斬首の森 の商品レビュー
『洗脳』『首斬り』『不可解な森』 ワクワク度が増す不穏ワードだらけな作品。 不気味な森の中を彷徨う中、 迫るような何かの存在。ある団体の謎。 様々な謎にスピード感のある展開で 読む手が止まりませんでした。 そしてサイン本を購入できて嬉しい限りです・・・! ーーーーーーーー...
『洗脳』『首斬り』『不可解な森』 ワクワク度が増す不穏ワードだらけな作品。 不気味な森の中を彷徨う中、 迫るような何かの存在。ある団体の謎。 様々な謎にスピード感のある展開で 読む手が止まりませんでした。 そしてサイン本を購入できて嬉しい限りです・・・! ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー わたしは今すぐ逃げなければならない。 あいつらから、この森から。なのにーー 鬱蒼と暗い森の中に建つ合宿所。ある団体の“レクチャー”を受け洗脳されかけていたわたしは、火事により脱出する。男女五人で町へ逃げだそうとするが、不可解な森の中で迷ってしまう。翌朝、五人のうちのひとりの切断された頭部が発見される。頭部は、奇怪な装飾を施された古木の根元に、供物のように置かれていてーー 戦慄のノンストップ・ホラーミステリ!
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澤村伊智の新作、本格ホラーミステリと本人が仰るだけあって読み口がほぼミステリだし真相までのたどりつき方もほぼミステリ。「斬首の森」というだけあって「首を斬ること」が作中で頻出するんだけれども、なぜ首を斬るのかという理由が(そういうことなの!?)とかなり斬新なのでおもしろかった 禁...
澤村伊智の新作、本格ホラーミステリと本人が仰るだけあって読み口がほぼミステリだし真相までのたどりつき方もほぼミステリ。「斬首の森」というだけあって「首を斬ること」が作中で頻出するんだけれども、なぜ首を斬るのかという理由が(そういうことなの!?)とかなり斬新なのでおもしろかった 禁足地とかカルトとか因習とか、ホラーに良く使われがちな”ネタ”っぽさを撒いておきながら、その内実はそれ自体がホラーというわけではない、宗教をやばいもの扱いしたり因習=田舎と安易に結びつけたりしていない内容でよかった。そのへん雑な扱いをするホラー作家が多からこそ新鮮だしよく考えられているし、だからこそ新鮮でおもしろい。何より一番最後の参考文献でめちゃめちゃに笑った。参考文献に言及するとまんまネタバレになるから黙っておくけど参考文献のところまで読んでほしい
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※このレビューにはネタバレを含みます
図書館の新書コーナーにあって タイトルや表紙が気になり思わず借りた本。 少し前に短編物を読んではいたけど 澤村伊智さんの長編は初読み。 全くもってストーリーがよめず まさかの種明かしの内容に読了後の疲労感が半端なかったです……。 鮎実、なんで女の人の体を手に入れないんだろう? 頑張って、地道に、一生懸命に調べて 独り身で友達もいない。仕事もそんなに凄くない。いてもいなくても、誰も困らない女の人を見つけるのは やっぱり大変だから、かな? 小田さんはSNSで発信してしまってたが故に 鮎実に目を付けられた…ってところかな……。
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鬱蒼とした森の中に佇むぐにゃりと歪んだ建造物。 装丁から不気味さを醸し出している。 カルト企業「T」の内部で行われているのは、「レクチャー」という名の暴力行為。 この会社の異常さに気付いた水野鮎実は突如起きた火災により脱出。 男女五人で逃走を図るが逃げ込んだ森こそが斬首の森。...
鬱蒼とした森の中に佇むぐにゃりと歪んだ建造物。 装丁から不気味さを醸し出している。 カルト企業「T」の内部で行われているのは、「レクチャー」という名の暴力行為。 この会社の異常さに気付いた水野鮎実は突如起きた火災により脱出。 男女五人で逃走を図るが逃げ込んだ森こそが斬首の森。 逃げた先に待ち受ける新たな地獄。 彼らの運命は一体…。 後半は一気にホラーの展開で、蠢く死体などグロ要素満載。 合間に水野の取材シーンがある事で彼女が無事帰還出来た事は確認出来るが、最後まで一筋縄では行かない。 悍ましさに目を背けたくなる澤村ホラー。
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ある宗教?の研修に集められた人たち。 その宗教に研修で洗脳されそうな人が、研修施設の火事を契機に脱出をはかる。 脱出したのは知合でもない初対面の男3人と女2人。 どこかもわからない合計5人が山?森?を逃げるために進んで行くのですが、脱走中に仲間の首が文字通り飛ぶとい...
ある宗教?の研修に集められた人たち。 その宗教に研修で洗脳されそうな人が、研修施設の火事を契機に脱出をはかる。 脱出したのは知合でもない初対面の男3人と女2人。 どこかもわからない合計5人が山?森?を逃げるために進んで行くのですが、脱走中に仲間の首が文字通り飛ぶという事態が発生。 誰が仲間の首を切断したのか、宗教の関連者か?、謎の生物か?はたまた仲間内の誰かなのか。 そして、首を切断する理由は? というお話。 今年の44冊目だということで、ホラーが読みたいということで温めていた本作品。 血湧き肉躍るホラーが読みたいということで、めちゃくちゃクビチョッパそうだなぁ思ったので読んでみました。 かつて『黒い家』が怖かったなと思うくらい、このホラーというジャンルはあまり読んだことのない私ですが、本作品は私にとってはそんなに怖いなとは思いませんでした。 そういう意味では肩透かしだったのか? というとそうではなく、脱走中に起きる仲間達の首が切断されるのですが、誰がなんのために?が常につきまといます。 そして、クビがあるけど胴体は?とか。 仲間の誰かが?それとも森に何かが潜んでいるのか?はたまた、追手なのか? これが答えかもと思いながら読んでも、決め手がなく、読めば読むほどに霧の中に迷い込むような気持ちにさせられる本作品。 真相を知った時は、マジか!?と思うと同時に、こういう設定こそホラーですよねと思える納得の答えでした。 斬首の森、ハイルベカラズ…
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水野ら一行の勝ちの目がなさ過ぎる+参加メンバーが軒並み怪しいせいでハラハラするというより終始タネ明かしを待ちながら読んでる気分だった。デスゲーム的ハラハラ感は弱め。明かされた真実のおどろおどろしさは最高だったので、最後もう少し味わいたかった!
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オドロオドロしいホラー話思わず顔をしかめてしまった!しかし何故か気になって最後まで読んでしまった!科学や生化学が進んだ現代では全く考えられない話しだが思わず話しに引き込まれて最後まで読んでいた。よって星5つ⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️❗️
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ホラーのフレーバーは大好きだけど怖すぎるのは無理……! という方にちょうどよい本。 怪しい合宿、山奥、謎の首斬り、仲間たちの疑心暗鬼とみんな大好きな要素がもりもりで、序盤〜中盤のワクワクがすごい。着地点は妥当。 無難なホラー。期待しすぎると物足りない可能性が高いので、肩の力を抜い...
ホラーのフレーバーは大好きだけど怖すぎるのは無理……! という方にちょうどよい本。 怪しい合宿、山奥、謎の首斬り、仲間たちの疑心暗鬼とみんな大好きな要素がもりもりで、序盤〜中盤のワクワクがすごい。着地点は妥当。 無難なホラー。期待しすぎると物足りない可能性が高いので、肩の力を抜いて読むとよい。
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#斬首の森 澤村伊智さんの作品は怪異の表現と読後の後味の悪さが病みつきになる。 この作品も斬首の森から抜け出すスリルと、この森の正体を知り、待ち受けるラストが衝撃。 皆様、斬首の森にはくれぐれも立ち入らないように、でないと、、、 #澤村伊智 #光文社 #読了
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面白くって一気読み。こういうパニック系大好きだ❤️映像化したら相当グロそうだけど楽しそう。遊星からの物体X的な?
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