青い煮凝り の商品レビュー
2回読んで初めて意味がわかる本 最初は 読んでいて 「どういうこと??でも不吉な予感がする」 読み終わった後も 「え?よくわからない。なんかただ怖くて不快だった」 と感じるのですが そこで終わったらもったいない! ただ怖いのではなく、そのよくわからない怖さの意味を知ること...
2回読んで初めて意味がわかる本 最初は 読んでいて 「どういうこと??でも不吉な予感がする」 読み終わった後も 「え?よくわからない。なんかただ怖くて不快だった」 と感じるのですが そこで終わったらもったいない! ただ怖いのではなく、そのよくわからない怖さの意味を知ることでさらに怖くなるというのがミステリーが解決したかのようなスッキリ感もあるのです! 二、三回読むと、登場人物の名前に込められた意味や、行動の意味がわかり、さらなる残酷さ、怖さ、おもしろさ、底知れぬ深さを感じることができます 恐ろしくもありますが、作品にユーモアがあるのがいいです 単に絵の美しさに惹かれて読むのもありでしょう! エドワードゴーリーファンには期待を裏切らない作品といえます!
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ゴーリー本人が述べている通り、「わたしにしか分からない冗談がぎっしり詰まっている」本であり、よくわからないまま見た通りの絵と文を堪能することしかできない。
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図書館でこの青に魅せられて本を選ぶ。 そして、うん?なんか見たことある? ミック・ジャクソン?挿絵のデイヴィッド・ロバーツ? 調べると、どうもこちらが本家みたいで、絵本作家なのですね。いずれにしても、こんな不穏な物語は、絵本として受け入れやすく、違う世界に入り込める好きなジャン...
図書館でこの青に魅せられて本を選ぶ。 そして、うん?なんか見たことある? ミック・ジャクソン?挿絵のデイヴィッド・ロバーツ? 調べると、どうもこちらが本家みたいで、絵本作家なのですね。いずれにしても、こんな不穏な物語は、絵本として受け入れやすく、違う世界に入り込める好きなジャンル。 これから、いろいろな作品を見つけるのが楽しみ。 さて、この本、翻訳の柴田さんの解説付きだけどやっぱりわからない(笑)
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1.おすすめする人 →大人が読んでも楽しめる絵本が読みたい 2.内容 →分かりやすいストーカーのような話。 人生の絶頂を歩む女性と、 その真逆をいく男性の話。 きっと現代のストーカーは、 この話のように ストーカーになっていくんだろうと。
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ゴーリーの独特な世界を堪能する。 文章が簡潔なだけに想像が膨らんでくる。 誰かを排除することで地位と名声をあびていくのだが、結局は一時の高揚感だけで全てを無くしてしまう。 オルテンツィアのために殺人を繰り返すジャスパーだが、結局彼女から見向きもされなくなったジャスパーの復讐...
ゴーリーの独特な世界を堪能する。 文章が簡潔なだけに想像が膨らんでくる。 誰かを排除することで地位と名声をあびていくのだが、結局は一時の高揚感だけで全てを無くしてしまう。 オルテンツィアのために殺人を繰り返すジャスパーだが、結局彼女から見向きもされなくなったジャスパーの復讐なのか心中という結末。 そこにあったのは愛なのか…。
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物語はオペラ歌手とそのファンの行く末が交互に描かれており、交わる先は悲劇。 タイトルからしてなんとも奇妙。 解説に夫婦という見方もできると書かれていてなるほどと思った。
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オペラと悲劇。新作はダークゴーリーだった。歌姫の狂信的なファンであるジャスパー。片方は登り詰め、片方は破滅していく。意味不明なのはもう慣れている。今回の表紙もすごくいい。
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