日本の10大カルト の商品レビュー
『日本の10大新宗教』の続編とも言うべき書籍。 前著に引き続き、いろいろな宗教教団についてざっくりと知識が得られます。 宗教=カルトではないし、カルト=反社会的活動をしているというわけでもないとのこと。 キリスト教を始めとしたどんな宗教もはじめはカルト的な性格を持っていますし、...
『日本の10大新宗教』の続編とも言うべき書籍。 前著に引き続き、いろいろな宗教教団についてざっくりと知識が得られます。 宗教=カルトではないし、カルト=反社会的活動をしているというわけでもないとのこと。 キリスト教を始めとしたどんな宗教もはじめはカルト的な性格を持っていますし、宗教とは関係ない集団でもカルト的な性格を持つことがあります(ブラック企業とか部活とかね)。 線引きが難しい世の中を生きていくうえで、カルトについて考えることは避けて通れない問題なのかもしれません。 旧統一教会、オウム真理教、エホバの証人、顕正会、浄土真宗親鸞会、幸福の科学、サイエントロジー、ライフスペース、パナウェーブ研究所、法の華三法行が取り上げられています。 後半は正直全然知らない教団も多く、それらよりは前著で触れた教団の最近の様子や、前著で語りきれなかった教団についてもう少し深く触れてほしかったなと思います。
Posted by
タイトル、目次で興味持ち購入。 はじめのカルトとは、という話の中で厳密な定義が難しいと出て少し戸惑うも、説明を読んで確かにと納得するところがあった。 紹介されている10の教団は、初めて聞くようなところもあったが、パナウェーブや法の華などはあったな、と思ってしまった。それぞれに...
タイトル、目次で興味持ち購入。 はじめのカルトとは、という話の中で厳密な定義が難しいと出て少し戸惑うも、説明を読んで確かにと納得するところがあった。 紹介されている10の教団は、初めて聞くようなところもあったが、パナウェーブや法の華などはあったな、と思ってしまった。それぞれについて成り立ちやトラブル、現状等がまとめられており、理解を深める一助となった。
Posted by
旧統一教会 オウム審理教 エホバの承認 顕正会 浄土真宗親鸞会 幸福の科学 サイエントロジー ライフスペース パナウェーブ研究所 法の華三法行 宗教はおしなべてカルトとして始まるが、広まるにつれカルト性が薄れ社会に定着していくもの。ここに取り上げたものは、この先どうなるんだろ?
Posted by
■なぜ宗教に惹かれるのか。その理由を考えるには、二つの事柄に着目する必要がある。一つは、その人間のおかれた状況。もう一つは、出会いである。 人はいつも幸福な状態にあるとは限らない。不運に見舞われることもあり、不幸のどん底に突き落とされることだってある。しかし、それほどの不幸でな...
■なぜ宗教に惹かれるのか。その理由を考えるには、二つの事柄に着目する必要がある。一つは、その人間のおかれた状況。もう一つは、出会いである。 人はいつも幸福な状態にあるとは限らない。不運に見舞われることもあり、不幸のどん底に突き落とされることだってある。しかし、それほどの不幸でなくとも、孤独に襲われることがある。この孤独が、人を宗教へと導く決定的な要素になりやすい。
Posted by
カルト全盛期をリアルタイムで見れていないので新鮮 名前は聞いたことのあるような団体の概要を知れる 神道にはカルトと呼ばれる団体はないのかが気になる
Posted by
日本の新興宗教10団体がコンパクトにまとまった書籍。本屋で平積みになっており注目の一作か。新書らしく平易な書きぶりとなっており入門書としては最適かな。
Posted by
- 1