新！ 店長がバカすぎて の商品レビュー

早見和真(著者)

2024/09/18

続編だし、前作を読んでいて、何なら好きであることが前提にはなる。結局前作でも店長にイライラしてしまっていたので、今作も引き続き店長に、そして主人公と他何人かのキャラにもイライラしてしまった。私生活に余裕がなくなってるんだろうか……。逆に何人か、良いな、と思えるキャラもいるんだけど、そういうキャラはあまりフィーチャーされない。書店愛があり、ずっと軽いノリで読んでいけるのはとても良い。明らかに続編に続きそうだけど……。

2024/09/16

私の好きな作家早見和真さんの作品。
前作に引き続き、笑える場面も多々あり、登場人物のキャラも立っていて、その面白さに引き込まれあっという間に読み終えた。
もう店長のキャラが最高（笑）絶対一緒に仕事はしたくないけど（笑）
最後までエンタメ系のような感じで読み終えるかと思いきや、意外にと言ったら大変失礼であるが、日々の仕事やそこでの人間関係について考えさせられるセリフが散りばめられており、主人公と年齢が近い私には共感できることが多かった。
この作品を読めば書店に行きたくなるし、書店の見方が変わってくること間違いなし。

2024/09/16

前作を読みたかったのだが、続編と知らずに読んでいた。そのせいか初めはあまり引き込まれなかったが、読み進めるうちに状況がわかり、普通に楽しめた。
書店員としての日常と、本に対する愛情が伝わる。職場にありがちな人間模様も描かれていて面白く読み進めることができたが、前作を読んでいないからか、あるいは、期待値が大きすぎたからか、正直期待したほどではなかった。
続編が出るなら、その点も踏まえて読んでみたいと思う。

2024/09/02

"店長がバカすぎて" を読んでから約4 年後、"新! 店長がバカすぎて" を読んでみました。前作の内容はほとんど忘れていましたが、本作を読み進めるうちに登場人物が懐かしく思い出されました。
前作でひょっとすると店長はバカなふりをしているだけかもしれないと思ったのですが、本作を読んでやっぱりただのバカなのかと...。
本作を読んだ読者みんなが感じたと思いますが第5 話に入った瞬間に、"ああ、これだな" とニヤリとしてしましました。
ここまできたら、3 部作になるかもしれない "さらば! 店長がバカすぎて" が出たら絶対読みます！

2024/08/27

新！店長も面白過ぎた。前作と同様『〇〇がバカすぎて』と名づけられた一話一話の主張具合が実に強烈。笑えて、腹が立って、ときには顎外しそうなくらい驚かせてくれる、忘れてた喜怒哀楽を思い出させてくれる可笑しな物語ばかり。心底、大好きだ。

2024/08/23

再読。続編も面白かったです。作者の本や業界に対する愛を感じます。物語のラストでさらにストーリーが続く事を期待させる描写。待ち遠しいですね。

2024/08/21

前作以上におもしろく読み終えるのがもったいないくらいだった。
京子、がんばれ！負けるな！
と、何度も思うとこがあるし店長のぶっ飛びも衰え知らず。
前作からの登場人物もパワーアップして京子を取り巻く難題もどうでもいいじゃん、て思えることも重大なことのように感じてしまう。

なにはともあれ、これ３作目あるよね。

2024/08/15

前作に引き続き面白かった！

店長と谷原さん、安定のコンビ感が良かった！
1番良かったのは恋愛ドラマか？と思われる場面もあったけど、やっぱりそう来たか～となったのも最高でした！

私も谷原さんの店長姿見たかったなぁ。

2024/08/12

早見和真氏の『新！店長がバカすぎて』は、前作に引き続き、個性豊かな書店スタッフたちが繰り広げる日常を描いた小説です。個性的な元山本店長が再び古本屋「武蔵野書店 吉祥寺本店」に戻ってきて、再びドタバタが始まります。相変わらずの彼の奇想天外なアイデアや行動に、周囲のスタッフたちは振り回されながらも、それぞれの持ち場で奮闘します。
最後までミスリードにやられてしまいました。相変わらず著者のストーリー展開は卓越していますね。

2024/08/10

書店を舞台としたエンターテイメント小説
天才的なバカ店長が帰ってきた
上質なコントを観ているかのように話が展開していき、非常に爽快だった

一部掻い摘んでいるが、箴言と感じたフレーズ
・人生にエピローグはない、いや、エピローグこそ人生
　本として一冊にまとめられるような一時期があったとしても、数十冊あるいは数百冊に及ぶかもしれない凡庸な毎日がその後も粛々と続いていく