鎮魂 の商品レビュー
初読み作家さん! 面白かった〜!!!犯人はきっとこの人...!って思いながら読んでたけど全然違った(笑)騙されて爽快な気分! 他の作品も読みたいな〜!
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著者3作目。 怒涛の一気読み。 著者が巻末で作品に対して想いを述べていますが、私にとっては極上のノンストップエンタメ小説でした。 ノンストップと言いながらも、登場人物や設定に感情移入しすぎてしまい、想像する結末に勝手に切なくなってしまい最後の30ページを読むのにかなりの勇気と気力...
著者3作目。 怒涛の一気読み。 著者が巻末で作品に対して想いを述べていますが、私にとっては極上のノンストップエンタメ小説でした。 ノンストップと言いながらも、登場人物や設定に感情移入しすぎてしまい、想像する結末に勝手に切なくなってしまい最後の30ページを読むのにかなりの勇気と気力が必要となってしまいました。
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※このレビューにはネタバレを含みます
犯人は早いうちから明かされるのだが、まさかのあの人! 終盤にそれぞれの繋がりがわかり、驚きと興奮のうちに読み終えた。 英介がしたことで陽介の魂を鎮めることはできたのか… 水賀谷を許したことが英介自身の救いとなったのか… 「鎮魂」というタイトルに悲しさとやりきれなさが残った。
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おそらく“関東連合”をモデルにした半グレの世界とその者たちに復讐しようとする一人の青年にまつわるミステリー。 とにかく面白かった。描写がリアルで、おそらくかなり半グレの生態に踏み込んで書かれている。何人かの登場人物が重層的に書かれ、最後に全ての伏線は回収、驚きの連続で結末を迎える...
おそらく“関東連合”をモデルにした半グレの世界とその者たちに復讐しようとする一人の青年にまつわるミステリー。 とにかく面白かった。描写がリアルで、おそらくかなり半グレの生態に踏み込んで書かれている。何人かの登場人物が重層的に書かれ、最後に全ての伏線は回収、驚きの連続で結末を迎える。 染井さんの、本は初めてだったが、何冊か読みたい。
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また一気読みしてしまった。染井さんの作品は毎回引き込まれる。今回はラストに向かうにつれて、「えー!そうだったの!?」ということが山ほどあって面白かった。
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半グレ組織への復讐のお話 著者の作品は好きだけど、半グレのお話っていうのがイマイチ感情移入難しかったな
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一気読みでした。 他作品死命も最後が切なかったけど この作品も切なかった… でも染井さんの作品が好き。 引き込まれます。
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面白かった!半グレこわい。 スピード感のある話で、先が気になって後半一気読み。 フィクションなのに現実にありそうなのがまた怖い…
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染井為人さんは『正体』『正義の申し子』 『黒い糸』に続き4作目 展開が上手く読ませる力が強い作家さんだなぁと毎度思うが、今回もその力が遺憾なく発揮されていた。 『鎮魂』 半グレ集団が標的となり、1人また1人と 連続殺人事件が発生する。 事件の裏に隠された真相とは・・・ ※半グ...
染井為人さんは『正体』『正義の申し子』 『黒い糸』に続き4作目 展開が上手く読ませる力が強い作家さんだなぁと毎度思うが、今回もその力が遺憾なく発揮されていた。 『鎮魂』 半グレ集団が標的となり、1人また1人と 連続殺人事件が発生する。 事件の裏に隠された真相とは・・・ ※半グレ:日本において暴力団に所属せずに犯罪を行う集団 先ず、構成が巧みで見事に騙された。 全く犯人の正体に気付けなかった。 完全に油断していたので、正体を明かされても一時のなりすましなのかとさえ思った。 ↑どれだけ鈍感なんだ笑 そして気付いたら気付いたで、再読したくなる。 警察の内通者や、元彼女の正体は、分かりやすい伏線で何となく気付けたりする。だから余計に得意になって読んじゃうんだろうなぁ。 やっぱり読ませる力がある作家さんだ。 内容は重めでハードな描写も多いのに、作品として面白い。このバランスが秀悦だと思う。 半グレの非道で暴力的な幾多の事件にはリアリティがあり、恐怖と同時に激しい憤りを感じた。 だが彼らも歳を重ね、大人になり家族を持つ。守るべきものが出来ると変わる部分もあるだろう。だからといって過去の罪が無くなるわけではない。彼らによって人生が180度変わり、立ち直れない人も数え切れないほど居るのだから。 加害者だけでなくその家族、 被害者および被害者家族、 警察、世間の人々・・・ あらゆる立場に思いを馳せ、やるせない気持ちになる。読後に、喪失感と虚脱感に打ちひしがれるような社会派小説だった。 現実社会でも、類似するような事件が日々起きているのだろう。我が身と大切な人達が無事でいられるよう祈らずにはいられない。 染井さんも身の安全を案じられてまで書かれたという本作。その勇気と気概に触れ、また他の作品も読んでみたいと思わせてくれる作品だった。
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個人的にハズレなしの染井為人「鎮魂」の文庫化。テーマは半グレ“凶徒連合”。ヤクザとは違いヤクザをも恐れさせる半グレ集団は非道の限りを尽くしながら、フロント会社を経営していたりもする。警察の内部から彼らが準暴力団指定の対象になるとの内通があり、解散の体をとるために編集者天野の話ののっかり解散をうたう本の出版を試みる。そんな中、凶徒連合のメンバーが次々に殺害される連続殺人が起こり…。 テーマのキャッチーさで相変わらず惹きつけられたが、途中他と比べて若干の中弛み感ありました。理由はこれまでなかった“叙述トリック”が含まれていたからだと思う。もっと天野という男の描写があったり、凶徒連合のリーダーである石神のえげつなさとかが描写されていると、“読むのが止まらない”ものになったと思う。 ただ、ラストの話の回収の鮮やかさはさすが!何も矛盾を感じない、2枚目な終わり方でした!
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