自分で選んでいるつもり の商品レビュー
行動科学とはかくも面白いものか ハロー効果や算出効果、人の受け止め方次第で実際はどうあれ導き出される結果が変わる。 それははじまりにも言えて、フレッシュスタート感を出すことも効果があるという。
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この本では行動科学の様々な理論について、ある消費者の日常でよくある場面を引き合いに出して紹介してくれる。何気なく選んだ行動が科学的に説明できるものであり人の行動にはそのような偏りがあることを、過去の実験データが明らかにしている。 これらの理論を応用してマーケティングに利用でき...
この本では行動科学の様々な理論について、ある消費者の日常でよくある場面を引き合いに出して紹介してくれる。何気なく選んだ行動が科学的に説明できるものであり人の行動にはそのような偏りがあることを、過去の実験データが明らかにしている。 これらの理論を応用してマーケティングに利用できるという点で驚きが数多くあった。商品が印象に残りやすい宣伝方法、選ばれやすい料金プランや、名前の分かりやすさや見た目の美しさによる影響などシンプルで分かりやすい心理バイアスも多くあり、仕事に応用できるかもしれない!という希望が持てた。 また消費者としての自分も、この本に載っている理論に沿ったお手本のような行動を選んでいる場面が思い起こされた。自分で選んでいるつもりでも、他者に予測された通りに動いている。行動科学の理論や、人々が取りがちな思考パターンを知っておくだけでも、世の中を見る方法を変えて視点を増やし、生活をより豊かにできると考えた。
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行動経済学の研究、様々な事例とともに紹介。前に読んだサクッとわかる行動経済学の詳しい版、原著版的な。それでもスラスラ読めて、イメージしやすい具体例が多く、マーティングに行かせる事例が多かった。内容としては単調で後半読み疲れたから⭐️4つ
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特に買い物するときに、自分で選んでいるようで選ばされてること、いろいろなバイアスがあることを学びました。 応用方法もあり、想像しやすかったです。
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習慣化するにはキューが大事らしい。 いつ、どこで、誰とやるか。 2段階アプローチ 一回断わられたあとの代案は刺さりやすい。 習慣化しやすいタイミングがある。それは月初、週の初め、など。
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モノが売れなくなった時代の新たなマーケティング戦略とは人間の心理行動科学で実証させることが必須となる、と感じた。この本書にはその具体例が多くある。心理的な表現(例:牛肉の場合赤味x%vs脂肪x%:良い部位を多くした表現)は購買への意欲を、参加への意欲を作り上げるのだ。よく知られた...
モノが売れなくなった時代の新たなマーケティング戦略とは人間の心理行動科学で実証させることが必須となる、と感じた。この本書にはその具体例が多くある。心理的な表現(例:牛肉の場合赤味x%vs脂肪x%:良い部位を多くした表現)は購買への意欲を、参加への意欲を作り上げるのだ。よく知られた例ではものの選択は3つの選択肢に絞り、購買傾向の具体的数値を提示するなどだが、価格も3つの選択に超高額(誰もが選ばない:おとり)も入れるということ。「品切れの場合」は決して「在庫なし」ではなく「完売」として購買者に魅力をアピールすることも必須となる。
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