「モノ言う株主」の株式市場原論 の商品レビュー
資本主義の基礎や本質を学ぶのが重要と言う事は大賛成だが、どうやってそれを学ぶのかについては結局自分で見つけなさいと言うことでしょうか
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2024年53冊目。満足度★★★☆☆ あの「村上ファンド」の村上世彰氏と中高の同級生で、同ファンドの創設から最後まで在籍したのが著者 村上ファンドをやめて、ストラテジックキャピタルという「アクティビスト」ファンドを運営している 本書は、世の中に誤解されがちな、アクティビスト...
2024年53冊目。満足度★★★☆☆ あの「村上ファンド」の村上世彰氏と中高の同級生で、同ファンドの創設から最後まで在籍したのが著者 村上ファンドをやめて、ストラテジックキャピタルという「アクティビスト」ファンドを運営している 本書は、世の中に誤解されがちな、アクティビストの実態について、新書というフォーマットで一般読者にわかりやすく解説したもの 内容は極めて真っ当であるが、私はもう少しマニアックな内容を期待していたので星3つ
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「社長をおやめになっては」とモノ言う国内アクティビスト代表格が、市場と経営の本質を喝破。あえて改善点が多い会社に投資する理由
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- ネタバレ
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この本のここが参考になった 「株価が割安に据え置かれているから、買収の対象になり得る。また経営陣はそれを自覚しているから、なんらかの買収防衛策に頼らざるを得ないわけです。それはむしろ「うちの会社は割安ですよ」「我々は会社の価値を高める自信がありません」と宣伝しているようなもの」
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2024/06/29 「株式市場原論」丸木強アクティビスト 東大法 野村證券 村上ファンドを経て、ユニークな経歴・本質的 日本の長期低迷は「株価低迷」に表れている(p4) 「企業価値の向上」こそが本質的命題! 現代日本企業の経営論として必読の書 1. 経営=資本効率を高めつつ長期...
2024/06/29 「株式市場原論」丸木強アクティビスト 東大法 野村證券 村上ファンドを経て、ユニークな経歴・本質的 日本の長期低迷は「株価低迷」に表れている(p4) 「企業価値の向上」こそが本質的命題! 現代日本企業の経営論として必読の書 1. 経営=資本効率を高めつつ長期的成長を実現する それをチェックし、成績不芳な経営・経営者を糾すのが資本市場 「PBR<1の経営は落第キャンペーン」が成功しつつある その前から、ROE10% ガバナンスコード 人的資本など 2. PBR<1のインパクト→日本の企業経営は変わる⇒株価上昇へ ① 経営・経営者の評価 ② 資本効率向上への意識と行動、実績評価 ③ 株主が最優先 自己資本=過剰な内部留保を還元 ④ M&Aにポジティブイメージ 防衛策の否定 ⑤ 政策投資の否定 資産の効率低下 ガバナンスの希薄化 ⑥ 役員人事の透明化・実績スキルベース 天下りの否定 3. 経営者は企業価値を高めることが責務 それができないorもっとできる経営者へ譲らなければならない ex セブンイレブン そごう・西武の売却 「M&A」が企業を流動化し、価値を高める方向へ進む それにより従業員の将来はよりハッピーとなる 社会も 4.経営者の経営スキル ROIC>WACC 投下資本利益率Return on Invested Capital 株主資本コスト=加重平均資本コストWeighted Average Cost of Capital 5.経営者にたかる「寄生虫」多くの専門家・管理業務過剰 日本は「管理過剰」特に官僚の関与が異常「業法」 市場経済の根本である「価格」は公定価格か届け出価格の多さ それに加えて「専門家の士族」弁護士・公認会計士 社外取締役として多くは寄生虫 議事録で貢献しているのか? 彼らはかっての「与党総会屋」と同じ
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どういう視点でアクティビストが活動し、それを媒体としてどんな効果が得られるかが整理された本。どういう経営を具体的にすべきかも知れると思ったが、その点はあまり記載はなかった。
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いわゆるアクティビストの考え方はわかりました。結局、ありきたりですが、企業側の理論とのバランスが大切だと思います
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