ここは今から倫理です。(Volume9) の商品レビュー

雨瀬シオリ(著者)

2024/09/02

【あらすじ】
生まれた家庭──。それぞれの事情──。自身の境遇と生き方に悩む生徒たちの声に耳を傾ける高柳は──。
将来と成長の教師物語第9巻!!

・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆

感想は最終巻にまとめて記載予定です。

2024/07/12

また新しい学年になったんだっけか。同時並行的に、色んな生徒が描かれるのは、マンネリ化しなくてアリなんだけど、コミックで追いかけていると、どうしても間が空いてしまうから、それぞれの物語を忘れてしまう。都度読み返せばよいんだけど、それもなかなか…。

2024/06/16

高校生なんか一番悩む時期よな
進路もだし、今のままでいいのかとか、いや今しかない時期を遊びたい、バイトしたいetc
学校変わってまた個性豊かな生徒たちに囲まれて、ほんとネタ尽きないのすごいなあ
倫理学びたくなる

2024/06/01

この作品めちゃめちゃおもしろい！
倫理観は授業などで聞くと退屈でしんどいけれど
生徒のストーリーに寄り添った的確なタイミングと内容での倫理観の知識は、すんなりと心に入ってくる。
しかも時代を踏襲したテーマもあり、
ひとつのまとまりもコンパクトで
とっても読みやすい。

かなり綿密に考えられて作られている感じがして、何度でも読み返したくなる名作だと思います。

2024/05/29

皆何かしら悩みを抱えて生きているのは分かる。
それを倫理と結び付けて考えるのは、自分には難しい。

生きている限り、人間には無限の可能性があると信じたい。

2024/05/28

高校の時に高柳先生と出逢った私。
1～7巻までは、高柳先生と生徒の2人の様子を読者が見守っている感覚だった。

だけど、ここ最近の8巻、9巻は作風が大きく変わったような気がする。
問題を抱えた生徒が高柳先生から何を感じ取ったのかさえ明確に描かれていないものが殆どだった。
最初はモヤモヤしたし、今もモヤモヤは消えないけど、現実では人の様子も出来事さえも全てクリアに見えることはないわけで。
だからある意味、最も現実に近い話だったのかなとも思う。

そして、読者である私も、高柳先生に色々なものを学んだ1人の生徒だ。
物語のラストは全て自分に委ねられているんだって自信を持ちたい。

2024/05/18

今回は1話完結であるにも関わらず、とても濃い内容であった。自分もこの中の人と同じような悩みがある助けとなった。哲学の日常の中での使い方がこれだ。

2024/05/17

離婚の話が好き。親が離婚することは特別なことでも可哀想なことでもなく、他人に口を出されると嫌なのがめちゃくちゃ分かる。色々と言われてささくれていたところを、先生との対話を通じて、他人の言動への納得(と、それが自分と違うことへの飲み込み)をし、自分の気持と改めて向き合っていくところが好き。「人の話だとカワイソウだと思う」のところの先生の笑い方が好き。