1巻読んだときに語り方が銀英伝っぽいとか書いたが、作者インタビューで「銀河英雄伝説が好きで~」と書かれていた。ホントに影響受けてたのか。 漫画版の話が進行して...

レーエンデ国物語の4巻までの内容がかかれた公式ガイドブック。ネタバレ嫌いで4巻まで読んでいない人は読んではいけない本。 1巻読んだときに語り方が銀英伝っぽいとか書いたが、作者インタビューで「銀河英雄伝説が好きで~」と書かれていた。ホントに影響受けてたのか。 漫画版の話が進行しているとのことなので、愉しみが増えた。

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2024/08/17

2巻を読んでいる最中に、このガイドブックを読んでしまった。 どうしても気になって、我慢できなかった。 失敗した。 2巻、3巻、4巻に登場する主役たちの運命を先に知ってしまった。 けど、1巻に出てきた主役たちを讃える気持ちは強くなった。ガイドブックはファンブックでもある。 こ...

2巻を読んでいる最中に、このガイドブックを読んでしまった。 どうしても気になって、我慢できなかった。 失敗した。 2巻、3巻、4巻に登場する主役たちの運命を先に知ってしまった。 けど、1巻に出てきた主役たちを讃える気持ちは強くなった。ガイドブックはファンブックでもある。 この本の素晴らしいところは、まず物語の年表があること。レーエンデ国の歴史が、現実世界の歴史さながらに年表上にまとめられている。まさにガイドとなる。 そして地図。この地図を頭に置きながら物語をたどると、物語が立体的に見えてくる。あたかも登場人物たちとともに場所移動していくように感じる。馬で移動する距離感が何とも言えず良い。現代のように、飛行機や新幹線でビュンではないところが、かえって登場人物たちの行動の熱意を感じさせる。距離に対する時間の感覚が違うと言ってしまえばそれまでだが、移動の困難があっても人はやる時はやる、と解釈すれば、登場人物たちの労力は意志の強さの現れだとは言えないだろうか。 令和の時代に著されたレーエンデ国物語には、これまでの私たちの現実世界の歴史や現代の社会が写し絵となっている。だから面白い。どこかの世界史が垣間見えるところや、現代人の目で見た歴史観が物語に投影される。やはり歴史は見る側の主観で切り取られた事実の寄せ集めであることが分かる。 ファンタジーは、更新されなくてはならない。 同時代人として、この物語の成立に立ち会えたことを幸せに思う。 そして、ガイドブックは、物語を読んでから手にすることをオススメする。

Posted byブクログ

2024/08/16

第1部〜第4部までの主要キャラ、用語、地理の解説本。ネタバレが多分に含まれるので、ネタバレ厳禁の人は注意。 各章の人物移動を地図で解説してくれているので、その点は分かり易い。 キャラ相関図も載っているが、各巻内での繋がりを表したものだけなので、巻数を跨いだ相関図が有るともっと面白...

第1部〜第4部までの主要キャラ、用語、地理の解説本。ネタバレが多分に含まれるので、ネタバレ厳禁の人は注意。 各章の人物移動を地図で解説してくれているので、その点は分かり易い。 キャラ相関図も載っているが、各巻内での繋がりを表したものだけなので、巻数を跨いだ相関図が有るともっと面白かったと思う。 最終の第5部が出版されるまでの おさらい的な本なので、最終巻が発売されたら完全版として別のファンブックが出るのだろうか?

Posted byブクログ