図書館にまいこんだ こどもの 超大質問 の商品レビュー
レファレンスを受けると、どうしても直ぐに答えが書いてある本を差し出したくなってしまう。でも、どうやったら自力でたどり着けるのか、何が分かればどの本に答えが書いてあるか分かるのかをちゃんと誘導してあげないといけないな……。 ポプラディアの登場頻度に有能さを再認識。
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本当にこんなに親身になって探してくれるんか?!と驚いたわ。 基本、児童館や学校図書館が中心なんだろうけど、一般の公共図書館じゃなかなか話しかけづらい雰囲気ですよ…
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うちにも小学生が2人いるからわかるけれど 子供の質問って、 「えっ?そんなこと考えたことなかった!」 っていう不思議なアプローチしてくるときがある。 育児書などによれば、正しい答え(科学的な、学術的な) を返すもよし、メルヘンに返すもよし どちらにせよ、子供に真摯に向き合って 返...
うちにも小学生が2人いるからわかるけれど 子供の質問って、 「えっ?そんなこと考えたことなかった!」 っていう不思議なアプローチしてくるときがある。 育児書などによれば、正しい答え(科学的な、学術的な) を返すもよし、メルヘンに返すもよし どちらにせよ、子供に真摯に向き合って 返事をせよ!的なことが書いてあったが、 私は理論派な方なので、できるだけわかりうる 事実を正確に伝えようと努力している。 それでも、「は???」「わからん」 な質問も沢山あるのでそれこそ毎回図書館に 通っては、それにこたえてくれそうな 本を探している。 基本は自力で何冊か見繕うが 2回ほどレファレンスサービスを利用した ことがある。小学校低学年の子供に 説明したいから、と頼むと イラストが多い本、説明が詳しい本など 4~5冊見繕ってくださった。 ピックアップするキーワードとして 適切でないかもしれないのに、しっかり答えて くださる司書さんありがとう。 というわけで、この本も全国の司書さんが 子供たちの「こんな本を探してほしい!」 にこたえる話。 参考になったのは、質問の答えそのものずばり じゃない本も拾っていること。 よーく、話を聞いて知りたいことの本質を 理解しようとして下さる司書さんに脱帽です。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
聞かれがちだなーという定番な感じの質問からそう来るか!と全く予測できないところから来る質問まで、さすが子どもの疑問というだけありバラエティ豊か。 司書の答えも本に収録されるだけあって すばらしい回答と対応ばかり。 虚を突かれたのは「このお部屋は何するところですか?」という図書館そのものについての質問。大人は図書館ありきから始まるけれども知らない子にとってはそもそもなんだかよくわからない場所なんですよね。 図書の貸出のための説明に学校に行ったり本を積んだ図書館バスが行ったりすると、子どもたちの目が輝くのを感じます。本を読むということの好き嫌いの以前に、まだそんなに本を読むことをしたことがなかったり、借りて帰るという仕組みを知らなかったりすることもあるのでしょうけど、知らないことをする好奇心に溢れているのを感じます。 (そういう時や時期が、本や図書館に親しんでもらえるチャンスですね) 本書に出てくる「チューリップの本はどこ?」のように聞いていって探していったら全然思ってもみなかった本だったということはままあります。 子供は自分の記憶に強く残っていることから聞いてきたりするので聞かれる方の推理力や想像力が問われたりします。 ので、それで目的の本を見つけて喜んでもらえたら図書館職員冥利だなぁとつくづく思います。 本書の質問は楽しみながら勉強になりました。大人も子供も、疑問を持ったら気軽に図書館の人に質問してもらいたいなぁと思います。 巻末の杉山きく子さんの文が染みました。本当におっしゃるとおり。図書館職員は専門職であり継続的に雇用されなくてはその知識や経験が活かしにくいのだと行政やこの仕組みを仕切るもっとウエの方々にはよくわかってもらいたいものです。
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質問が鋭いのに絶対疑問解決に役立つ本が見つかるのすごくない?本ってどこまでもカバーしてるんだな 司書さん働きすぎよ!と言いたくなる親切具合。子供たちに寄り添うってこういうことか 数日かけて本を探し、些細なことも裏付けをとってから伝える。自分が知ってることを訳知り顔で言う私、反...
質問が鋭いのに絶対疑問解決に役立つ本が見つかるのすごくない?本ってどこまでもカバーしてるんだな 司書さん働きすぎよ!と言いたくなる親切具合。子供たちに寄り添うってこういうことか 数日かけて本を探し、些細なことも裏付けをとってから伝える。自分が知ってることを訳知り顔で言う私、反省
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配架場所・貸出状況はこちらからご確認ください。 https://www.cku.ac.jp/CARIN/CARINOPACLINK.HTM?AL=01429547
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図書館に舞い込んでくる子供ならではの疑問や質問が収録されたシリーズ第2巻です。 十人十色の質問に飽きませんし司書の回答までの奮闘が読んでいて楽しく、同じ司書として共感できました。 特に『このくねくねする字を自分で読んでみたいです。』は変体仮名についての質問なのですが、古文書解読検...
図書館に舞い込んでくる子供ならではの疑問や質問が収録されたシリーズ第2巻です。 十人十色の質問に飽きませんし司書の回答までの奮闘が読んでいて楽しく、同じ司書として共感できました。 特に『このくねくねする字を自分で読んでみたいです。』は変体仮名についての質問なのですが、古文書解読検定なるものがあることを知り個人的にも興味を惹かれました。
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シリーズ2冊目。子どもの難問に対して色んな面から本を探して解答している姿に、元気とやる気がもらえる本。
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