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組織不正はいつも正しい の商品レビュー

3.1

15件のお客様レビュー

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2024/09/16
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

組織不正を具体例をもとに解説。 正しさとは何かという定義で感想が異なるように思えます。 僕はただただ正当化しているだけのように感じました。 会社だけでなく、様々な組織で 「誰トク?」という施策だったり、法案だったり、 がまかり通ること、常々疑問に感じており、 その解決になるかと思いましたが ちょっと期待外れでした。 民間で勤務経験のない大学教授が解説すると こうなってしまうのかもしれません。

Posted byブクログ

2024/09/15

まあまあ。知り合いに今年出た新書でNo. 1と言われて読んだが、そんなことはなかった。正しいと思って不祥事を起こした事象だけを説明しており、そうでないケースに触れていない。犯罪を犯しているという自覚なく不祥事を起こしている人もいるが、そもそも倫理観が低くてそんなことを考えない人も...

まあまあ。知り合いに今年出た新書でNo. 1と言われて読んだが、そんなことはなかった。正しいと思って不祥事を起こした事象だけを説明しており、そうでないケースに触れていない。犯罪を犯しているという自覚なく不祥事を起こしている人もいるが、そもそも倫理観が低くてそんなことを考えない人もいるので本書は的外れなことに焦点を当てているだけ。社会的雪崩も意味不明。

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2024/08/09

不正が起こるのは誰かが利己的な理由からではなく、担当として正しいと思いながら起こしている問内容。 悪の陳腐さのアイヒマンの事例を知っているとすっと入ってくる。というか「まーそうだよね」程度の内容になっちゃう。

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2024/08/04

『全員が「正しい」ことをすれば、全体としては「正しい」方向へ向かうと考えられがちですが、そうでもないのです」という一説や、カプタインの「倫理のパラドックス」の内容は興味深い。 これという結論はないが、問題提起として自分なりに不正に対する認知や捉え方、考えることが必要だと思う。 ...

『全員が「正しい」ことをすれば、全体としては「正しい」方向へ向かうと考えられがちですが、そうでもないのです」という一説や、カプタインの「倫理のパラドックス」の内容は興味深い。 これという結論はないが、問題提起として自分なりに不正に対する認知や捉え方、考えることが必要だと思う。 たしかに心理的安全性ととても近しいものを感じる。

Posted byブクログ

2024/08/03

タイトル詐欺、かな。著者自身も最初にエクスキューズを書く始末で、何か知見を得られるものではありませんでした。新書だけど、編集者は何か仕事したんだろうか? 組織不正は「正しい」ことはありません。みんな「不正」をしていることを知りつつやっているのは記載された内容でも明らかになっている...

タイトル詐欺、かな。著者自身も最初にエクスキューズを書く始末で、何か知見を得られるものではありませんでした。新書だけど、編集者は何か仕事したんだろうか? 組織不正は「正しい」ことはありません。みんな「不正」をしていることを知りつつやっているのは記載された内容でも明らかになっているので、その時点でタイトルに騙されたとテンションだだ下がり。「不正」なんだけどやむにやまれぬ事情(会社の存続であったり、内部告発が理想とはかけ離れているとい現実など)でやってしまっていることが後で大きな問題になってしまうという、わかり切った内容しか書かれていませんでした。 そして「アバランチ」という言葉(雪崩)を提唱していますが、そういうった「現場の不正」が「組織の不正」という大きな問題となり、最後は「社会の不正」にまで波及するということですが、社会レベルにまで波及した具体的な話はまったくないので何の信頼性もない論説でした。(戦時中の空気感がそれに当たるのかな?)

Posted byブクログ

2024/08/01

配架場所・貸出状況はこちらからご確認ください。 https://www.cku.ac.jp/CARIN/CARINOPACLINK.HTM?AL=10279073

Posted byブクログ

2024/07/17

組織や企業の不正は他人事と感じることが多かったですが、意外と身近なことなんだと思いました。 「危うさ」や「正しさ」の中にも含めていることを学びました。

Posted byブクログ

2024/07/07

タイトルを見て「?」と感じて読んでみた。読むと分かるが不正に加担する人は「正しい」という信念で動いている。組織に溶け込み組織のために働きたいと強く思うがあまり不正は起きるようだ。日本の事例を元に組織不正が起きる要因を探る。組織論を学びたい人にもおすすめ。

Posted byブクログ

2024/07/07

雰囲気で論じているところも あるが、ニュースになった有名事例を分析、分類し 立場の違いから不正が結果的に生まれる様子をトレースしている

Posted byブクログ

2024/07/01

「絶対に正しいと思うことほど、絶対に間違う可能性につながっている」 正しさとは固定的ではないことを強く痛感した。閉じた組織の中での開かれた正しさ、大事な視点だと改めて。

Posted byブクログ