六月のぶりぶりぎっちょう の商品レビュー
突拍子が無さそう、でも身近にありそうな設定を考えつく著者に脱帽。三月の局のほうが好き。京都を感じる作品。
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前作に続いて京都で起こる不思議な話、どちらかと言うと表題作より三月の局騒ぎの方が好きだった清少納言のたたずまいを感じてしまった、表題作の方は少し無理話っぽくかったが、これひょっとしてTV局に盗まれたシナリオの意趣返し?しかし京都やその近辺の土地は昔からの不思議が現在も現出して来る気がするから不思議だ。
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何故信長は死ななくてはならなかったのか?本能寺の変の真実は?の現代版。 さすが万城目さん、設定が愉快で面白い。 六月二日本能寺の変の日に、信長がキャストを揃えて振り返る。 さて真実は? もう一話、女子寮を舞台に清少納言の登場か?も面白かった。
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京都にまつわるファンタジー。今作は清少納言と織田信長。日本史上もっとも有名で誰もがその真相を知りたいと思っているであろう「本能寺の変」 いつかタイムトラベルで行ってみたいのは6月2日の京都。お話としては清少納言の方が好きだったけど、どちらも面白かった。
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八月の御所グランドの続編というか、兄弟編的な物語。 2話収録されていて、六月のぶりぶりぎっちょうは本能寺の変で何故光秀は信長に反旗を翻したのか、大きなミステリーを題材にした大活劇。展開についていくのがちょっと大変でした。 もう一話の三月の局は、平安時代の内裏の壺、局に模した京...
八月の御所グランドの続編というか、兄弟編的な物語。 2話収録されていて、六月のぶりぶりぎっちょうは本能寺の変で何故光秀は信長に反旗を翻したのか、大きなミステリーを題材にした大活劇。展開についていくのがちょっと大変でした。 もう一話の三月の局は、平安時代の内裏の壺、局に模した京都北白川の女子寮を舞台にして、主人公が自分を見出していくというか、見出してもらったさりげない話。 歴史上の人物の魂を現代人の傍らに出現させたら、こんな事があるかもと思ってしまう不思議な感覚になります。 個人的には、三月の局の方が良かったかな。
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「8月の御所グラウンド」の続編。万城目先生の本はいつも京都に私を連れて行ってくれる。私も巻き込まれたい!京都でゆっくり読みたいな。
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京都の学生、京都を愛する。先生も京都を愛する。 歴史上人物の寂しさ、ぐっとくるなあ。 優しい視点が大好き。 ぶりぶりぶきっちょうと勘違いしていて、勘違い野郎のドタバタかと思った。そういうモノがあったのね。
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「三月の局騒ぎ」、「六月のぶりぶりぎっちょう」、 学生時代の友人たちの学生寮にまつわるエピソードが思い浮かび、懐かしい気持ちになった一篇目、本能寺の変の当日に時空を超えてつながる2篇目、、八月のプレイボールも読まねば!
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タイトルに惹かれて読みました。 ぶりぶりぎっちょうはぶりぶりぎっちょうでした。 「三月の局騒ぎ」のほうが好きです。 気になる気になる。 全然住みたくないけど 京都の話を読むと京都住んでみたくなる。 たぶんしゅららぼんぶりの万城目さんでしたが やっぱり面白いですね。
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職場の人がかしてくれた。 「3月の局騒ぎ」と表題になった「六月のぶりぶりぎっちょう」の二編。 つながりがあるのかとおもったけど、ない・・たぶんww 有名作家さんだけど実際読むのははじめてでした。 「八月の御所騒ぎ」というシリーズもんみたいなの? 「3月の局騒ぎ」は、 北白川女子マンションは京都の女子大生が住む寮のような場所。 1年は複数人で、2年以降は希望で個室になることも。 そこのスペシャルな部屋、大文字のかがり火もばっちりみえるというところに住む先輩は、なんと14回生なんだという噂。 「六月のぶりぶりぎっちょう」は あの本能寺の変の真相って・・・?本当に明智光秀がやったんだろうか? ってことを考えていたら、 不思議な世界に迷い込んでしまった。 って話。 「六月の~~~」は、三木さんだけが現実の人とリンクしていなくて、 なんでなんだろう・・って思ったら、その正体が「なるほど!」っておもう人だったのが一番の「おぉ」だった。
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