特殊詐欺と連続強盗 変異する組織と手口 の商品レビュー
最近の特殊詐欺や強盗事件を扱う本かと思いきや、内容は80年代のバブル期から現在まで、犯罪の手口や組織の変化をたどるもの。 地上げや総会屋、ヤミ金、オレオレ詐欺、そして海外から指示が出る現代の特殊詐欺まで、社会情勢とともに“稼ぎ方”がどう変わってきたかが整理されている。 「デフレ...
最近の特殊詐欺や強盗事件を扱う本かと思いきや、内容は80年代のバブル期から現在まで、犯罪の手口や組織の変化をたどるもの。 地上げや総会屋、ヤミ金、オレオレ詐欺、そして海外から指示が出る現代の特殊詐欺まで、社会情勢とともに“稼ぎ方”がどう変わってきたかが整理されている。 「デフレ犯罪」「ファスト犯罪」といったキーワードを軸に、ニュースでは断片的に見える出来事が、長い流れの中で位置づけられる構成。 反社やコンプライアンスの研修で聞く言葉の背景を、時代の変遷とともに把握できる内容だった。
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現在進行形の特殊詐欺の話はそこまで多くない。 過去の日本における経済犯罪の歴史を知るにはいい本だと思う。
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ワルの金稼ぎの本質は「ショートカット」であり、一般の人が取る手続きやルール、法律を一足飛びで、その旨味に到達することを考えている。 株や不動産を取り扱う「インフレ型」の犯罪と、 現金・預金に手をつける「デフレ型」犯罪とに区分けしたのはとても参考になった。 社会における経済関...
ワルの金稼ぎの本質は「ショートカット」であり、一般の人が取る手続きやルール、法律を一足飛びで、その旨味に到達することを考えている。 株や不動産を取り扱う「インフレ型」の犯罪と、 現金・預金に手をつける「デフレ型」犯罪とに区分けしたのはとても参考になった。 社会における経済関係を基盤にして、組織や文明、文化、政治、教育が規定されていくという「唯物史観」をどこか 感じてしまう。犯罪の形も例外ではないのでしょうか。
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通常のニュースや、普段の見聞・行動範囲では目にしたり耳にすることがないような凶悪な事象も、社会のどこかでは必ず日常的に起こっている。日本で1億人、世界で何十億人もいれば、いろいろな地域や組織や人があって、それぞれが自分たちの原理や意志で、活動しており、学校で教える倫理や規範の埒外...
通常のニュースや、普段の見聞・行動範囲では目にしたり耳にすることがないような凶悪な事象も、社会のどこかでは必ず日常的に起こっている。日本で1億人、世界で何十億人もいれば、いろいろな地域や組織や人があって、それぞれが自分たちの原理や意志で、活動しており、学校で教える倫理や規範の埒外で生きている人も多数いることも、理解しておくべきだ。社会は無菌の実験室ではないし、選ばれた高潔な人たちだけのものでもない。著者のようなルポライターの記事について、真実性や当否を判断することは無論できないが、真実の一片は突いているだろうという確信はある。
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バブル期から足元に至るまでの反社会的勢力の「歴史」「流れ」を把握する上で有益な一冊。 但し、近時の指定暴力団やエセ右翼・エセ同和と半グレ集団の繋がり・関係性については、踏み込みが今ひとつだった。
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【ワルとカネはこんなに変わった!】地上げ、総会屋から、ヤミ金、オレオレ詐欺を経て、ネットを駆使し海外から操る「特殊詐欺」に。ワルの稼ぎ口の変遷を徹底取材。
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