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編曲の美学 の商品レビュー

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2025/06/20

ハロプロBEYOOOOONDSの島倉りかの卒業が6月9日日本武道館と決まりました。そのニュースと同時ぐらいにグループとしての活動は別にソロとして「泡沫ライラック」という曲を発表しています。これがメチャいい曲なんです。近頃、鬼リピで聴いています。昭和歌謡に関心を示してきた彼女がこれ...

ハロプロBEYOOOOONDSの島倉りかの卒業が6月9日日本武道館と決まりました。そのニュースと同時ぐらいにグループとしての活動は別にソロとして「泡沫ライラック」という曲を発表しています。これがメチャいい曲なんです。近頃、鬼リピで聴いています。昭和歌謡に関心を示してきた彼女がこれからもこんなプロジェクトやっていくのだとしたら卒業は悲しいけど期待もしちゃいます。で、この曲の作曲家が山川恵理子なんです。最初は今来ているシティ・ポップスにオマージュを捧げる若い作家の作品と思っていましたが70年台から音楽活動してきためちゃくちゃレジェンドの方でした。知らなかったけど。で、この本に辿り着きました。これ、曲に負けないくらい名著です。竹内まりあとか松原みきとかで語られるシティ・ポップス再評価ですが、そもそもその音楽が日本で生まれてきた経緯がわかります。そして編曲家という職業に光があたってくる音楽業界産業史でもあったりします。それは同時にシンセの技術進化史であり、スタッフの人名録でもあります。マニアックな面白み満載ですが、でもフロントには立ちたくない、でも音楽には関わりたい、という女性がどうやって自分のキャリアを作ってきて、しかも今でも現役でいられるのか、という職業本としてもめちゃくちゃ普遍性があります。それにつけてもYouTubeフル稼働読書でした。

Posted byブクログ

2024/07/02

ページを繰る毎にさまざまなメロディを脳内プレイヤーが次々と再生。時折専門用語をググったり、Spotifyで記述の楽曲を実際聴きながら読み進む。とても愉しい読書体験を得ることができた。編曲という仕事について当事者語りはそう多くないということもあり、大変興味深い一冊であった。アークナ...

ページを繰る毎にさまざまなメロディを脳内プレイヤーが次々と再生。時折専門用語をググったり、Spotifyで記述の楽曲を実際聴きながら読み進む。とても愉しい読書体験を得ることができた。編曲という仕事について当事者語りはそう多くないということもあり、大変興味深い一冊であった。アークナイトの経緯ってそうだったの?!ええっ! 山川編曲はマイナー曲調でもどメジャーチューンでも、キラキラきらめきてんこ盛り。掛けられた数多いフックがしっかり耳に残る。それまではシンセサイザーの音色に比重を置いて聴きがちだったのだが、読了後にコーラスワークを重点に耳をすませてみると、更に更に厚みと深みが加わった。 もっとも数多く楽曲を世に放ったのは80年代であるものの、いま、そしてこれから先の更なる活躍に期待せずにはいられない。 先日タワーレコード渋谷店にて行われた「編曲の美学 山川恵津子の仕事」発売記念トーク&サイン会にも鼻息も荒く突入。サインを入れていただいたCDは家宝に。

Posted byブクログ