ロシア文学の教室 の商品レビュー
・(1)悲劇の主人公は高尚な人物で、喜劇の主人公は雑多な人物 ・(2)悲劇の題材は社会的に大きな意味をもつ出来事で、喜劇の題材は個人の生活 ・(3)悲劇は基本的に歴史・神話に基づき、喜劇は作者の創作に基づく ・奴隷制度のように、おかしいという認識が浸透して語られなくなったという意...
・(1)悲劇の主人公は高尚な人物で、喜劇の主人公は雑多な人物 ・(2)悲劇の題材は社会的に大きな意味をもつ出来事で、喜劇の題材は個人の生活 ・(3)悲劇は基本的に歴史・神話に基づき、喜劇は作者の創作に基づく ・奴隷制度のように、おかしいという認識が浸透して語られなくなったという意味で我々は進歩している一方、国のようにいまでも葬られない不平等な概念も多々ある。
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学生向けの平易なロシア文学の入門書。生徒や先生の会話で多様な視点から作品が紹介される。 学生時代に出会いたかった。
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▼東京外国語大学附属図書館の所蔵状況(TUFS Library OPAC)https://www-lib.tufs.ac.jp/opac/recordID/catalog.bib/BD06938432
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おもしろかったー!!初めは登場人物がラノベのキャラみたいで抵抗を感じたが、ちゃんと感情移入して大学の講義を楽しめた。ロシア文学を読むことは人生を考えることなんだな。 『人は誰でも自分を肯定したいし、自分を人に誇れるように人生観を作るものなんだ』という一文が本当に心に刺さった。そう...
おもしろかったー!!初めは登場人物がラノベのキャラみたいで抵抗を感じたが、ちゃんと感情移入して大学の講義を楽しめた。ロシア文学を読むことは人生を考えることなんだな。 『人は誰でも自分を肯定したいし、自分を人に誇れるように人生観を作るものなんだ』という一文が本当に心に刺さった。そうよね、みんな自分の人生を正解と思いたいんだ。自分が持っているものが素敵なものだと思いたいんだ。だからみんなそれなりに誇らしそうに生きているし、自分の持っているものを素敵だと言ってくれる人生観が同じ人と一緒にいたがるんだな。
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何度も何度も図書館で借り直してやっとこさ読了。言うなれば授業に参加してはまたしばらく教室に足を踏み入れず…でも踏み入れればそこには文学内の世界がありました。連載時には本当に1回1回教室に入っているような感覚で読めて、いざこうして1冊にまとまると、ユーラくんをはじめとする学生模様、...
何度も何度も図書館で借り直してやっとこさ読了。言うなれば授業に参加してはまたしばらく教室に足を踏み入れず…でも踏み入れればそこには文学内の世界がありました。連載時には本当に1回1回教室に入っているような感覚で読めて、いざこうして1冊にまとまると、ユーラくんをはじめとする学生模様、そして先生の講義での意識なども興味深く、まったくロシア文学のことがわからなかったわたしのような者でも、今の世の中あえて何か少しでもこの国の文化たるやに触れてみるには最適本ではないかと。すごくおもしろい。
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青春小説のような書き方で進む文学案内が新鮮で面白かった。登場する学生たちの読書体験や、授業の中で作品の感想を言語化する過程、先生とのやり取りが丁寧に描かれていて、紹介されている文学作品にも親しみが持てた。ドストエフスキー『白夜』を扱った章が特に面白く、『白夜』を読み返したくなった...
青春小説のような書き方で進む文学案内が新鮮で面白かった。登場する学生たちの読書体験や、授業の中で作品の感想を言語化する過程、先生とのやり取りが丁寧に描かれていて、紹介されている文学作品にも親しみが持てた。ドストエフスキー『白夜』を扱った章が特に面白く、『白夜』を読み返したくなった。 例えばドイツ文学や、他の地域の文学についても、こんな案内があったら楽しそう。
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とても面白かった。 構成がユニークで、こんな文学ガイドってあっただろうか。 ガイドっていうのは軽いか… 大学の講義形式になってるが、教授が一方的に講義するわけではなく… 学生たちが小説の中の登場人物になって体験する… どの小説も読んだことがなかった。全部読むというところまでは絶...
とても面白かった。 構成がユニークで、こんな文学ガイドってあっただろうか。 ガイドっていうのは軽いか… 大学の講義形式になってるが、教授が一方的に講義するわけではなく… 学生たちが小説の中の登場人物になって体験する… どの小説も読んだことがなかった。全部読むというところまでは絶対無理だが、せめて「復活」とか「白夜」とか、チェーホフの短編集(何か読んだことがあると思うのだが、挙げられていたものはどれも読んでなかった)とか、せっかくだからこれを機会に読むというところまでいかないといけないのだが。 青空文庫のアプリの中には、もともと読もう思って読めていない「桜の園」と「かもめ」だけが入っている。ロシア文学はなんかハードルが高い。 奈倉有里さんの手にかかっても、積読になりそうで、すぐにポチれない… 知らない作家、知らない作品の存在を知り、それぞれに興味深い内容で、ロシアの時代背景もほんの少しは知ったということで、今日は良しとしよう…
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
授業のたびに物語の登場人物に転生できたら羨ましい? …いや、本作品はロシア文学限定なのでそうでもないかな(笑) 平凡な男子大学生が授業のたびに登場人物に転生し、自身の生活も顧みるというなかなかチャレンジングな作品。 こんな授業があれば面白いしかなり身に付きそう(とは思いつつ『ソフィーの世界』では哲学はまったく身に付かなかった思い出があります。)大学に通ってるときもっと勉強しておけばなぁ、反省しきりです。読書って精神状態にも左右されるし、精神状態を左右してしまうので、授業のためなら割切ってどんどん読めるかもしれない。仕事でどんどんいろんなジャンルの作品を読む人、すごいなって思います。 気になった授業のみ感想を↓ 第1講 大通りの幻 ニコライ・ゴーゴリ『ネフスキイ大通り』 喜劇と悲劇。授業っぽくて良かった。 第6講 布団から出たくない イワン・ゴンチャロフ『オブローモフ』 これは個人的に読んじゃダメな作品かな、ずっと怠惰に過ごしてしまいそう(笑 第8講 土埃に舞う問い ニコライ・ネクラ―ソフ『ロシヤは誰に住みよいか』 詩は読むのが苦手だけどこれは読んでみたいな。 第9講 やり直しのないこの世界 アントン・チェーホフ『初期短編集』 チェーホフ、何冊か持ってるけど積んでるなぁ。人生の辛さに耐えられる心のときじゃないと読めない。 第10講 心の声の多声 マクシム・ゴーリキー『どん底』 ゴーリキー「あなたの作品には、あなた自身が語っている言葉が多すぎる。」(P291)とトルストイから指摘を受けている。手厳しいけどゴーリキーの書く女性はそんなに女性がステレオタイプなのかとちょっと興味が沸いた。 第12講 よみがえるときまで レフ・トルストイ『復活』 やっぱり最後はトルストイ。トルストイもなかなか読める精神状態のときがないなぁ…。
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な、なんだこの本…面白い……!となった本でした。 ・小説仕立てでロシア文学を読み解いていく作品。 ・ロシア文学作品の概要からメッセージまで登場人物の心情や感想を通して伝えてくれているので、大変読みやすい。 まるで小説を読んでいるかのような文学書評は初めてで、夢中になって読んでし...
な、なんだこの本…面白い……!となった本でした。 ・小説仕立てでロシア文学を読み解いていく作品。 ・ロシア文学作品の概要からメッセージまで登場人物の心情や感想を通して伝えてくれているので、大変読みやすい。 まるで小説を読んでいるかのような文学書評は初めてで、夢中になって読んでしまいました。各国の文学作品でシリーズ化していただきたいくらい…。 後期の枚下先生の講義も気になります!笑
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課題本を読んでから各章を読もうかな、と思って本を探してみると手に入れるのが大変なものもあったりして、小説のように読み進めることにしました。ニーナとユーラのこれからが気になるし、『銀の時代』だって、まだあることだから続編に期待です。トルストイの復活と、チェーホフの短編集、レールモン...
課題本を読んでから各章を読もうかな、と思って本を探してみると手に入れるのが大変なものもあったりして、小説のように読み進めることにしました。ニーナとユーラのこれからが気になるし、『銀の時代』だって、まだあることだから続編に期待です。トルストイの復活と、チェーホフの短編集、レールモントフの悪魔、読んでみたい。ニコライ・ミンスキーのセレナーデという詩は、エルガーが美しい合唱曲として作曲しています。あまり知られていない名曲のようで、好きになりました。 https://youtu.be/8w6ojDCNxcc
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