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新! 店長がバカすぎて の商品レビュー

3.9

46件のお客様レビュー

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2024/08/01

武蔵野書店吉祥寺店に山本猛元店長が戻ってくる! 店長に対して強烈な怒りを感じるとき、私の体内の血は「めらり」と揺れるようになった 「何なんだよ、お前。マジで。うるせぇよ」 怒りの質が3年前とは少し違う…もっと牧歌的に、無責任に私は怒っていたはずだ。 多くの小説の続編が蛇...

武蔵野書店吉祥寺店に山本猛元店長が戻ってくる! 店長に対して強烈な怒りを感じるとき、私の体内の血は「めらり」と揺れるようになった 「何なんだよ、お前。マジで。うるせぇよ」 怒りの質が3年前とは少し違う…もっと牧歌的に、無責任に私は怒っていたはずだ。 多くの小説の続編が蛇足と断じられ、成功した一作目にまで深い傷を負わせてしまうのと同じように、奇跡のような輝きを発したあの日々はあっという間に暗い影に飲み込まれるのだろう… 変わり映えのしない日々を嘆いているはずなのに、時に、人生って何が起こるかわからない…と思う…笑 ¥800 のワンピースで六本木のバーで、専務とお酒を飲んでいた昨夜… 愛の告白と勘違いする谷原京子笑 続編もくすくす笑える一冊!面白かったー そして5章でもどんでん返し?と言うか、そーきたかーという、早見氏あるあるなのか。 そして散りばめられた続きへの布石。楽しみだ! 私、昔から嫌いだったの。何か大きな事件や災害があった時に、心を痛めるのは当然のことだと思う。だけど、自分の無力感を呪っているだけで思考停止に陥る人間が苦手だった。ボンヤリしてたって何も突き進んでいかないじゃん。だったら私は書くよ。p.283 ただ、こういう有事にこそ読者に寄り添っていられる希望の物語を書いたいって私は思ってやってきたから。…怯えそうになったときにがむしゃらに書いていられる小説家でありたい。読者はいるって信じてるし、次の有事に必要とされる小説をいまこそ書いていたいって本気で思ってる。 p. 285

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2024/07/31

三年ぶりに吉祥寺本店に店長として復帰した山本猛は張り切るが、相変わらず人を苛立たせる天才だ。それでも京子は新人作家の才能に打ちのめされ、好きな作家の新作に心躍らせ、時には泣き、笑い、怒り、日々戦っている。スタッフや作家の大西先生や小料理屋を営む親父さんなどの応援を受けながら--。...

三年ぶりに吉祥寺本店に店長として復帰した山本猛は張り切るが、相変わらず人を苛立たせる天才だ。それでも京子は新人作家の才能に打ちのめされ、好きな作家の新作に心躍らせ、時には泣き、笑い、怒り、日々戦っている。スタッフや作家の大西先生や小料理屋を営む親父さんなどの応援を受けながら--。(e-honより)

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2024/07/27

私のほうも店長に慣れたのか、前作よりイライラせず読了。 どこまでがこの世界での本の中なのかリアルなのか、ステイフーリッシュビッグパインの存在もあって、混乱させるのが上手い。 結局、店長ってなんだったの?! このままなのか、すごい人なのか というモヤモヤは前作のまま解消されず…...

私のほうも店長に慣れたのか、前作よりイライラせず読了。 どこまでがこの世界での本の中なのかリアルなのか、ステイフーリッシュビッグパインの存在もあって、混乱させるのが上手い。 結局、店長ってなんだったの?! このままなのか、すごい人なのか というモヤモヤは前作のまま解消されず… きっと、これからも解消されないんだろうな笑。

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2024/07/23
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ヒット作の続編は難しいといいますが、それでも面白かった! 結局のところ、店長は何者なのか? 5章はじめの店長書き下ろしで始まるところは、ステイフーリッシュ・ビッグパインをなぞって、主人公が変わって世界観もひっくり返るかと思いきや、そうではなかった。店長は店長だった。 ま、そこがいいんだけど。

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2024/07/11

前作からの期待どうり!です。ただどんどん読み進むため、逆にもったいない、損した気分です。願うことは、強烈なスタッフは小説の中だけで終わりたい。。当事者になると治りにくいですね。

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2024/07/11

続編も面白かった。前作からの登場人物も再登場し、物語に入り込みやすかった。引き続き登場人物の悩みや葛藤がリアルに描かれており、身近なもので共感しやすい。

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2024/07/10

数ページ読み進めただけで、そうそうこの感じって一気に引き込まれて、京子と同じように店長おかえりって思った数分後には、おいお前っ!って心の中で思ってしまう。 今作も愛すべき主人公と読者までイライラさせる店長とのやり取りに、ニヤニヤしながら一気に読んでしまいました。 やっぱりこの作品...

数ページ読み進めただけで、そうそうこの感じって一気に引き込まれて、京子と同じように店長おかえりって思った数分後には、おいお前っ!って心の中で思ってしまう。 今作も愛すべき主人公と読者までイライラさせる店長とのやり取りに、ニヤニヤしながら一気に読んでしまいました。 やっぱりこの作品好きだな。 5話なんて店長のこと誤解してたかも…とほんの一瞬思っちゃったし、そう思ったのも束の間、途中から雲行きが怪しくなってきて、やっぱり期待を裏切らない展開に何を読ませられてるんだと内心思いつつも、ちゃんとラストまで読むと全て繋がっていくんだから、仕掛けと分かってても面白かったな。 また次回作を楽しみに待ちたいと思います。

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2024/07/10

前作に続き、安定の面白さ。そして本書の魅力は「仕掛けの見事さ」にある。 本書の「中核をなす」と言っても過言ではない、覆面作家による小説。この本の「仕掛けがすごい」と盛り上がる登場人物達。そして読み進めると、本書自体がそれと同じ「仕掛け」を仕込まれていることに気づく。粋だねぇ.....

前作に続き、安定の面白さ。そして本書の魅力は「仕掛けの見事さ」にある。 本書の「中核をなす」と言っても過言ではない、覆面作家による小説。この本の「仕掛けがすごい」と盛り上がる登場人物達。そして読み進めると、本書自体がそれと同じ「仕掛け」を仕込まれていることに気づく。粋だねぇ... 「分かりやすいドタバタコメディ」であるが故にか、若干先の展開が読めるきらいはある。が、「あぁ、やはりこうなったか」と思った先に、作者はさらなる展開を畳み掛けてくる。 どこまでがフィクションで、何を信用して良いのか、タイトルに込められた秘密、ナカグロの有無などなど、本当に細かいところまで目が行き届いていて「仕掛け」に抜かりがない。 謎解きの話ではないが、仕掛けのおかげで「さまざまな出来事が繋がり、謎が解けていく」ようなミステリ要素多めの作品なので、あまり多くのことを語れないのですが(^ ^; 前作を読んだ人は、本作も必読である、とだけ(^ ^

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2024/07/10

このシリーズのパターンなんだなぁと思いつつ、でも自分が期待していたのはこういうある意味のファンタジーではなくもっと卑近で愚直な”お仕事小説”的な要素なのだろうと思う。前作ほど、読後に頑張ろうと思わせてくれる感じの類ではないけれど、まぁ物語としてはそういうことなんだろうなという印象...

このシリーズのパターンなんだなぁと思いつつ、でも自分が期待していたのはこういうある意味のファンタジーではなくもっと卑近で愚直な”お仕事小説”的な要素なのだろうと思う。前作ほど、読後に頑張ろうと思わせてくれる感じの類ではないけれど、まぁ物語としてはそういうことなんだろうなという印象。悪いわけでは全然ない。自分の住む街に本屋さんがあり続けて欲しいな(ただしそこで頻繁に本を買うわけではないのだけれど)と勝手に思ったりはする。

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2024/07/09

配架場所・貸出状況はこちらからご確認ください。 https://www.cku.ac.jp/CARIN/CARINOPACLINK.HTM?AL=01429489

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