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早回し全歴史 の商品レビュー

4.3

17件のお客様レビュー

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2025/12/19
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ビッグバンから現在までの138億年、そしてその先を達観する斬新な1冊。学問としてのビッグヒストリーに初めて触れる人(自分)にとってもかなり読みやすく、初めの一歩に最適と思われる。 【魅力】 ・これまで、物事や事象の「可否」や「是非」を判断する際、数十年、数百年、時には数千年単位の歴史を引き合いに出して比較参照しながら考えることがあったが、本書の読後であれば、数万年、数億年、数兆年単位のロングスパンな枠組みで、物事や事象捉え直すことができる。例えば、数百年、数千年単位での「絶対に不可能」は捉えられるとしても、31万5000年(ホモ・サピエンスの出現から現在まで)や6億3500万年(最初の多細胞生物が誕生してから現在の人間に至るまで)という時間が流れたとき、それでもなお「絶対に不可能」と断定することは誰にもできないだろう。本書は、このことを科学的言説に基づいて論じている。つまりは、①宇宙の中で複雑さが増大するのには長い時間がかかったが、一度複雑さが増大し始めると、加速度的にブレイクスルーが起こる期間が短くなっていくこと、②500万年あれば、ヒトとチンパンジーは分たれる程度の進化が可能であり、地球が太陽に飲み込まれるまでにはまだ50億年もある(それよりも前の段階で、生命が生存するのには厳しい状況が突きつけられるが、それすらも克服できる生命体や文化が存在している可能性もまた否定できない)ことなどがその根拠の一部として挙げられよう。 ・現在の環境問題がどの程度問題なのか、何が問題なのか、地球誕生から生命の歴史をなぞることで少し見えてきた。現在における生物種の絶滅スピードは、過去に5度あった「大量絶滅」に匹敵し、6度目の大量絶滅期と言っても過言ではないらしい。ショートスパンで考えると、やはり次の世代にも住み良い地球、社会を繋ぎたいと思う。 【感じたこと】 ・金が希少なのは、地球がドロドロの液状だったころに、比較的重たくて地球の中心部に沈み、現在、地殻からはほとんど取れないから。つまり、"数十億年前にたまたま重くて沈んだ物質"が高価になっているにすぎない。くだらないくだらない。 ・「意識」は、①複雑であること、②生命体であること(あるいは有性生殖であること)の2つがその誕生の条件ではなかろうか。その役割としては、エネルギーの効率的摂取や、できるだけ自分とは異なるDNAを有する他個体との接触などが考えられる。 ・今後ますます複雑さになっていくであろう社会の問題について、ビッグヒストリーのように学際的学問の価値(必要性)は高まるであろう。問題に対して包括的・多面的・多角的に考え、そして超長期的な時間の流れの中でその問題を位置付けていく(複雑さが増すほど難しくなるだろう)ことができなければ、我々やこの星の行き着く先は明るいものにはならないだろう。

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2025/09/05

ビッグヒストリーという、ビッグバンから現在そして未来までを、様々な研究分野を包含して俯瞰した歴史書 複雑、蓄積、集団学習ということをキーにまとめられているが、ここまでマクロ的な視点は珍しくて興味深く勉強になる 部分的に知っていると思っていたことも、時間的にも空間的にも大きな視点...

ビッグヒストリーという、ビッグバンから現在そして未来までを、様々な研究分野を包含して俯瞰した歴史書 複雑、蓄積、集団学習ということをキーにまとめられているが、ここまでマクロ的な視点は珍しくて興味深く勉強になる 部分的に知っていると思っていたことも、時間的にも空間的にも大きな視点で捉えると、ほとんど知らなかったと思わされる

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2025/08/16

138億年前のビックバーンによる宇宙誕生から 宇宙史、地球史、人類史に至るまで、満遍なく触れているが、どの章もとても読み応えのある内容だった。

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2025/02/20

ほう、全歴史とな?と思ってまずイメージしたのが、猿時代の人間…だったハズなのに、宇宙の始まりから書かれていて、第一声は「何言っちゃってんの」だった…。 読んだは読んだけど、宇宙の歴史はてぃんぷんかんぷん…。ま、本の二割くらい人間の話になって、安心したん…だよねぇ。 一応、地球上で...

ほう、全歴史とな?と思ってまずイメージしたのが、猿時代の人間…だったハズなのに、宇宙の始まりから書かれていて、第一声は「何言っちゃってんの」だった…。 読んだは読んだけど、宇宙の歴史はてぃんぷんかんぷん…。ま、本の二割くらい人間の話になって、安心したん…だよねぇ。 一応、地球上では人間が一番社会の複雑さを保っているらしいのぅ。すごいと思うけど、いつか死にかけのデカくなった太陽に地球は飲み込まれちゃうんだから、どうでも良くなっちった。 他にも、人間のような複雑さを保った未確認生物がいるとしたら、死ぬ前に挨拶くらいはしたいと思った…(出来っかな…)。

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2025/01/30

自分が生きる世界からズームアウトして、「宇宙の起源から生命の発現、社会化、テクノロジーの発達、未来の予測まで」をエネルギーフローの複雑さという切り口で網羅している本。 人生観が変わったと共に、様々な分野の興味にも繋がる良い経験だった。(宇宙学、天文学、地質学、考古学、生物学、社...

自分が生きる世界からズームアウトして、「宇宙の起源から生命の発現、社会化、テクノロジーの発達、未来の予測まで」をエネルギーフローの複雑さという切り口で網羅している本。 人生観が変わったと共に、様々な分野の興味にも繋がる良い経験だった。(宇宙学、天文学、地質学、考古学、生物学、社会学、経済学など)

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2025/01/25
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※このレビューにはネタバレを含みます

宇宙の始まりから何億年も先の未来まで一気に駆け抜けるスピード感のある本だった。何十億年もかっ飛ばす序盤はテンポよく展開して読みやすく、内容にもとても興味惹かれた。 村が出来てからは階級が出来たり、常に誰かが嫌な思いをしていて、人間の嫌なところを見せつけられた感じ。 全体を通して知らないことをたくさん知れて面白く読み切れた。

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2025/01/20

宇宙誕生から、地球誕生、生命誕生、人類誕生、現代情勢を網羅した一冊。 歴史や科学が苦手という方にぜひ手に取っていただきたいです。 何もわからなかった私がすごくスイスイ読めたので、分厚いですがどなたでも読めると思います!

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2024/12/14

天文学、考古学、歴史などのジャンルを超越して宇宙の誕生から未来を俯瞰するというスケールの大きな本。 学生のうちに読んでおきたかった。こういう視野でモノを考える経験を学校教育の中でもぜひ行ってほしい。

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2024/11/06

ここまで「全歴史」を「早回し」で読んでみると、人間による「文化の時代」がいかに短いのか、また、現在この世の中で大手を振っている「人間」の矮小さがよく分かる。現在の人新世についてだけでなく、今後の超未来について、10^40年後の「あらゆる物質の熱的死」というというとんでもないタイム...

ここまで「全歴史」を「早回し」で読んでみると、人間による「文化の時代」がいかに短いのか、また、現在この世の中で大手を振っている「人間」の矮小さがよく分かる。現在の人新世についてだけでなく、今後の超未来について、10^40年後の「あらゆる物質の熱的死」というというとんでもないタイムスケールのことまで書かれていて、いやはやすごいことです。

Posted byブクログ

2024/09/29

地球史も、生物史も、人間の歴史も、全ては『熱力学第二法則』で説明できる それは、複雑さが増す方向に進むということで、それを進歩と思っているのは人間だけなのかもしれない そして、あらゆるものが複雑さを増すときには破壊が生じるのだ、、、

Posted byブクログ