あなたに聞いて貰いたい七つの殺人 の商品レビュー

信国遥(著者)

2025/07/27

途中で「何かおかしい」と感じながらも、気づけばまんまとミスリードにハマっていた…！
七つの殺人に込められた意図と語り手の巧妙さに、最後まで翻弄される読書体験。
真相にたどり着いたときのゾクリとする感覚がクセになる一冊。

2025/06/13

☆3.6
なかなかに現代仕立てのミステリー。
読んでいくうちの忍び寄る不穏に、あらもしかしてこれは…と思ってたら第三章の最後で「やっぱりぃーっ！」となる展開。
そこからがより面白かった。
ラストの彼の選択が寂寥感あって良かったですね。

2025/04/30

ラジオで殺人を配信っていう設定と成り行きでなっちゃった探偵の組み合わせがなかなか良い。面白かった！ 新人さんなのね〜 カバーイラストが可愛いんだけれど、誰が描いたのか分かんなかった……

2025/03/04

明らかに最初から「あの人怪しい！」という感じなので、途中からはどうやってその怪しさに気づいてくれるんだろうか、っていう目線で見てた…
真犯人もあっさり犯行を認めすぎ笑
でも、ネタ的には好きな流れ。

他の人のコメント見て、なるほど登場人物は名古屋の地下鉄の路線の名前だったわけですねと（上飯田さんだとあからさまだから飯田さんなのかな？）。

2024/11/14

仕事のない探偵・鶴舞尚は、ジャーナリストのライラの依頼で、殺人の様子をインターネットラジオで実況するラジオマーダー・ヴェノムの正体を突き止めるべく、ラジオディテクティブとして配信をすることになる。

鶴舞の推理に基づいて死体が発見されるのだが、論理というより安直で強引な推理だなと思っていたら案の定。ライラに対する警戒心のなさはすでに探偵失格なわけで、殺人鬼vs.探偵のサスペンスというより、鶴舞の間抜けぶりにハラハラさせられる。

2024/09/29

ぼんやりこうかなあってのはあったから、そうなったけど、まあ好きなタイプの作品だから甘め。

2711冊
今年150冊目

2024/08/31

オッドアイの美女と探偵がネット上で殺人を放送する殺人犯を追い詰める、この設定だけでも首を傾げたのに中身にはもっと首を傾げた。
過去の名作を引き合いに出しているもののピンと来るものはなかったし、登場人物たちの行動にしても根拠と説得力がとことん抜けていて楽しめなかった。

2024/08/29

初めて読んだ作家でした。デビュー作だそうで。
現実離れした設定ではあるが、まぁまぁ面白く読めました。
ポンコツ探偵が突如として冴えた推理で犯人を突き止めた。
ライラさんがまさかそんなことになるなんてビックリでした。
殺人事件が結構グロいので、断念しそうになりながら何とか最後まで読み切ることができました。

2024/08/12

申し訳ないけどギブアップ

トントン拍子で進むストーリーへの違和感は回収されるんだけど、どうも現実離れしすぎてるような。近未来舞台ならごまかせるけど。

2024/08/26

殺人の様子をネットで配信する犯人に対し
また、その殺人犯と同じように探偵が
ネットで推理を配信して追い詰めていくという
殺人犯×（探偵＋ジャーナリスト）×警察の
形が斬新だった。
その派手な外側のつくりと同様に
動機とか人間同士の関係とか心理とか
内側も深く追求できていたら
さらに面白かったのに…
凄惨な死体がいくつもあるのに
全てがまがいもののようで
構成がすごいと思っても
感情自体はあまり揺さぶられなかった。