1,800円以上の注文で送料無料

レーエンデの歩き方『レーエンデ国物語』公式ガイドブック の商品レビュー

4.1

22件のお客様レビュー

  1. 5つ

    6

  2. 4つ

    6

  3. 3つ

    5

  4. 2つ

    0

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

2024/08/14

 方向音痴の私の為にあるようなガイドブック。惜しむらくは、夜明け前(4巻)の最後の城壁門も図になっているとよかった。アルトベリ城やルミニエル座の見取り図はあるのに。  例によって、「第三章人物」の中の、アーロウに対する「女衒」という表現には引っかかったが、(女衒は、遊郭に売るまで...

 方向音痴の私の為にあるようなガイドブック。惜しむらくは、夜明け前(4巻)の最後の城壁門も図になっているとよかった。アルトベリ城やルミニエル座の見取り図はあるのに。  例によって、「第三章人物」の中の、アーロウに対する「女衒」という表現には引っかかったが、(女衒は、遊郭に売るまでの仲介業者)、地名も場所も微妙に変化していく物語を理解する上で、非常に助けとなった。  これから、2.3.4巻と読み進める方には、是非お勧めしたい。

Posted byブクログ

2024/08/10

既刊4冊までの内容を整理したムック本。当然の事ながら各巻の結末が含まれているので、「第一部から第四部まで読まれた上で楽しまれることを強くおすすめします」という注意書きがある。親切(笑) このムック本、最大のポイントは地形図が多数載っていること。各巻ごとに、主な事象の移動経路がカラ...

既刊4冊までの内容を整理したムック本。当然の事ながら各巻の結末が含まれているので、「第一部から第四部まで読まれた上で楽しまれることを強くおすすめします」という注意書きがある。親切(笑) このムック本、最大のポイントは地形図が多数載っていること。各巻ごとに、主な事象の移動経路がカラーで描かれている。さらに、各巻の出来事が年表化されていること。人物名一覧もある。これらを参照しながら読めば、より理解がしやすい。とても良い。 ブクログで各巻のレビューを読むと、 「カタカナ名が多くて苦労した」 「前巻との繋がりがあるのかわからなかった。忘れた」 などの声があった。人物相関図も入っているので、手元に置いて振り返りながら読むのに最適です。 …一つだけ疑問なのはまだ最終巻が出てないのに『公式ガイドブック』となってること。最終巻が出たらまた別のが出るのかな?増補改訂版になる?

Posted byブクログ

2024/08/23

もう少し人物の前後の繋がりを知りたかった。 例えば1章に出てきた人物の血縁が2章にも出てきているはずなのに、誰のひ孫なのか、どうしてそこに住んでいるのか、現在に至るまでの経緯など、脇役キャラのディテールをもう少し掘り下げて欲しかった。3章に出てくる妙にトリスタンと風貌が似ている...

もう少し人物の前後の繋がりを知りたかった。 例えば1章に出てきた人物の血縁が2章にも出てきているはずなのに、誰のひ孫なのか、どうしてそこに住んでいるのか、現在に至るまでの経緯など、脇役キャラのディテールをもう少し掘り下げて欲しかった。3章に出てくる妙にトリスタンと風貌が似ているウル族のシレンや、3章に引き続き4章にも出てくるボネッティ座のペネロペやミラなどもっと脇役キャラの事も掘り下げて欲しかったな~と。 読者の考察に対する解説のような存在の本だと思っていたのですが、小説で描かれている事を分かりやすく整理した本でした。 もしまたガイドブックを製作するのであれば 小説では描かれなかった空白部分にも触れてみてほしい…。

Posted byブクログ

2024/07/27

5巻が楽しみすぎる。多崎礼さんがお話を書く前に書いた手書きのマップ、細かい設定などほんとにレーエンデのガイドブック。インタビューパートが1番良かったし、最後の1問に鳥肌がたち、5巻への期待がより高まった‼️

Posted byブクログ

2024/06/27

発売を待って読むので、地名や人名がわからなくなりがち。さらに巻頭の人物説明も少ないので誰が誰かわからなくて困っちゃう。 そんな私にぴったりな本でした。 「夜明け前」と共に読ませていただきましたが、相関図はありがたかったです

Posted byブクログ

2024/06/08

本編を読んでいても圧巻の世界観が、この1冊に全て詰まっています。 ファンタジーに触れた子供の頃の記憶を持つ全大人に本編と合わせて必ず読んで欲しい1冊。 五部作目がより楽しみになりました。

Posted byブクログ

2024/06/08

本当は最終巻発売後に全てを網羅して出して欲しかったなと思いますが、売れるのは今なんだろうなとも。 実際私も買ってしまったし。 年表、相関図、地図に始まり、各キャラのお姿等ファンなら必見。 ネタバレ前提の本なので既読勢向け。未読勢は触れてはならぬ。

Posted byブクログ

2024/06/06
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

俯瞰して見てみると、物語のあらましがみえてくる。 客観的に世界観に触れられており、 人物像や物語のコアを、別の視点から理解できると思います。 個人的には第1部(とくにユリアの心情)の婉曲的な表現の意味を 私自身で考察するだけに留まっていたのですが、 本書によって、「ああなるほど!」と確信できた点は良かったです^^ そして、1番楽しかったのは、インタビュー記事です。 テッサの革命の末路、ルクレツィアに託した天命等、本編の裏話はもちろん、 個々の物語にはテーマがあり、そのテーマがしっかりと後述の物語へ繋がる起点となっていることが、話からうかがえます。 革命が起こるまでには困難があり、しかしそこにはちゃんと意味があって時間をかけてようやく成就する。 これらがあったからこそ、第5部へと紡がれていく、という歴史の流れに改めて鳥肌が立ちます。 関係スタッフの方々の、長い構成イメージ、様々なインスピレーションなどが事細かに絡まり、 一つの壮大な物語が作られてきたことを考えると、もう次で最後なのか・・・ という寂しさとともに、やっぱり革命の終着点を見届けずにはいられない! という思いが一層強くなります。 第五部、ますます楽しみですね!

Posted byブクログ

2024/06/05

 レーエンデ国物語のガイドブックであり、辞書でもある内容。  1〜4巻を読んだ方向けのおさらいでもあり、より物語の深みに誘われるであろう本です。  100ページあまりですが、年表、登場人物紹介、用語など、びっちりと書かれている説明に、レーエンデの美しい景色など、ファンなら必読...

 レーエンデ国物語のガイドブックであり、辞書でもある内容。  1〜4巻を読んだ方向けのおさらいでもあり、より物語の深みに誘われるであろう本です。  100ページあまりですが、年表、登場人物紹介、用語など、びっちりと書かれている説明に、レーエンデの美しい景色など、ファンなら必読と言っても良いかもしれない本です。  残念なのは、人物相関図が読みづらい(笑)  各巻の主軸の登場人物には絵をいれてほしかったかもしれないくらいにぎっしりと詰まっています。  個人的には年表が好きで、ユリアとトリスタンの時代からどれくらい経ったのかとかもわかりやすいし、ここにこだわってるんだろうなぁと思うところも。  また、〇〇族がどういう民族なのかわからなかったり、忘れていたり、そもそも、なんですの?と読み飛ばしていたりもした本編の内容をしっかりと解説されているので、よりレーエンデの世界を知ることができるのではないか?と思います。  あとは、作者の描いた地図や設定。  これだけのものを書くことの大変さを知ることができたのではないかと思います。

Posted byブクログ

2024/06/03

レーエンデ国物語4作目に挟まれていたチラシがきっかけで。 レーエンデ国物語1作目から4作目までを読了済みの読者向けファンブック。 ⚠︎本書でも度々記載されていたが、4作目まで読んでいないと盛大にネタバレしてしまうので注意。 「年代記」「帝国」「人物」「創造」「地誌」 の5章で...

レーエンデ国物語4作目に挟まれていたチラシがきっかけで。 レーエンデ国物語1作目から4作目までを読了済みの読者向けファンブック。 ⚠︎本書でも度々記載されていたが、4作目まで読んでいないと盛大にネタバレしてしまうので注意。 「年代記」「帝国」「人物」「創造」「地誌」 の5章で構成されており、本書を読めばレーエンデへの理解がより深まる内容。 B5サイズと大きく読み応えがあった。 名セリフ&ストーリーを読んで再度胸と目頭が熱くなり、イメージボードを見て再現度の高さに感動し、著者の多崎礼さんのロングインタビューを読んでワクワクした。 5作目が出る頃に再読しようと思う。

Posted byブクログ