レーエンデの歩き方『レーエンデ国物語』公式ガイドブック の商品レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
レーエンデの解説本だったので。 もともと写真やイラストが多いと文字を読む気がなくなるし、 物語の細かい部分を追及するタイプでもないので、 ちょっと目が滑った。 まだ最終巻がでていないというのに 微に入り細にわたり解説されているのは、 ゲームに攻略本がセットで売られる時代だからなのか。 第四章創造で紹介されていた著者手書きの地図や建物の絵や、 インタビューが面白かった。 物語がありきでキャラクターを設定していくとか、 そのキャラクター設定に苦労してぎりぎりで書き替えたとか、 行き詰ったら散歩に出て喫茶店で書いてまた散歩するとか。 どんぐりは、 自分で拾ってこそ楽しいのだと思うのだけれど。
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まさにガイドブック。そして、最終巻への期待がますます高まる。これからこのシリーズに入る方は、このガイドを先読みしないように見ながら読むと話がよく分かるかな。私はよく位置関係が分からなくなるので、こう云うのいいわ
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これを読んでいると、いやが上にも最終巻への期待が高まりまくる。これまでの物語を上手く追体験できるよう、絶妙に構成されていて、ガイドブックとしての役割も十二分に果たされている。それにしても、一番記憶が新しいはずの第4巻が、一番忘れかけていたのが驚き。とはいえ、そんなに時間をあけずに...
これを読んでいると、いやが上にも最終巻への期待が高まりまくる。これまでの物語を上手く追体験できるよう、絶妙に構成されていて、ガイドブックとしての役割も十二分に果たされている。それにしても、一番記憶が新しいはずの第4巻が、一番忘れかけていたのが驚き。とはいえ、そんなに時間をあけずに通読したから、まあ仕方ないか。となると、1-3に比べ、4が若干インパクトが弱かった、ってことなのかも。あくまで個人の感想ですが。
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本作表紙では小さくてよく見えなかった、よー清水さんの幻想的な絵がしっかりと見えて大満足。特に3作めの狼の後ろに描かれている景色と、4作めの背景には鳥肌でした。イメージボードも本作に載せてほしいくらい、想像が補完されて良い。キャラビジュアルも美しくて大好きなので、全キャラほしい。本...
本作表紙では小さくてよく見えなかった、よー清水さんの幻想的な絵がしっかりと見えて大満足。特に3作めの狼の後ろに描かれている景色と、4作めの背景には鳥肌でした。イメージボードも本作に載せてほしいくらい、想像が補完されて良い。キャラビジュアルも美しくて大好きなので、全キャラほしい。本作のおまけについてたキャラのカード絵も、B5版サイズで拝見でき僥倖。いつか映像作品の中で『レーエンデに自由を』も聴いてみたい。孳々さんのキャラデザで美しいアニメになってほしい。願望。はやく続きが読みたい…。
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レーエンデ国物語の4巻までの内容がかかれた公式ガイドブック。ネタバレ嫌いで4巻まで読んでいない人は読んではいけない本。 1巻読んだときに語り方が銀英伝っぽいとか書いたが、作者インタビューで「銀河英雄伝説が好きで~」と書かれていた。ホントに影響受けてたのか。 漫画版の話が進行して...
レーエンデ国物語の4巻までの内容がかかれた公式ガイドブック。ネタバレ嫌いで4巻まで読んでいない人は読んではいけない本。 1巻読んだときに語り方が銀英伝っぽいとか書いたが、作者インタビューで「銀河英雄伝説が好きで~」と書かれていた。ホントに影響受けてたのか。 漫画版の話が進行しているとのことなので、愉しみが増えた。
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2巻を読んでいる最中に、このガイドブックを読んでしまった。 どうしても気になって、我慢できなかった。 失敗した。 2巻、3巻、4巻に登場する主役たちの運命を先に知ってしまった。 けど、1巻に出てきた主役たちを讃える気持ちは強くなった。ガイドブックはファンブックでもある。 こ...
2巻を読んでいる最中に、このガイドブックを読んでしまった。 どうしても気になって、我慢できなかった。 失敗した。 2巻、3巻、4巻に登場する主役たちの運命を先に知ってしまった。 けど、1巻に出てきた主役たちを讃える気持ちは強くなった。ガイドブックはファンブックでもある。 この本の素晴らしいところは、まず物語の年表があること。レーエンデ国の歴史が、現実世界の歴史さながらに年表上にまとめられている。まさにガイドとなる。 そして地図。この地図を頭に置きながら物語をたどると、物語が立体的に見えてくる。あたかも登場人物たちとともに場所移動していくように感じる。馬で移動する距離感が何とも言えず良い。現代のように、飛行機や新幹線でビュンではないところが、かえって登場人物たちの行動の熱意を感じさせる。距離に対する時間の感覚が違うと言ってしまえばそれまでだが、移動の困難があっても人はやる時はやる、と解釈すれば、登場人物たちの労力は意志の強さの現れだとは言えないだろうか。 令和の時代に著されたレーエンデ国物語には、これまでの私たちの現実世界の歴史や現代の社会が写し絵となっている。だから面白い。どこかの世界史が垣間見えるところや、現代人の目で見た歴史観が物語に投影される。やはり歴史は見る側の主観で切り取られた事実の寄せ集めであることが分かる。 ファンタジーは、更新されなくてはならない。 同時代人として、この物語の成立に立ち会えたことを幸せに思う。 そして、ガイドブックは、物語を読んでから手にすることをオススメする。
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第1部〜第4部までの主要キャラ、用語、地理の解説本。ネタバレが多分に含まれるので、ネタバレ厳禁の人は注意。 各章の人物移動を地図で解説してくれているので、その点は分かり易い。 キャラ相関図も載っているが、各巻内での繋がりを表したものだけなので、巻数を跨いだ相関図が有るともっと面白...
第1部〜第4部までの主要キャラ、用語、地理の解説本。ネタバレが多分に含まれるので、ネタバレ厳禁の人は注意。 各章の人物移動を地図で解説してくれているので、その点は分かり易い。 キャラ相関図も載っているが、各巻内での繋がりを表したものだけなので、巻数を跨いだ相関図が有るともっと面白かったと思う。 最終の第5部が出版されるまでの おさらい的な本なので、最終巻が発売されたら完全版として別のファンブックが出るのだろうか?
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方向音痴の私の為にあるようなガイドブック。惜しむらくは、夜明け前(4巻)の最後の城壁門も図になっているとよかった。アルトベリ城やルミニエル座の見取り図はあるのに。 例によって、「第三章人物」の中の、アーロウに対する「女衒」という表現には引っかかったが、(女衒は、遊郭に売るまで...
方向音痴の私の為にあるようなガイドブック。惜しむらくは、夜明け前(4巻)の最後の城壁門も図になっているとよかった。アルトベリ城やルミニエル座の見取り図はあるのに。 例によって、「第三章人物」の中の、アーロウに対する「女衒」という表現には引っかかったが、(女衒は、遊郭に売るまでの仲介業者)、地名も場所も微妙に変化していく物語を理解する上で、非常に助けとなった。 これから、2.3.4巻と読み進める方には、是非お勧めしたい。
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既刊4冊までの内容を整理したムック本。当然の事ながら各巻の結末が含まれているので、「第一部から第四部まで読まれた上で楽しまれることを強くおすすめします」という注意書きがある。親切(笑) このムック本、最大のポイントは地形図が多数載っていること。各巻ごとに、主な事象の移動経路がカラ...
既刊4冊までの内容を整理したムック本。当然の事ながら各巻の結末が含まれているので、「第一部から第四部まで読まれた上で楽しまれることを強くおすすめします」という注意書きがある。親切(笑) このムック本、最大のポイントは地形図が多数載っていること。各巻ごとに、主な事象の移動経路がカラーで描かれている。さらに、各巻の出来事が年表化されていること。人物名一覧もある。これらを参照しながら読めば、より理解がしやすい。とても良い。 ブクログで各巻のレビューを読むと、 「カタカナ名が多くて苦労した」 「前巻との繋がりがあるのかわからなかった。忘れた」 などの声があった。人物相関図も入っているので、手元に置いて振り返りながら読むのに最適です。 …一つだけ疑問なのはまだ最終巻が出てないのに『公式ガイドブック』となってること。最終巻が出たらまた別のが出るのかな?増補改訂版になる?
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もう少し人物の前後の繋がりを知りたかった。 例えば1章に出てきた人物の血縁が2章にも出てきているはずなのに、誰のひ孫なのか、どうしてそこに住んでいるのか、現在に至るまでの経緯など、脇役キャラのディテールをもう少し掘り下げて欲しかった。3章に出てくる妙にトリスタンと風貌が似ている...
もう少し人物の前後の繋がりを知りたかった。 例えば1章に出てきた人物の血縁が2章にも出てきているはずなのに、誰のひ孫なのか、どうしてそこに住んでいるのか、現在に至るまでの経緯など、脇役キャラのディテールをもう少し掘り下げて欲しかった。3章に出てくる妙にトリスタンと風貌が似ているウル族のシレンや、3章に引き続き4章にも出てくるボネッティ座のペネロペやミラなどもっと脇役キャラの事も掘り下げて欲しかったな~と。 読者の考察に対する解説のような存在の本だと思っていたのですが、小説で描かれている事を分かりやすく整理した本でした。 もしまたガイドブックを製作するのであれば 小説では描かれなかった空白部分にも触れてみてほしい…。
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